捕食者が屠る!   作:ゴメG

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第二話

 

 

やあ、皆。俺の名前は勇敢なるプレデターであるスカーの名前を肖って、スカッフ(

擦傷)となっているよ。

現在血塗れたリスト・ブレイドを水で洗い流して、全力疾走しているスカッフです。

俺はつい最近までプレデターが大好きなだけの、何の取り得も無いしがない一般人だったんだけど、ガチのプレデターに憑依したことで一気に逸般人になったよ、やったね!

っと巫山戯るのもこれくらいにして真面目に説明しよう。

俺は今から約3ヶ月ほど前の時に、俺の元いた世界で「AVP」をして寝た。

そして次の日起きたら木々が鬱蒼と生えてる森にいたんですよ。

その時はついに俺もイカレタカと思ったよ。

だってさ、夜寝て次の日起きたら排気ガスなんぞない緑でいっぱいの場所に寝ていたんだよ?慌てて錯乱しないだけ凄いと思うんだ(自画自賛)

おっと話が逸れた。で、話を戻すけど俺はその森でしばらく何もすることがなくてさ迷っていたのさ。

・・・・。実はそのまま森を昼夜問わずに歩き回っていたんだけど、結局進展はなかった。

唯一良い収穫は、川で水飲もうとしたらそこでようやく自分の身体が違うことに気付いたこと。

特徴的なヘルメット、3㍍近くある筋肉質な肉体、ドレッドヘアーと思われる無数の管、腕に装着してある特徴的なガントレット、全てが自身の好きなキャラであった二足歩行の地球外生命体「プレデター」そのものだった。

俺はその後急いでヘルメットを外して変わった自身の顔を見て、シュワちゃんに醜い顔だと言わせた意味を深く受け止めた。

だって顔の下半分に2対4本の爪状口器が、正面から見て四角形を描くように配置されているとか普通に不気味である。

しかもそれを正面から見ると内側に人と同様の上下に開く顎が剥き出されてるなんてその手のものが苦手な人にとっては猛毒である。

 

後話す内容としては戦闘面でのことだ。

 

この世界に来て初めての戦闘は賊だった。

格好から見てどこかの民族だとすぐに分かったし、加えてこの賊の着ている服には見覚えがあった。

そう、この服は「アカメが斬る!」という本に出てくる東方民族のものであり、それと同時に俺は「アカメが斬る!」の世界に来てしまったのかと言う途方感にくれていたが、さすがに賊もそんなことに浸らせてくれるほど甘くは無かった。

 

片手剣を振り上げてこちらに切りかかってくる。

相手の攻撃の仕方は愚直で、非常に太刀筋が分かりやすく回避は異様にしやすかった。

ここで特筆すべき点は、戦闘になった瞬間に自身の中で何かが、カチッとはまる様な音がして視界が澄み渡り、ただ回避するだけでなく次の相手の一手の対処の最善の方法が頭に浮かんできた。

そして気付いた時には既に、俺は賊の剣を持っている方の腕を展開したリスト・ブレイドで切断して、もう片方の腕にもついていたリスト・ブレイドで首を掻っ切った。

その時の光景は少し前の自分なら確実に吐いていたであろうほどひどいものだった。

賊の右腕は肩から下がなくなっていて、血が噴き出している。方や掻っ切った首のほうは喉頭と気管を切断しており、そこからも血がドクドクと流れ出ていた。

だがそれを見て俺が思ったことは、「何だ、この程度か」と。

今までありえなかった思考。人を殺して何も思わない、こんなことは絶対におかしいと思ったが罪悪感すら湧いて来る気配はなかった。

加えて俺は無意識の内に、殺害した賊を収集する価値がないモノと判断してツルで木に吊るし上げていたのだ。

改めてこの肉体になったことで変わってしまったところを認識し、魂は肉体に引かれるということを深く暗示していた。

 

話が長くなってしまった。

結論から言うと、俺はプレデターになって色々と人間とは感性が全く違う方向に向いてしまったことを受け止め、この世界が「アカメが斬る!」の世界だと言うことで、腐敗した帝国を影ながら更正するために行動し、最終目標は最低最悪の人物である大臣の殺害、またはこの世界での最強とも言えるエスデス将軍の脊椎を手に入れること。

この時点でキチっているかもしれないが、プレデターとしてはこれが至極当然のことであり、逆に腐敗を更正することは本来ありえないことなのだから。

確かにプレデターには掟があり、信条は「名誉なき者は一族にあらず。そして名誉のために戦わぬ者に名誉はない」と記しているみたいで、狩りの成功こそが最高の名誉とされる。

よってこれを破ってしまった者は悪しき血とされ、名誉の掟に背き、誇りを失った者として氏族から粛清を行うための戦士が遣わされることになっている。

中にはその粛清を行う戦士を返り討ちにする者もいるとか。

 

んんっ、まあそんなこんなでプレデター(狩人)として不正を行う愚か者(獲物)を狩り続けていたら、いつの間にか人々に”悪魔”と呼ばれて恐々されていた件について。

帝都に住む住民とかに恐怖されることは、行動する上で非常に利益、不利益が極端になるが逆に言えば、それほどの影響力を持つと言うことにもなる。

ここだけの話だが、結構最近にアカメと遭遇して、一戦交えそうになったことがあった。

まあ実際には一戦交えたんですけど、アカメの右腕斬りつけたところで見事に逃げられました。

えっ?なんで追撃しなかったのかって?そりゃあ途中でクローキングデバイスが解けそうになって退避したから。(実は手遅れで上半身見られたなんていえない)

今まで姿を見せなかったことには”恐怖”を抱かせるのに、姿が認識できないというものが効果的だったからね。仕方ないね。

 

 

―――――――ん?

 

 

何かこっちに来てる・・・か?

 

プレデターの優れた聴覚で、何者かが地面を踏みしめる音を聞き、マスクの視覚化機能で自身に接近する生命体の捕捉を急ぐ。

ここでの姿が露見するのは非常に不味い。距離的には既に割り出せているのでクローキングデバイスによる周りの風景に同化する行動は間に合わないと判断し、追跡者の方を向いてリスト・ブレイドを展開し、一週間ほど前に討伐した超級危険種の一種であるデスムンクの甲殻から作成したレイザー・ディスク(偽)を試すために、ヘルメットの演算機能をブーメランの軌道計算に全振りして、獲物を捉える。

 

 

そして俺に異様に接近を図ってきた人物は・・・・・、

 

 

 

「なっ、き、貴様は!?」

 

 

 

Oh,一斬必殺”村雨”を携えて、こちらを見て驚いていたアカメちゃんだったよ。

 

 

 

・・・・・これは一筋縄ではいかない、面倒なほうに進みそうだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ガバガバな文章ですいません。
私の国語力だとまともに文を書けないんだァ!!

両腕に装着してあるリスト・ブレイドについて

分かりやすく説明すると、「AVP3」のプレデターと同じです。ただし耐腐食性はあります。加えて刃は『プレデターズ』に登場したバーサーカープレデターのような一枚刃ではなくよくある二枚刃です。
状況に応じて伸縮可能で、軽くコッキングして敵に向けて刀身自体を射出することもできます。

あっ、クローキングデバイスは光学迷彩のことです。
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