今度こそ決別する為に、アリサは彼を打倒しようとするが……。
……生きているとは、心のどこかで思っていた。
もう二度と出会いたくも無かった、視界にも入れたくなかった。
それでも、目の前の男――オオグルマはアリサの前に現れてしまった以上、彼女のそんな願いは霞に消える。
ならば、早々に排除してしまおう、思考を切り替えアリサは神機の銃口をオオグルマへと向けた。
「酷いじゃないかアリサ、恩師に銃を向けるとは」
飄々とした態度と口調のオオグルマに、アリサは憎々しげに表情を歪ませる。
もはや、アリサがこの男に対して抱く感情は、憎しみのみ。
自分を都合のいい玩具にしていた事はもちろん許せないし、なにより……今自分に向けられている視線が気に入らない。
情欲の色を隠そうともせず、まるで「お前は私の所有物だ」と言わんばかりの視線に、アリサの殺意は増すばかり。
それでもすぐさま引き金を引かないのは、一欠片とはいえこの男に対して情を抱いているからか……。
そこまで考え、アリサは自分自身に嘲笑を送った。
そんな情などこの男に抱くわけがない、アリサが今一度認識を固めて引き金を引こうとした時だった。
「――アリサ、キミは本当に素晴らしいゴッドイーターになったよ」
オオグルマが、アリサに対して告白するように言葉を放つ。
「単純な強さだけじゃない、私の暗示をああも簡単に破る精神力……あぁ、本当にキミは素晴らしい」
「――――」
アリサの全身が、ぶるりと震え上がった。
気持ち悪い。
気持ち悪い。
気持ち悪い。
目の前の男がただ不快で、おもわず叫びそうになるほど気持ち悪い。
「――だが、今のキミは抗神カズキに捕らわれたままだ。それではいけない、だから……私がキミを助け出してあげるよ」
「――――っ!」
撃った。
何の躊躇いもなく、目の前の存在をアラガミ以上に憎みながら、アリサは銃撃を放つ。
火属性の弾丸は、真っ直ぐ軌道を変えないまま、寸分の狂いもなくオオグルマの頭部を砕こうとして。
「――アリサ、どうしてわかってくれないんだ?」
一秒後の死を避けられないはずのオオグルマの声が、アリサの真横から響いた。
「っ!!?」
驚愕、それと同時に神機を剣形態へと可変すると同時に横薙ぎに振るう。
その間僅か二秒にも満たぬ速さ、しかし再びオオグルマの姿が消えアリサの斬撃は虚空を斬った。
――背後に気配。
振り向こうとした瞬間、首筋にぬちゃりと生温かい感触が走る。
「……っっっ」
舌で首筋を舐められた、全身を総毛立たせながら振り向きざまに一閃。
またも空振り、それを自覚しながらもアリサは後ろへ跳躍、壁に背を預けながら身構える。
これならば、少なくとも背後に移動される事はないだろう、信じられない話ではあるが……オオグルマは、今の自分よりも速い。
それと同時に、当然の如く何故、という疑問が浮かぶ。
オオグルマはただの人間だ、だというのにこのありえないスピードは一体どういう事なのか。
もはや文字通り人間離れしている、人間はおろかゴッドイーターの身体能力すら明らかに超えていた。
「――驚いているようだね、無理もないかな?」
「っ、――――!」
声は上から聞こえ、アリサはキッと天井を睨むように顔を上げる。
刹那、眼前に自分に向かって拳を振り上げながら落ちてくるオオグルマの姿を捉え、息を呑みながら無我夢中で横へと転がるアリサ。
爆音が響き、ゴロゴロと転がりながらも素早く立ち上がり、先程まで自分が立っていた場所へと視線を向けたアリサは――戦慄した。
オオグルマの拳は、地面を大きく抉り、辺りに破片を撒き散らしている。
――もはや、身体的な意味でも彼を人間と認識するのは間違いだ。
「どうだい? 素晴らしい力だとは思わないか?」
「…………」
「驚いているね、まあ当然か……このような力、人間の脆弱な身体では決して得られないものだからね」
「……あなたは、一体」
「はは……私はねアリサ、究極の力を手に入れる事ができたのだよ」
そう言って、オオグルマは懐からナニカを取り出す。
取り出したモノ、それが……激しく脈打つ肉塊だとわかり、アリサはおもわず視線を逸らした。
しかしあれは一体何なのだろうか、ソフトボール程の大きさで、所々血管が浮き出ているその姿は醜悪の一言に尽きる。
彼女の心中に気づいたのか、オオグルマは口元に歪めながら……ありえない答えを告げた。
「これはね……元は神機使い“だった”モノなんだよ」
「……な、え……」
アリサの表情が固まる、それに気づいていないのか、それとも気にしていないのか……オオグルマは言葉を続ける。
「私は、ずっとエイジス島で隠れながらある研究を進めていた。人間でありながら、アラガミ以上の戦闘能力を得る為の研究をね。
大変だったよ、アラガミの影に怯えながら研究するというのは。だが……ようやく完成させる事ができた。人間よりも強固な神機使いの遺体をベースに、新型の偏食因子のデータと、支部長が造り上げたアルダノーヴァのプロトタイプのコアを用いて、完成したのが……コレだ」
「――――」
「コレを食す事によって、人間の意識を保ちながらアラガミと同等……それ以上の強固な肉体が手に入る。
――前から、この研究の基礎はできあがっていたんだ。けれど私の実力に嫉妬したフェンリルは、コレを『非人道的』だと言って決して認めようとはしなかった」
コレがあれば、神機使い以上の対アラガミ兵器ができあがるというのに。
怒りに震えるオオグルマだが、誰が見ても彼の研究とやらは常軌を逸してるとしか思えなかった。
人間の遺体を用いて、死してなおその肉体の尊厳を否定するような行い、アリサには既にオオグルマを人間として認識する事はできない。
だが、これでオオグルマの人間離れした身体能力の理由がわかった。
わかった上で――ますます生かしておくわけにはいかないと、身構え直す。
「化け物が……!」
「化け物? 違うなアリサ、私はアラガミすら超えた真なる神だ」
両手を広げ、宣言するかのようにオオグルマは言う。
戯れ言だ、呆れるというよりもはや哀れでしかないこの男に、アリサの感情はすっかり冷え切った。
「――消えて、もう」
抑揚のない声で呟き、アリサはひと息でオオグルマとの間合いを詰め、神機を上段から振り下ろす。
これで終わり、哀れな男は身体を二つに分けられその異常な生涯に幕を降ろすだろう。
フェンリルはこの男の身柄を拘束したいようだが、生かしてた所でこの先何の意味もないのは間違いない。
なにより……アリサ自身が、この男を生かしておきたくはないのだ。
だから殺す、相手は人間ではなく化け物なのだから、罪悪感など微塵も抱くわけがない。
さようなら、心の中で最後の別れの言葉を告げたアリサは。
――ガッ、という鈍い音と振るった神機が何か硬いものに止められる感覚を、味わった。
「えっ……」
おもわず、間抜けな声がアリサの口から零れた。
神機を振り下ろした体勢のまま固まり、思考を停止させたまま――自分の斬撃を、両手“のみ”で受け止めているオオグルマを見やる。
当然、相手は生身のまま、だというのに神機の一撃を受け止めるなど正気ではなかった。
人間でありながらアラガミ以上の肉体を得る、確かにそう言っていたが……目の前の光景を見るまで、アリサは信じる事などできなかったのだ。
「心配ないよ、アリサ」
「っ、が――――!?」
腹部に鈍痛が走る、殴られたと理解した時にはもう遅い。
激しく咳き込みながらうずくまり、両手で腹部を押さえ激しい吐き気と激痛に耐えながらも、アリサは意識を失わずにオオグルマを見上げ睨みつける。
「眠りなさいアリサ、起きた時には全て終わっているよ……そう、全てね」
「――――」
トン、と首に手刀を打ち込まれ、瞬く間にアリサの意識が混濁する。
眠るな、起きて目の前の存在を駆逐しないと、頭では先程から自身の身体にそう訴えているものの、それを嘲笑うかのように彼女の意識は闇へと落ちていき。
最後に、心配そうな表情を浮かべている、カズキの顔が思い浮かんだ。
■
――吐いてしまいそうだ、自室のベッドに身体を預けながら、カズキは表情を歪みに歪めそう呟く。
その顔には怒りと僅かな焦り、そして何かに怯えるように不安の色を滲ませている。
カノン、ブレンダン、アネットの3人と共にミッションに向かったアリサが、行方不明。
初めてそれを聞いた時、おもわずその場で卒倒してしまいそうになった事は、記憶に新しい話だ。
その後の事は、あまりよく覚えてはおらず、仲間達から休むように言われ、のろのろと自室に帰ってきた事だけは覚えていた。
……自分は何をしているのだろう、何故すぐにでも彼女を捜しに行かないのだろう。
そう思っているのに、カズキの冷静な思考は「今動いても仕方ない」と自分を律しており、そんな自分自身にますます苛立ちが募る。
アリサの恋人として飛び出したい自分と、第一部隊の隊長として安易な行動には走れないと思っている自分。
どちらも紛れのないカズキの本心であるが故に、彼はその場から動けずもどかしい思いを味わっている。
くそっ、と悪態を吐いていると、ガスの抜けたような音と共に入口の扉が開き、1人の少女が入ってきた。
少女の名はラウエル、アラガミでありながら人として生きようとしている変わり者の少女だ。
彼女は少し躊躇いながらも部屋に入り、カズキの前で立ち止まる。
「かずき、えっと……」
口を開き、カズキに何かに伝えようとするラウエル、しかし開いては閉じ開いては閉じを繰り返し、一向に本題へと入っていかない。
「…………どうしたの?」
知らず、カズキの口から出たのは不機嫌さと苛立ちが込められた声。
それを聞いて、ラウエルはまるで親に叱られる子供のように、身体を縮こまらせてしまう。
……迂闊な態度を見せてしまった自身を罵倒しつつ、今度はいつも通り優しい声色でカズキはラウエルに問うた。
「どうしたの? もしかして……心配してくれたのかな?」
その問いに、ラウエルは少し時間を置いてから、こくんと頷きを返す。
……他の仲間達から、とりわけソーマからは今はカズキを1人にしておいてやれと言われた。
だがそれでも、ラウエルは幼心ながらもカズキを放っておく事はできず、こうして彼の部屋へと来てしまったのだが……今更ながらに、彼の迷惑になってしまったのではないかと後悔している。
無邪気で人懐っこく、元気が有り余っているようなラウエルがこうしておとなしい態度なのも、後悔の念があるからだ。
「…………ありがとう」
怒られる、余計な心配はするなと言われる、そう思っていたラウエルに待っていたのは、カズキの優しい言葉と自身の頭を撫でる感触だった。
俯き気味だった顔を上げるラウエル、彼女の視界には…相も変わらず優しい笑みを見せているカズキしか映らない。
「心配してくれてありがとう、ラウエルのおかげで……少しだけ元気になれたから」
それは、彼女に対する同情ではなく、本心。
自分を心配してくれている子が居る、仲間達が居る、そう考えると自分の中にあった負の感情が消え去ってくれた。
迷いなどいらない、そんなものを抱いている必要など無いのだ。
カズキの言葉に、ラウエルは嬉しそうに満面の笑みを浮かべる。
そんな彼女に、カズキは父性のような感覚を抱きながら、暫く彼女の頭を撫でていたのだった。
■
暫く撫で続け、途中から楽しくなってついついぐりぐりと撫で回しラウエルに怒られた後。
カズキは自室を後にして、エントランスロビーへと赴きすぐさまツバキの元へと向かった。
「ツバキ教官」
「……カズキか、残念だがアリサの行方は」
「わかっています。……心配をお掛けして申し訳ありません」
頭を下げるカズキ、それを見てツバキは表情は変えないものの、内心では彼の態度を苦々しく思っていた。
こんな時まで、皆を引っ張っていく隊長である必要はないと、できる事なら言ってやりたい。
だがそれは無意味だ、なによりカズキがそんな言葉など望まないとわかっている以上、ツバキはいつもと変わらず厳しい口調で言葉を返した。
「……アマテラスが現れた、場所はエイジス島だ。第一部隊にはこのアラガミの対処をしてもらう」
「わかりました」
「アマテラスに銃撃は効きにくい、その点を注意して任務にあたれ」
今のツバキがカズキに対して伝えられる言葉は、ただこれだけ。
あくまでも彼の上官として、こんな事しか言えない事に対して心の中で謝罪しつつ、ツバキはあくまでその姿勢を崩さなかった。
「……ありがとうございます、ツバキ教官」
「…………」
ツバキは答えない、目の前の青年に自分の心中を察せられ、ほんの少しだけ不機嫌そうに眉を潜めるのみ。
ちょっと迂闊な事を言ったかもしれない、僅かに苦笑しつつカズキはヒバリの元でミッションを受註しようとして――突如、激しい頭痛に襲われた。
「っ、ぐぅ……!?」
「カズキ!?」
激痛、などというものではない、吐き気を催すような鈍痛が爆発的な勢いで、身体に伝わっていくようだ。
倒れはしなかったものの、カズキの身体は今にも地面に崩れ落ちそうで、意識も瞬く間に薄れていく。
「医療班を呼べ!!」
自分のすぐ横で、ツバキは怒気を孕んだ大声を上げているのを、激痛に苦しむ自分とは別の思考が読み取っていた。
――しかし、その不可思議な感覚でカズキは理解する。
これはあの症状が、いまだかつてない程に酷くなっているに過ぎないという事に。
「だ、大丈、夫……です」
立ち上がれる、自分に言い聞かせながらカズキはゆっくりと起き上がる。
周りからは心配する声が響くが、今の状況下で心配されている場合ではないのだ。
だから、息も絶え絶えになりながら……カズキは、ツバキに自らが感じ取った現実を伝える。
「――アラガミが、来ます。それも今までに無い程の数のアラガミが、このアナグラに近づいてきています」
「なっ――!?」
常に冷静なツバキの顔が凍りつく。
そんな馬鹿な、と思う心とは裏腹に、カズキの言葉が真実であると認めていた。
カズキのアラガミ探知能力は、フェンリルが開発したそれとは比べものにならない精度だ。
同じアラガミ故か、捕食欲求を抱く存在が近づけば自ずとわかるようになっている。
そんな彼が言ったのだ、それは真実であり……それと同時に、倒れそうになる程に感じ取ったという事に、戦慄した。
つまりそれは、文字通りありえない数のアラガミが、こちらに近づいているという意味――!
「ヒバリ、すぐにアナグラ内に残っている神機使いを召集させろ!! それと居住区の住人の避難勧告もだ、急げ!!」
「は、はい!!」
冷や汗を頬に伝わせながら、ヒバリはすぐさまツバキの指示通りに神機使いの召集と避難勧告を流す。
「カズキ!!」
「っ、ソーマ、シオちゃん……?」
エレベーターが開き、飛び出すように出てきたのは、ソーマと……頭を押さえるシオ。
苦しそうに呼吸をするシオに、カズキはすぐさま駆け寄り何があったのかソーマに訊ねた。
「シオちゃん、どうしたの!?」
「わからねえ、急に苦しみ出しやがって……おいシオ、しっかりしろ!!」
「うぅ……ソーマ、カズキ、なんか……嫌なのが居るよ」
「あ?」
「えっ?」
「さっきも、ほんの少しだけ感じたの……けど気のせいかなって思って、言わなかった」
「何言ってやがる、ちゃんとわかるように説明しろ!!」
苛立つソーマを諫めながら、カズキはゆっくりとシオの話を聞く事に。
先程――ちょうどアリサ達が任務に行っている時、シオはソーマの部屋で寛いでいた。
今日のごはんは何かなーと、相も変わらず呑気にそんな事を考えていた時に……彼女は感じたらしい。
一瞬、本当に刹那の瞬間であったものの、全身が総毛立ちおもわず泣いてしまいそうな程、恐ろしい存在を。
ベッドに横になっていた彼女は、当然の如く起きあがったが…その時には既に、先程の恐怖は感じ取れなくなっていた。
だから彼女は思った、気のせいだったのだと。
しかし、アリサが行方不明になり……まるで不安と比例するかのように、ジワジワとシオの中で正体不明の恐怖が湧き上がっていき――今に至る。
「恐いよ、ソーマ。これ……なに?」
「な、何って言われてもな……」
「…………」
目を閉じ、全ての意識と感覚をアラガミ探知に用いるカズキ。
シオは初めから特異点だったせいか、カズキよりも探知能力に優れている。
だから彼女は感じ取れたのかもしれない、だから自分も自らの意志でアラガミ探索を行う。
――そして、10分にも1時間にも、それこそ永遠に思えた無言の時間は。
「っ、ぐ、ぅ――!?」
突如として座り込んだカズキの声によって、終わりを迎えた。
「――――」
なんだ。
なんだ、これは。
なんなのだ、このただただ異質な存在は。
カズキが感じ取れたという事は、間違いなくアラガミの気配であるのは間違いない。
間違いない、が……ここまで異質なものは彼にも初めてだった。
アラガミを関知すると、大小あるものの不快感や痛み、吐き気などを催す。
アラガミの数や強さに比例して、その症状は大きくなっていくのだ。
先程意識を失いそうになったのもそれが原因だが……今度のは、また違ったものであった。
まるで全身に纏わりつくような、コールタールの如し絶大な不快感。
それを――エイジス島から感じ取る事ができた。
「カズキ、しっかりしろ!!」
「ぅ……ソーマ」
ソーマの声で現実に戻り、カズキは立ち上がる。
既に周りでは、向かってくるであろうアラガミに対処すべく、忙しそうに人々が走り回っていた。
「もうすぐリンドウ達も来る、とにかく俺達も迎撃するぞ!!」
「ソーマ、シオもやるぞー!!」
「テメェはさっきまで具合悪そうにしてたじゃねえか!」
「大丈夫、もう平気!!」
両手をバンザイするように挙げ、大丈夫だというアピールをするシオ。
ソーマは、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべるが、やがて「勝手にしろ、だが俺から離れるなよ?」とぶっきらぼうに言い放った。
「…………」
駄目だ、と。
カズキは、誰に言うまでもなくそう呟きを零す。
エイジス島に行かなければ、そんな強迫観念に似たものを感じ、カズキは――走り出した。
「おい、どこ行きやがる!!」
その場から急ぎ離れるカズキに、ソーマは怒鳴り止めようとするが、カズキはそのままエレベーターへと乗り込み行ってしまった。
「あのバカ……何やってやがる!!」
「…………エイジス」
「あ?」
「シオが感じた嫌なの、エイジスに居る……だから多分、カズキはそこに行くつもり……」
「なっ――!?」
――いまだかつてない、攻防戦が始まる。
――青年は、今回の元凶であろう存在を感じ取り、エイジスへ。
――そのエイジスに、待ち構えているモノは。
「………アリサ、目が覚めた時、キミはこの世界となった私のものとなるのだよ」
――かつては、真に人々の為にその知識を使っていた。
――狂いし、モノ。
To Be Continued...