どんなに恐くても、どんなに辛くても。
私は1人じゃないから、絶対に逃げたくない………。
「――今回の任務は、ヴァジュラの討伐だ」
集合させた第一部隊の面々に視線を向け、ツバキは口を開く。
「ヴァジュラかぁ……」
あまり相手したくないなぁ、とコウタは愚痴に似た呟きを漏らす。
確かに、ヴァジュラというアラガミは強い部類に入る、相手にしたくない気持ちはわからないわけではない。
「リンドウ、チーム編成はお前に任せるぞ」
「りょーかい」
「…………」
ヴァジュラの討伐は、あの時以来だ。
あの時――アリサは一歩間違えれば取り返しのつかない事態を起こしかけ、そしてヴァジュラというアラガミに対するトラウマを再発させた。
……彼女の両親を殺したのも、ヴァジュラに似たアラガミだ。
故に、アリサはヴァジュラというアラガミと戦う事ができなくなっている。
(…………でも)
今の彼女は、前とは違う。
アリサが原隊復帰して半月、その間必死に特訓を重ねてきた。
間近で共に戦っていたからこそわかる、アリサは一生懸命努力してきたのだ。
だから――頃合いだと思った。
「何か質問はあるか?」
「……ツバキ教官、お願いがあるのですが、宜しいですか?」
ツバキの言葉に、カズキは右手を上げて進言する。
「どうした?」
「……もし可能ならば、アリサちゃんをこの任務に連れて行きたいんです」
「…………」
「カズキ……」
カズキの言葉にアリサは若干の驚きを見せ、ツバキは何も言わず静かに眉を潜める。
「……何故そうしたいのか、理由を言ってみろ」
「アリサちゃんも大分勘を取り戻しました、そろそろ頃合いだと思ったんです」
「………アリサ、今回の相手はこの間と同じ個体だ。大丈夫か?」
「…………」
ツバキの言葉に、アリサは顔を俯かせ……カズキに視線を向けた。
それに対し、カズキは安心させるように笑顔を返す。
それを見て安心できたのか、アリサはツバキへと振り返った。
「……やります。いえ、やらせてください!!」
「………いいだろう、無理はするなよ」
アリサの決意を読み取ったのか、ツバキは頷きを返し許可を出す。
「ただしカズキ、言い出したのはお前なのだから、今回のメンバーの1人になれよ?」
もちろんです、カズキが頷くとツバキは僅かに口元に笑みを浮かべ「話は以上だ」と告げその場を後にした。
「アリサちゃん、勝手な事しちゃったけど……」
「いいんです。私も……いつまでも逃げるわけにはいきませんから」
……まだ、ヴァジュラの事を思い出すと身体が震えてしまう。
だが大丈夫だ、自分とて修練を積んだのだから。
「よし、じゃあメンバーは俺とサクヤ、カズキとアリサにするぞ」
「わかったわ、リンドウ」
「えー、リンドウさんオレはー?」
「お前とソーマは留守番だ、全員連れて行くわけにはいかないだろ?」
リンドウの言葉に文句を言うコウタ、無論本気で言っているわけではないが。
さあ行くぜ、メンバーにそう告げてリンドウはエレベーターへ向かって歩を進める。
「アリサ、無茶すんなよ。カズキ、ちゃんとフォローしてやれよな!」
背中でコウタのそんな言葉を受けつつ、わかってるよとカズキは返し、アリサ達と共にリンドウの後を追った。
「…………」
車で市街地エリアへと向かう間も、アリサは顔を俯かせ口を結んでいた。
戦場へと近づく度に、彼女の中であの時のトラウマの映像が頭に浮かんでいく。
――目の前で、まるで餌のように食い散らかされた両親。
――怯え動けない自分を嘲笑うかのように見つめてくるヴァジュラに似たアラガミ。
「―――っ」
恐い。
自分は強くなったはずだ、でもやはりこの恐怖心は拭えない。
できる事なら、このまま逃げてしまいたい。
「――大丈夫だよ。アリサちゃん」
そんな彼女の震える手を、優しく握りしめる1人の青年。
「ぁ、カズキ……」
「君は1人で戦うわけじゃない、僕達が居る。だから辛い時は遠慮なんかしないで背中を預けて?
大丈夫、アリサちゃんは強いんだ。ヴァジュラなんかあっという間に倒しちゃうよ」
少しおどけたような、けれど優しく柔らかい口調で、カズキは言った。
……それが、少しだけアリサの中の恐怖心を拭ってくれる。
「――はい。ありがとうございます」
震えも小さくなり、アリサは神機を握り直す。
それに対しカズキは笑みを返し。
それを前の席で見ていたリンドウとサクヤも、笑みを浮かべていた。
――やがて、彼等は市街地エリアへと到着する。
車から降り神機を手に持ち、リンドウはカズキ達へと身体を向け口を開いた。
「命令はいつも通りだ。死ぬな、死にそうになったら逃げろ、そんで隠れろ。
運が良ければ不意を突いてぶっ殺せ、それと……生きる事から逃げるんじゃねえぞ?」
「生きる事から……逃げるな?」
初めて聞いた言葉だ、アリサは首を傾げる。
「この言葉はカズキが言った言葉だ、たとえ何があったとしても……生きる事から逃げるわけにはいかないってな」
「リンドウさん……」
そういえば、そんな事も言ったような気がするが、覚えていたのには驚いた。
「アリサ、カズキも言ったがお前は1人じゃないんだ。しっかり甘える事を覚えろよ?」
「は、はい!」
「それとカズキ、お前もだ」
「えっ?」
「お前は少し優しすぎる、実力を疑うわけじゃないが……何でも1人で抱え込もうとするな。
どうせ俺達に余計な負担を背負わせないように……なんて思ってるんだろうが、俺達を信頼してくれているならちゃんと頼れよ?」
いつもの飄々としたような態度ではなく、隊長としての真剣な表情を浮かべ、リンドウは言う。
それは、本気でカズキを心配してくれている何よりの証。
「………はい。わかりました」
それがわかったから、カズキは強く頷きを返した。
それに満足したのか、いつものような飄々とした表情に戻ったリンドウは、けだるそうに神機を肩に乗せ歩き出す。
「ふーん……」
歩くリンドウの隣に寄り、意外そうな、それでいて嬉しそうな表情を見せるサクヤ。
「ん? どうした?」
見ると、彼女の機嫌が良くなっているように思えたので、リンドウは首を傾げつつ彼女に声を掛けた。
「……リンドウがあんな真剣な顔したの、初めてかもって思って」
「おいおい、俺はいつでも真剣でカッコいい顔だぜ?」
「はいはい、そういう事にしておいてあげる」
軽くあしらわれ、肩を竦めるリンドウに、そんな彼を見て再びクスクスと笑うサクヤ。
「……あの2人、本当に仲が良いよね。絶対に夫婦になった方がいいよ」
「おいカズキ、何しみじみと言ってんだよ」
聞こえてるぞー、と顔だけカズキに向けるリンドウ。サクヤは前を向いているが……若干顔を赤くしている。
「だって、本当にそんな風に見えるものですから」
「んー……そうか、そう見えるか……」
「………?」
てっきり、「そんなわけないだろうが」と返ってくるとばかり思っていたのだが、リンドウは頭を掻き満更でもなさそうな顔になっていた。
……まさか、とカズキとアリサは互いに顔を見合わせる。
「ほ、ほら。任務中なんだから気を緩めたらダメよ!」
何だか不思議な雰囲気になったのが耐えられなくなったのか、顔を真っ赤にして珍しく狼狽しているサクヤがさっさと先に進んでいく。
「……サクヤさん、可愛いですね」
「リンドウさん、果報者ですね」
口元を僅かににやつかせ、妙な連携を見せるカズキとアリサ。
そんな2人の口撃に、リンドウはわざとらしく咳払いして顔を逸らすのだった。
――それから、市街地エリアを歩く事暫し。
「おっと、隠れろ」
所々ひび割れた壁を背を預けるリンドウ、カズキ達もそれに習い――顔だけを外へと向ける。
――ヴァジュラが、オウガテイルの死骸を貪っていた。
「…………」
「アリサ、大丈夫?」
サクヤの声に、頷きだけを返すアリサ。
「無理はしないでね?」
「アリサ、お前はサクヤと一緒に後方で援護してくれ。俺は前衛、カズキは遊撃を頼む」
頷きだけを返し、神機を掴む手に力を込めた。
「1、2の―――」
「―――3!!」
叫ぶと同時に、リンドウとカズキは同時に駆け出し、サクヤとアリサは銃口をヴァジュラに向けて構えた。
発射される氷属性のレーザーと弾丸、前を走るカズキ達に当たる事なく通り抜け――無防備なヴァジュラのわき腹に突き刺さった。
「ギャァォッ!!?」
驚愕と痛みから呻き声を上げるヴァジュラ、その間にもカズキ達は間合いを詰める。
「おらぁっ!!」
「し―――!」
右足を軸にして、左から横一文字に神機を振るうリンドウ、風切り音を鳴らしながらブラッドサージのチェーンソー状の刃がヴァジュラの額辺りに食い込む。
カズキは体勢を低くして、氷属性を持つ大振りのナイフ――過冷却ナイフで突きを放つ。
ずぶり、と刀身全てが身体に埋まり、ヴァジュラの口から苦悶の声が――
「っ、カズキ!!」
「――――っ」
リンドウの声が響き、カズキはすぐさま刀身をヴァジュラの身体から抜こうとして。
「うぁぁぁぁっ!!?」
ヴァジュラから発せられた放電が、カズキの身体を包み込む―――!
「カズキ!?」
「ぐ、ぅ……」
身体から煙を発し、カズキは膝を折りその場に崩れ落ちる。
好機とばかりに、ヴァジュラはそのまま口を開きカズキを喰らおうと――
「させねえよ!!」
喰らおうとしたが、リンドウが前に立ち装甲を展開、カズキを守った。
「そこ―――っ!!」
動きが止まったヴァジュラの尻尾に狙いを定め、レーザーを連射していくサクヤ。
迷わず全て命中し、それによってヴァジュラの尻尾が砕け散った。
「く―――はっ!!!」
痺れがとれ、顔をしかめながらもカズキは起き上がり、連続で斬撃を放つ。
「ギャアァァァッ!!」
ヴァジュラの身体に生まれる無数の傷、更に追い討ちとばかりにリンドウの一撃が左前脚へと叩き込まれた。
「よし、後少しだ気合い入れ直せよ!!」
「グルル……グオオォォォッ!!」
身体中から血を流しながらも、ヴァジュラは雄叫びを上げ――跳躍して建物の上に。
「あっ、てめ―――!」
「逃げる―――!」
場所を移動し、建物やアラガミの死骸を捕喰して自分の傷を癒すつもりだ。
「仕方ねえ、二手に別れるぞ!! 俺とサクヤは西側から、カズキとアリサは東側からあいつを捜してくれ!! サクヤ、行くぞ!」
「わかったわ、2人とも無理はしないこと、いいわね!?」
言うやいなや、リンドウとサクヤは共にヴァジュラを追うために走り出す。
「アリサちゃん、いける?」
「は、はい。カズキは大丈夫ですか?」
「僕は大丈夫、ダメージは受けたけど戦えないわけじゃないから。
それより、急いでヴァジュラを捜さないと厄介な事になる。行くよ?」
「……わかりました!!」
こくりと頷くアリサを見てから、カズキもリンドウ達とは違う方向からヴァジュラを捜す事に。
「…………」
「…………」
息を殺し、ゆっくりとした歩調で歩を進める2人。
ヴァジュラの姿は無く、それが「どこから襲いかかってくるかわからない」という恐怖に繋がり、否応なく2人に緊張を走らせていた。
「は、は……は…」
自然と、アリサの息が荒くなっていく。
ここに来て、緊張と不安が彼女の中にあるトラウマを浮上させてきているのだ。
(パパ……ママ……)
今でも鮮明に思い出せる、幼き頃の惨劇。
トラウマが、アリサの身体の動きを少しずつ確実に凍らせていく。
(ダメ……私は、強くなってカズキを……)
必死に自分に言い聞かせても、まるで意識と身体が分離してしまったかのように、身体の自由を取り戻せない。
そして――遂にその場で立ち止まり、座り込んでしまった。
「……アリサちゃん?」
「…………」
座り込んだアリサに駆け寄るカズキ、どうしたのかと彼女の手を触れると……震えていた。
「……アリサちゃん」
「ご、ごめんなさい……だ、大丈夫です」
慌てて立ち上がろうとするアリサだったが、まるで地面に吸い寄せられているかのように、動けない。
「な、何で……」
「落ち着いてアリサちゃん、大丈夫だから」
「わ、私……カズキを守らなきゃいけないのに……どうして……」
動かせない自分の身体に、アリサはすっかり混乱していた。
カズキもそんな彼女に声を掛けながら、どうにかして落ち着かせようと試みるが――
―――それが、絶望的なまでの隙を生んでしまう。
「――――えっ?」
背後から聞こえた、瓦礫を破壊するような音に、アリサは振り向く。
そこには、自分に向かって腕を振り上げるヴァジュラの姿、が。
「――――」
避けられない。
この間合いでは、どう足掻いても回避は不可能だ。
いやそもそも、反応すらできていない自分に一体何が―――
「っ、ぁ、ぎ――……!」
吹き飛ばされるアリサの身体。
しかし痛みは殆どなく、壁に叩きつけられたはずなのに、衝撃すら緩和された。
「ぐ、ぁ…くぅ……」
(えっ……?)
自分のすぐ上から聞こえた苦しげなうめき声。
頬に伝う暖かな液体。
まさか、アリサはすぐさま顔を上げると……。
「アリ、サ…ちゃん、大丈…夫……?」
ポタリ、と額から血を伝わらせながら、顔をしかめ苦しそうに呼吸をするカズキ、が……。
――そこで、アリサはようやく理解する
あの瞬間、反応できないアリサをカズキが庇い、壁に叩きつけられたのだ。
ヴァジュラからの一撃により、カズキの足には深い傷が生まれ更に彼の神機は、吹き飛ばされた際に離れた場所に突き刺さっている。
――ヴァジュラが、ゆっくりと獲物を喰らう為に近づいてくる。
「アリサちゃん……逃げるんだ……」
「…………」
不甲斐ない自分のせいで傷ついたというのに、カズキは尚もアリサを守ろうと立ち上がろうとする。
「ぐっ――……!」
しかし、動けば傷ついた足から血が滲み、激痛が走りカズキは立ち上がれない。
「――――」
アラガミと、自分に対する怒りが、ふつふつと湧き上がってくる。
守ると誓ったのに、守られてばかりの自分に、心底憎しみを抱いた。
強くなりたい、強くならなければならないのに……このザマは何だ?
助けてもらってばかり、自分は……カズキの優しさに甘える事しかできていない。
(――そんなの)
許せない、許せるわけがなかった。
助けられるだけなんて御免だ、彼は自分を助けてくれたように……今度は、自分が彼を助けなければ。
立ち上がり、神機を持ち構える。
「…………」
倒す、絶対に。
内なる恐怖など、どうにでもしてやる。
考える事は、ただ一つ。
「これ以上――カズキを、傷つけさせない!!」
叫び、地を駆けるアリサ。
「グガァオォォォッ!!」
アリサの行動にどこか苛立ちの色を含んだ雄叫びを上げ、ヴァジュラはマントのような器官から雷球を撃ち出す。
それを右に跳んで回避、着地と同時にもう一度踏み込んで剣を下から振り上げた。
「んっ、く―――!」
アリサの斬撃はヴァジュラの顎を貫き、口の中で止まってしまう。
その為一度剣を抜き取り間合いから離れるアリサ。
「ギァァオォォッ!!」
「きゃぁっ!?」
しかし再びヴァジュラの雷球が放たれ、バックステップで離れようとしていたアリサの腹部に当たり、彼女を吹き飛ばしていく。
「ぅ、ぐ……」
片膝をつき、アリサは立ち上がれない。
(まず、い……身体、痺れ……)
ここでようやく、ヴァジュラが活性化している事に気が付いた。
活性化時に雷球を受けると、一時的に身体の自由が利かない「スタン」状態になってしまう。
だが向こうとて手負いだ、それにアリサの一撃がかなり効いている。
(立って……立たないと……)
守ると誓ったのだ、それを果たすまでは……絶対に負けられない。
だが、それを嘲笑うかのように、ヴァジュラが動けないアリサ目掛けて飛びかかろうと跳躍し――
「ゴアァオォッ!!?」
その身体に、神機を突き刺され更に顔を掴まれたまま地面に叩きつけられた。
「カズキ!!」
無論、今の芸当はカズキの仕業である。それにしてもヴァジュラの巨体を掴み上げるなど……ゴッドイーターを差し置いても凄まじい腕力である。
「アリサちゃん!!」
「はい!!!」
カズキの声に頷きを返すと同時に、アリサは走る。
そして、渾身の力を込めた剣を、ヴァジュラ目掛けて振り下ろす―――!
「ッ……カ…カ……!」
肉を斬り骨を砕くその強力な一撃は、ヴァジュラですら耐えられるものではなく。
数秒痙攣を繰り返した後、このアラガミの命はこの世から消滅した。
「…………」
「…………」
お互いに、暫しその場から動く事ができなかったが……やがて、アリサはそのまま座り込んでしまった。
「アリサちゃん、大丈夫?」
「は、はい……」
どうにか返事を返すアリサだったが、その声は震えていた。
けれど、その顔には恐怖心などはなく……どこか、やり遂げたような表情だった。
「………よく、頑張ったね」
彼女が自分のトラウマと真っ向から向かい合い、その結果――己の弱さに打ち勝った。
その努力は、おそらく彼女本人にしかわからない険しい道だっただろう。
だからこそ、カズキはアリサに労いの言葉を掛け、安心させるように頭を撫でてあげた。
「……私、まだまだ弱いです」
「そんな事ないよ。ヴァジュラを倒したのはアリサちゃんなんだから」
「いいえ。カズキの助けがなければやられていました。
だから――次は、こうならないように今よりもっと強くなります」
何度目かわからない、決意に満ちたアリサの瞳。
それを間近で見てしまっては、カズキは何も言えなくなってしまう。
「……あっ。ヴァジュラのコア、摘出しないと」
少し大きな声で言いながら、神機を持ち立ち上がるアリサ。
しかし、そんなアリサをカズキは静止する。
「ちょっと待って」
「? どうしたんですか?」
「その……ちょっと味見をしたくて……」
「………何を言ってるんですか、お腹壊しますよ」
「いや、ヴァジュラは食べた事がないから……」
「ダメです。それよりすぐに戻って手当てしないと、“私が”手当てしますからね?」
「えー……でも、アリサちゃん不器用だからサクヤさんの方が……」
「ダメです!!」
有無を言わさないような口調で、アリサはそう告げ神機でヴァジュラのコアを摘出する。
……理不尽だ、口には出さないが不満を漏らすカズキ。
結局、アリサに逆らう事ができないまま、この後リンドウ達と合流しアナグラへ帰還。
四苦八苦しているアリサを見ながら、包帯で身体をぐるぐる巻きにされるカズキなのであった。
To Be Continued...