変なところは教えていただけると嬉しいです。
魔歴200年突如として異世界の扉が開く。
そこから現れた、使徒と呼ばれる異世界人は瞬く間に世界を制圧。人々の生活範囲は縮小を余儀なくされ、現在では使徒出現前の100分の1にまで減ってしまった。
使徒が現れたのと同時期、思春期の少女に魔術が顕現するようになる。魔術が顕現した少女達はストレガと呼ばれ、唯一使徒に対抗できる手段として重宝されるようになっていった。
時は流れ魔歴421年物語は動き始める。
とある昼下がり、帝都イリオスにあるヴェリテ魔術養成学院の学長室、モノクルをつけた黒髪の女性と白銀の髪、碧目の可愛らしい少女が向かい合っていた。
「これで転校の手続きは終わりよツェルトちゃん。ようこそヴェリテ女学院へ。寮は1人部屋希望だったかしら?だったら601号室ね。
これが鍵よ、後あなたは本科の3組だから今日はゆっくり休んで明日の放課後に詳しいはなしをするわ」
「わかりました…」
「じゃあシャリテちゃん、お姉ちゃんを部屋まで案内してあげてね。」
学長室の入り口で控えていた少女へ言った。
「わかりました学長。じゃあ、お姉ちゃん行こう?」
「うん…」
シャリテとツェルトはお辞儀をして、学長室を後にした。
「ふふ、ツェルト=アーカイブね…面白いことになりそうね。」
学長と呼ばれていた女性、キュリア=ノービスは面白いおもちゃを見つけたように微笑むのだった。
「なあシャル、俺はなんでここにいるんだ?」
「お兄ちゃん!」
「うぉ!?どうしたんだシャル?」
「どうしたじゃ無いよ!お兄ちゃんは性別を偽ってここに来てるんだよ!?もっとバレ無いように行動してよ!その俺って言う一人称も禁止ね、女の子っぽく無いもん!」
そう、俺ツェルト=アーカイブは正真正銘、生まれながらの男だ。女装癖?ふふ…懐かしなんでも無い。
少女シャリテ=アーカイブはさらに捲したてる。
「しょうがないじゃん、お兄ちゃんには魔術が顕現しちゃったんだもん。
それになんで、女装してる男なのに私より可愛いの!?抱きしめていい!?」
「落ち着けシャル。」
そう言って俺は、彼女の頭を小突いた。
「わひゃっ!?」
「まぁ、いいや。じゃあどうすればいい?
俺がダメなら私にすればいいのか?」
「うーんと、まぁ詳しくはお部屋で話そ?
ちょうど着いたし。」
どうやら、いつの間にか与えられた部屋についていたらしい。
「んで、俺はどうればいいんだ?」
俺は部屋に入るなり開口一番に言った。
「お兄ちゃんこそ落ち着いてよ。
取り敢えず、一人称はぼくでいいじゃ無いかな?後、男喋りダメね?お兄ちゃんが私の服をき…」
「それを言うなぁぁあ!ま、まぁわかった、でもボクっていうのも男っぽく無いか?」
「それがそうでも無いんだよ。ずっと村にいたお兄ちゃんはわからないと思うけど最近はねボクっ娘って言う萌え属性があるんだよ!
最近学園内で急に流行ってね、ま一度試してみてよ。」
「だから急に興奮すんなっての。
よくわからんがボクでいいか。」
妹の興奮ぶりに引きながらも一応納得し、従うことにした。
「さっさと部屋の整理をしちゃおうお兄ちゃん。あ、あと他の人がいるときは私もお姉ちゃんって呼ぶからちゃんと反応してね」
「わかった、わかった」
部屋の整理をして夜は更けていく。
これから先の学園生活を考えると頭が痛いが…
ありがとうございました。