前回の話を投稿してから半年…くらい、本当に長い間放置してしまい失礼しました。大学で下っ端だったことらや慣れないレポートやらで時間が取れずこの様な事態となってしまいました。
次回以降につきましては半月から一月くらいの感覚で投稿できれば、と考えています。それでは今回の話を楽しんで頂ければ幸いです
「何か前にもこんな感じの事あったなぁ…って危なっ⁉︎」
そうぼやいたすぐ後に車体が激しく揺すぶられる、相手さんの砲弾がやや近くに着弾したためだ。後ろから迫るのはM41セモベンテ自走砲。そして追われているのは…
「向こうは1両に1つの砲。こっちは2つ、あいこじゃん♪」
「なるほど!」
「なるほどじゃない!」
「車長の言う通りだ!」
我らがM3中戦車である。どうも今の状況をサンダース戦での苦々しい思い出と重ねているようである。
「そっちも難儀しとる様じゃのう」
「うるせぇ!追われるのとは追うのじゃ勝手が違うんだから一緒にするな!」
「2度目じゃからてっきり慣れてると思ってんじゃが…」
「こんなもん慣れてたまるか!」
「ま、それもそうじゃな」
「そっちはどんな感じなんだよ?無線使える余裕はあるみたいだな」
「ああ、こっちか?こっちはの…ん?あやつはさっき倒したはずなんじゃがのぅ…」
「ジジイ…ついにボケたか…」
「じゃかましいっ!まだまだわしは戦えるわい!」
その声の後に軽い発砲音が聞こえる。あれならきっと大丈夫だろう。そんな事を考えつつこちらもどう反撃するか考え始めるのであった…
side IV号
「ええぃソ連かぶれのパスタ野郎っ!」
その直後に短砲身7.5cm砲が火を噴く。そして敵のやや前方に着弾、後は偏差さえ合えばP40にも当たるだろう。一方後の三八はと言えば…
「当たんないねぇ」
「三八、お前弾当てる気あんのか⁉︎あっちのCV潰したのも俺だぞ⁉︎」
「そりゃあ砲手次第だからねぇ」
「まあそうか…やっぱり三突も付けとくべきだったか」
「固定砲塔同士、セモベンテを押さえとく采配で良かったんじゃない?」
「そうだな…あいつなら上手くやってくれるか」
「だけどこうして撃ち合ってはや5分…残弾は大丈夫かなぁ?」
「三八は撃っても当たらんし問題無いだろ?」
「手厳しいねぇ」
普通車に比べれば遥かに大きい戦車とはいえその車内は案外狭い、したがって積める砲弾の数もそこまで多くは無いのである。
「弾が無限に撃てれば良いんだどなぁ…なあ三八?」
「そんなひと昔前のゲームじゃあるまいし…IV号も古いね」
「え、最近のゲームは違うのか?」
「World of Ta○ksもWarTh○nderも確か制限があるはずだよ?」
「世知辛い世の中だなぁ…」
そんな話をしている時だった。
「ん…無線が入った。リーがセモベンテを1両上手く喰ったらしい、長老も4両撃破だ」
「ならそろそろ…仕上げかな?」
「だろうな、囮頼むぜ?」
「一番囮向きの駒だからね〜、まあ任せといて」
そう言うと三八が離れて行く。試合のフィナーレはすぐそこであった…
今回の話、楽しんで頂けたでしょうか?
次回でアンツィオ高校編は終了とし、その次の次くらいからプラウダ高校編にしたいと考えています。
それでは今回はこの辺で、また次回も読んで頂けると幸いです