前回と前々回をだいぶ修正したのでよろしければ覗いてください。
誰いない薄暗いラボ。
そこで一人の女性がモニターで映像を見ていた。
その映像はどこから入手したのかIS学園で起きた襲撃事件・・・篠ノ之心月と謎のISの戦いの映像だった。
「おおお!!・・・さっすがしんくん、やるじゃん!さすが私の自慢の弟だようんうん」
彼女、篠ノ之束は自分の弟の成長ぶりに感心をする。
「気に入ってくれたかなぁ私のプレゼント」
そう、何を隠そう、彼女こそがIS学園を襲撃した黒幕だ。
「おっと、休憩はここまでにして、ちゃっちゃと作業を進めますか!
彼女はパネルを操作する。画面にはISの設計図であろう図面とISの整備室の画面が映し出されており、
整備室にはバラバラになっているISパーツが散乱しており、それを備え付けられている複数のアームがプラモデルを作るように丁寧に組み上げる。
「もうすぐ完成だよ・・・まっててね・・・いっくん」
ある程度形になった『白いIS』は誰かを待つように、薄暗い整備室の中で寂しくポツリと置かれていた。
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「いい、あなたははしたないのよ・・・女というのは常に周りにki」ガミガミガミ
「・・・・・・・・・」
IS学園の寮 1025室には不穏な空気が漂っていた。
壁際のベットに足を組んで座り説教する心月。
その前で、部屋着に着替え床で正座をしている楯無。
心月は彼女のあまりにもはしたない行動に堪忍袋のおが切れ、彼女に説教するべく
正座を強いた。
「・・・・あの・・・心月くん」
「なにかしら?痴女」
心月の冷たい視線が、楯無のメンタルを削る。
「うぅ、あの、いつまでこうしていれば」
彼女はかれこれ1時間ほど、正座をしてた。
「あ、な、た、のその変態じみた性格を叩き直すまでよ。まったく、男の前でそんなお粗末な肌を簡単に見せるんじゃないわ・・・私じゃなかったら襲われていたわ。」
「お、お粗末ってなによ!私だってちゃんとお手入れしてるんだがら」
聞き捨てならないセリフに激怒し、正座をやめ心月に自分の腕の肌を見せる。
「あーら、私に比べればお粗末よ、お、そ、ま、つ」
「な、なんですって・・・ちゃんと見なさいちゃんと!!!」
一向に認めない心月に対し、最終手段、楯無は上着のボタンを外しバッと自分の胸を見せる
ブラはしておらず、女性の全てが丸見えだった。
普通の男子だったらガン見したり、思わず目をふさいだりするが、オネエである心月は
まじまじと楯無の胸と体を評価する。
「あら、いい体型してるじゃない・・・それにけっこう胸も大きいし」
心月は確かめるべく、何のためらいも無しに楯無の胸を触る。
「きゃぁ!? なに触ってるのよ!心月くんのスケベ!」
「ふむ・・・いい感触ね・・でもね・・・私の方がかなり整っているし、おっぱいも大きいわ、見なさい!!」
心月はバッと制服を脱ぎ自分のボディを見せる。
「・・・///!!」
「このバランス良く磨き上げられた肉体に・・・この肌、エステの効果だけではないわ・・・しっかりとした食事バランスと運動、さらには適度なケアによりこの究極の肌を維持しているのよ。」
「ぐ・・・ぐぬぬ・・それおっぱいじゃなくて大胸筋だけど・・・」
確かに心月の言うとうりその肉体は、見事にバランス良く鍛えあげられた筋肉にケアもしっかりなされているのか、傷やらできものが一切なく、男とは思えないほとの美白肌、まさに『美』という言葉がふさわしいものだった。
「細かいことはいいのよ、さぁそのお粗末な肌をこのタオルでさっさと隠しなさい」
心月は白いバスタオルを楯無にかぶせる。
「っく、こうなったらあなたの身によって知らしめる必要があるようね・・・はぁあああ!!」
楯無は完全に上着を脱ぎ捨て、心月の露わになった胸に飛びつく。
ドン!
「・・・・あら?」
「どう?直接あなたの肌で・・・私の感触を・・・」
「ふむ・・・」
心月の体に自分の胸を押し付ける
女の子特有の柔い感触が心月の体に感じる。
(うぅ・・・はずかしい)
心月のあたたかい体温で少しドキドキする楯無・・・。
しかしそのドキドキも彼の肌に触れた瞬間、絶望に変わる。
「!?」
「・・・・ふふ」
「ま・・・負けた」
楯無が床に手をつく。
「思い知らせれたのはあなたの方だったようね」
「っく、女子より健康的で、すべすべとした肌・・・それに男らしいガッツリとした体に形の整った筋肉・・・性別の壁を越えたまさに、人間の究極体・・感服したわ。」
「わかればいいのわかれば!」
「ぐすん・・・まさか女の最大の武器が、まさかこのオネエに負けるなんて」
「ふふふ」
心月は勝ち誇った顔をする。
「でも、まぁ・・・いいプロポーションなのは認めるわ」
「・・・え?」
楯無に手を差し出す。
「だからこそ、あなたには、ああいうはしたない行動は避けて欲しいのよ。あなたの身を守るためにね」
心月はただ彼女為を思って説教をしていたのだ。
男というのは時に自分の性欲を満たす為に女性に乱暴を働く時がある。
だからそう簡単に自分の肌を男に見せるのは危険だと、そう言っているのだ。
「・・・・心月くん///」
その心月の心遣いに思わず心を奪われる。
彼の手をとり立ち上がる。
「ま・・まぁ私強いし?たとえ襲われても返り討ちにするし?」
「そう、あとは痴女行為はかなりはしたないからやめてね、見苦しいから」
しかし、彼女のときめきを消し去るように、ドッと突き放す。
「いろいろ台無しよ!!」
心月は部屋着に着替え楯無も服を直し二人はベットに座り向かい合わせになる。
「んで、話が変わるけど、なんで私の部屋にいるのかしら?」
「言ったでしょう、私はあなたを倒すまでずっと観察するって、だから行動を共にしてあなたを分析するのよ。」
「実行に移すとは・・・悩みの種が増えたわ」
心月は頭を抱える。
楯無は心月の頭を撫でて慰めるように言う。
「まぁいいんじゃない、こんな同い年の可愛い女の子が一緒なのよ?もっと喜んでいいんじゃない?」
「ふん、あざとすぎるのよあなた。そんな程度で私はときめかないわ」
心月は彼女の撫でている手を振り払う。
「ぐぅ、さすがオネエね・・・」
「じゃぁ私はシャワー浴びてくるからね」
荷物から着替えとタオルを取り出し浴室に向かう。
「あっちょと、普通レディーファーストじゃないの?」
「なぁにがレディーファーストよ!私には関係ないわ。こっちは色々いろいろあって大変だったから、さっさとスッキリしたいの」
部屋着をその場で脱ぐ、しかしパンツも脱ごうとする心月に
楯無は目を塞ぐ。
「ぬわ!?ここで脱がないで!」
「あら、痴女の割にはこの程度で照れるのね・・・可愛いとこあるじゃない」
「う、うるさいなー!!」
なんやかんやで二人ルームメイトとして今後の生活を共にするのであった。
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「やはり、未登録のコアでした。」
IS学園のどこか、生徒が絶対に立ち入れない部屋に
千冬と山田は無人機搭載されていたコアの分析をしていた。
「やはりか・・・」
「一体・・・誰の仕業でしょうか」
山田の問いに対する答えは持っている。
しかし千冬はそれを隠すように嘘をいう。
「さぁな・・・」
「どうします?これ」
「とりあえず政府には報告するな・・・情報が漏れれば、どこかの組織が無人機の技術とこの未登録コアを狙うかもしれない」
「・・・はい」
(やってくれるな・・・束)
千冬はかつての友人に迷惑をしていた。
IS学園の生徒を守らなければならない立場である彼女は今回の束のテロじみた行為を
許さずにいたのだ。それもあって大切なIS学園の生徒に危険を及ぼした彼女に対しイライラを覚える。
(お前の思い通りにさせないぞ・・・)
一夏、箒、セシリア、鈴、シャルロット、ラウラ、簪の登場は当分先。