捕食者が屠る!   作:ゴメG

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第五話

 

おっす皆大好きプレデターのスカッフだぜ。

えっ?プレデターは野蛮な生物だから嫌いって?

ア゛ア゛!?プレデターより人間のほうが野蛮だって!!

だって他の生物の遺伝子組み替えて、自然を破壊して、加えて同じ人間ですら家畜のように扱ったりする時点でどっちが野蛮かわかるだろォオ!?

いや、確かにプレデターは狩猟を最重要視する文化を持ち、技の熟練と勝利と名誉をかけて狩りに臨むんだけどさ、人間みたいに無差別に殺すわけでもなく武器を所持してない弱い獲物(主に女子供や老人)は狩らないし、まあ虐殺を好んでしてるわけじゃない。

後は最近の人間には忘れ去られたような勇敢な戦い手を賞賛し、性別に関係無く敬意を表すること、くらいかな?

ま、この事はどうでもいいか。それよりも今は次の愚か者(獲物)を選定することだな。

実は原作通りに進むか分からないけどいちをリストは作ってるんだ。

前回はあのウザい貴族の首を刎ねてやったけど、次の対象はなんじゃらほい。

 

・・・・・・ついに原作突入か。

最近調べてて分かったことだが、原作でイエヤスとサヨを殺したあの少女、やっぱり情報網を広げれば出てくる出てくる悪行の数々。

しかも親も同じくらいクソ野郎ときた、これはもう狩るしかないな。

ということで、今回の愚か者(獲物)は少女に決定。

無論親も狩りますけど?あ~それと出来ることならイエヤスかサヨどちらかは助けたい。

だって原作でどっちも見るも無残な姿だったんだよ?

俺は文面だけ見るとサヨは将来有望な子だ、もちイエヤスも戦士としての根性がある。

そう、俺の考えではどちらも助けれれば助けて、技を教える。

プレデターは仲間と狩りを行う時は三人一組で行動するからね。

・・・・ここだけの話だけど最近一人だと暇になってきた節があるんだ。

もし他の戦士が聞けば笑われるか罵られるはず。

でも他の戦士はいない、この世界の戦士(プレデター)は俺一人。

俺でも死を見届けてくれる人がいてほしいんだよ。察してくれ。

 

なんか妙な空気になっちまったな、さっさと行くか・・・・。

どうせ今回の愚か者(獲物)の詳細は割れてるんだから。

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

よし、狩場に到着したぞ。

今俺が居るところは狩場から大体数十メートル離れた木の枝の上。

今回狩りに使う道具は以下の通り。

 

‣ リスト・ブレイド(常時装備)

 

‣ 偽ディスク

 

‣ クローキングデバイス(常時装備)

 

‣ ヘルメット(常時装備)

 

‣ コンピューターガントレット(常時装備)

 

‣ 応急処置キット(今回は救出も含むため)

 

これくらいかな。

スピアを持ってきていないって?基本的に愚か者(獲物)を狩る時は室内が多いため取り回し的に不利になりやすいものは置いてきた。

じゃあなんで偽ディスクはあるのかというのは、もし衛兵とかに見つかって多人数戦に突入した際に退路を確保するために投擲して一網打尽にするつもりだから。

 

ではまず手始めに屋敷から少し離れたところにある倉庫みたいなでかい建物から。

 

「・・・・・」グシャ

 

倉庫の扉には鍵が掛かっていたので、中の様子をヘルメットのX線やCT・MRI等に相当する機能で確認後、扉を力任せにこじ開ける。すると鉄製の扉がくしゃくしゃにした紙のようになったぜ。

相変わらずの馬鹿力だとつくづく思うよ。

 

そこで俺はこの場所がどれほどの業が積み重ねられているということを実感した。

人間と違い鼻孔に相当する部位のないプレデターであるが、それでもこの場で血の臭いが散漫していることを感じれる。

手足の千切れたような死体に、皮の剥がれたような死体、時には拷問器具に掛けられたままの死体もあった。

これはまさに反吐の出るような人間のやること。好き好んで虐殺をする愚か者だ。

そんな考えを巡らせならが近くにあった拷問器具から死体を外す。これだけでは足りないだろうが安らかに眠ってくれという行動をしていた矢先、その死体の近くにあった檻の中から声が聞こえてくる。

 

「だ、誰なんだ?」

 

年端も行かないような少年の声。振り向いて見て見ると体の所々が黒ずんでいる身体のハチマキを巻いている少年がいた。

間違いない、この少年がイエヤスだ。

しかしここで俺は名乗るべきなのだろうか。今のイエヤスの肉体は病に蝕まれているため、決して長くない命だから助けることは叶わないだろうが・・・・。

いや、彼は絵に書いたような勇敢な少年だ。ここで名乗らなければ彼を侮辱することになる。

 

『スカッフ』

 

アカメちゃんに話した時のような低い声が出て、その後に檻の鍵穴を指差し握り閉めるような行動をすると彼は咳をして血を吐き出してから、掠れるような声で俺に話しかける。

 

「た、頼む・・・・ッ。俺の友達がッ!サヨを助けてくれっ!!」

 

檻の中か今にも途切れてしまいそうな糸のように震えながら腕をある方向に向ける。

俺はイエヤスの指差したほうを見て息を呑む。

そこには身体のいたるところから血を流して吊るされている少女の姿があったのだから。

これでは彼女はまもなく出血多量で死に至るだろう。いやもしかしたら既にショック死してる可能性もありうる。

だが俺はイエヤスの思いを無駄には出来ない。急いでサヨの下に向かって応急処置キットの消毒薬の噴霧器と止血剤製作キットで作成した止血剤を取り出す。

人間には試したことがないが、やらないよりはマシだということで、吊るされている状態のサヨを下ろしてから、止血剤をナイフ形の注入器を使って彼女の脇腹に二本一気に差し込む。

無論プレデターの医療関係のものには鎮痛剤が入っていないので、この世界に来てからがんばって作成した鎮痛剤を注入してからだが。

すると徐々に白かった彼女の肌に少しずつ赤みが戻ってきたので、保険ということでカミガヤツリ科の植物の茎から作成したパピルスという紙の元祖のようなものを血が出ていたところに巻く。

ここで俺はちょっとしたことを試みる。人間の言語を長文として話す。

 

『少年、この少女のことは我が面倒見る。安心しろ』

 

「へへ・・・、おっさん厳つい顔してるけど結構優しいじゃねえか・・・。それと俺様は少年って名前じゃなくてイエヤスって名前があるんだ!」

 

イエヤスはサヨを助けたことに安心したのか、先ほどの弱さを見せずに強く声をだして名乗る。

というか長文できたぜよ。これでコミュニケーションの問題は解決したな!!(上手くコミュニケーションを取れるとは言ってない)

 

「俺はもう長く生きれねえ・・・・。だからっ、サヨを頼む!」

 

『・・・・お前は気高き戦士だ。また巡り合ったなら戦おうぞ』

 

ちょっとどころじゃないほど恥ずかしいセリフを吐いてから俺はサヨを背負って倉庫を出る。

その後サヨを近くにあった木の陰に寄りかからせて獲物を狩りに行く。

こんないたいけな少女と勇ましい戦士を苦しめた罪は重いぞ、愚か者(獲物)め。

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

獲物は既にアカメちゃん達に殺られていたよ(´・ω・`)

ちなみに俺が目撃したのはあのクソ少女がタツミに斬られるところ。

見た感じ親も見事にバッサリ斬られてまさに”成敗”って感じだったので、アカメちゃん達にばれないようにそそくさと戻ってたよ。

でもアカメちゃんのあの眼、確実にこっちに気付いていたね。

正直帝具持ちとの多人数戦は死ねるので、退散して正解だったかもな。

 

それで今俺の背には少しは先ほどよりマシになったのか可愛い寝息を立てながら負ぶさっているサヨちゃんがいます。

やっぱり間近で見ると可愛いね(´・ω・`b)

・・・・お、俺はロリコンじゃねえぞ!!(挙動不審)

そんな俺の友人の釈明をどうぞ。

 

 

「惚れた女が幼女だった、ただそれだけなんだ。だから俺はロリコンではない」by友人

 

 

――――――――変態だぁぁぁぁあああああ!!!!

 

んんっ、変態の事はもういいか。これ以上こんな話をしていると怒られそうだ。主に”ピー”の皆さんから。

 

なんか話がずれたな、さて本題に戻ろう。

まずは今回の狩りの失敗、というか獲物を奪われたこと。

これは完全に俺の失態だ。イエヤスとサヨを助けるということを最優先して獲物を先に狙わなかったこと。

これは本来なら狩りの成功こそが最高の名誉なのに人助けをしてしまった。

もし仲間を救出するなんてことなら確実に掟破りで処刑される。

ま、同族はいないから問題ないけど俺の掟に対する考えが薄まってきたのか?それとも・・・・。

ああ~やめだやめだ。今俺はプレデターになったといえども精神は人間の部分もある。

だから人助けしたことは名誉あることのはずだ、人間の精神にとっては。

それよりも今度の狩りにサヨをどうゆう風に同伴させるかだな。

心優しいはずの彼女がそんなことするとは思わないが、最悪護身術を覚えさせてこの拠点で色々としてもらおうかな。

金についてはなんの問題もない。食料についても、生活用の道具にしろ自作すればいいし、狩りや農業で事足りる。

金は問題ないといったがそれは今まで狩猟してきた愚か者(獲物)から多少拝借してきてるから。

 

 

ん?ようやく拠点が見えてきましたよっと。今日はサヨが負ぶさってるからいつもよりスピードダウンして走った所為かいつもより遅くついちまったな。

この森の中でも一際でかい大木の中には拠点へと続く穴が開いてるからそこに降りていきましょかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

この後眼を覚ましたサヨと色々あって拠点が騒がしくなったのはいうまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、今回はサヨを救出して原作を一段回破壊しました。
それと現在サヨの武装について検討中です。彼女はまだ小さいですし、戦闘スタイルはショーティVSノグチの時のショーティの戦闘のときのスタイルでいこうか、それとも弓などの遠距離武器を使った支援として戦わせるか決まっておりません。

それと私は再度いいますが、文才が壊滅的なのであまり文に期待はしないでください。

応急処置キット

戦闘で負傷した際に使用するもの。原作では作品ごとに色々と内容物が変わっており、初代プレデターでは消毒薬の噴霧器と弾丸摘出用鋏なのに対して、プレデター2では止血剤製作キットと何らかの注射、AVP2では医療用ステープラーなど結構混ざってる。
それと本文中で述べたようにプレデターの医療関係のものは鎮痛剤の類は入っていないと思われ、治療の際に大体苦痛のような叫び声を上げている。



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