IV号「おい作者」
あ、これはこれはIV号さん。本日はお日柄も良く…
IV号「なんでこんなに投稿が遅くなった?」
えっと…そのレポートやらなんやら…
IV号「そうか…まあ慈悲は無い。リーさん」
M3「Fire!」
ま、まった75mmは…
投稿が大幅に遅れ本当にすいませんでした…
車体の後方から聞こえる不気味な飛翔音、その数秒後には全身が震え装甲が軋む。リーや長老もこうだったのだろうかと想像してしまう。
サンダース大学附属のフラッグ車の追撃を始めて早数分が立ったが現状は…最悪だった。長老とリーが立て続けに撃破されたのである。二人を撃破したのはM4ファイアフライ、17ポンド砲を備えた強力な戦車だ。そしてその砲門が今狙っているのは…私達の中で最後尾を走っている三突だった。
「三突、まだやられてないな⁉︎」
「履帯も車体もピンピンしてますよ!」
「三八は⁉︎」
「余裕のよっちゃんだよ〜」
三八の心配をしたのは無駄だったかもしれない。
「そういうIV号はどうなのさ?」
「俺は全然大丈夫だ」
戦車達の士気は問題なさそうだ。ただ…
「もうだめなの…?」
「蜂の巣に されてボコボコ さようなら…」
「もうだめだ…終わりだ…」
人間の方の士気は最悪であった。このままでは全滅してしまう…そう思ったら時であった。
「みんな落ち着いて!落ち着いて行動して下さい…敵も走りながら撃ってきますから当たる確率は低いです。フラッグ車を叩くことだけに集中して下さい!今がチャンスなんです!当てさえすれば勝つんです!諦めたら…負けなんです!」
…流石は隊長である、この一言で何とか落ち着きと元気を取り戻せたようだ。車内も次第に明るさを取り戻して来た。どうやら丘の上から射撃を行うようだ、狙われはするがその方が有利に立てると判断したのだろう。マインバッハⅤ型エンジンが唸りを上げ丘を登り始め数分後…
「発射」
その声と共に一発の砲弾が放たれ相手のフラッグ車に命中する寸前、車体が大きく揺さぶられ…
「大洗女子学園の勝利!」
我々は辛くも勝利を得ることができたのだった
side ファイアフライ
「はあ…」
ため息を一つ、試合に負けたからでは無い。無論試合に負けたのは悔しいがかつて所属していた学校が勝ったのだ、嬉しいものである。ではなぜため息なのか、理由は…
「オメーはもうちょっと手加減出来ないのか、てかもう少し俺を敬ったらどうだ。M4シリーズは基本的に俺達M3シリーズが…」
「年上を敬うのは当たり前じゃな。そもそも最近の若い戦車は礼節にかけとるわい!この間来た10式の小僧なんぞ…」
試合で撃破した2両に絡まれているのである。試合終了後に人間同士が交流している間戦車同士も互いに交流するのだが…
「まあまあ長老もリーさんも落ち着いてください…しかし流石ファイアフライさんですね。立て続けに撃破されてしまいました」
「やっと常識人が来てくれたか…まああの頃から自慢の主砲だからな」
「当たらないか冷や汗ものでしたよ…」
「三突お前当たらなかったから少し調子乗ってるだろ!」
「そ、そんなことは⁉︎」
…あの頃のまま、和気あいあいとしたチームであり、学校だ。この学校が…そう言えばあの事を知っているのだろうか。
「なあ三突、1つ聞きたいことが…」
「Hey, firefly!もうそろそろ戻る時間だぞ!」
「Y,yes sir!」
「やはり掛け声もアメリカ式ですか…流石はサンダースですね」
「あ、ああ…また練習試合があったら会おう、じゃあな」
「お疲れ様でした!」
「あ、まだ話は終わってねえぞ!」
「リーさん落ち着いて…」
あの学校が、廃校になるとは…
「…寂しくなるな…」
そう呟くとあの懐かしい煉瓦造りの格納庫を思い出しつつ隊長車の後に続いた…
…えーどうだったでしょうか。今回でサンダース編は終了です。次回は日常回だからそこそこ早く投稿できると思います。それではまた次回