ハイスクールD×Dの規格外   作:れいとん

4 / 55
第四話

「レイナーレ様!!」

驚愕しながらアーシアが言う

これで堕天使の名前がレイナーレとわかった

「探したわよ、アーシアすごく心配したのよ?

早く戻ってらっしゃい」

「おい、アンタ本当にアーシアの知り合いか?」

そう俺が問いただすと

「下等な人間如きが私に話しかけないで!!」

そうどなってくる

(哀れだなあの堕天使、相棒に対してあんなことを言うなんて)

ドライグが多少同乗していた

「レイナーレ様……私戻れません!!」

「なんですって?」

「あんな風に人を殺すような所には戻りたくないんです!!!」

アーシアの言葉から察するにこの町に着いてから悪魔と契約した人間が殺されるところを見たのだろう

「そう……仕方ないわね」

そう言ってこちらを見てくる堕天使

「ドーナシーク、カラワーナ、ミッテルト、あの人間を殺しなさい!!」

そういった瞬間に三匹の堕天使が現れる

「レイナーレ様あの人間を殺せばいいんですか~?」

「ふむ見た所普通の人間の様だ私達、三人も必要なのかね?」

そう言いながらこちらを見下す堕天使達

「仕方ないわ、アーシアが素直に言う事を聞いてくれないんだもの」

「まってください!!一誠さんは関係ありません!!」

「ならアーシアそこの人間を助けたければ戻ってきなさい」

アーシアは少し葛藤した後

「わかりました。ただ約束してください、絶対に一誠さんには手を出さないと」

「ええ約束するわ。貴方が戻ってくるのなら」

こっちをみて微笑むアーシア

「一誠さん今日はありがとうございました。私友達と遊ぶのはじめてで凄く楽しかったです」

そういってレイナーレの下へ行くアーシア

「アーシア!!」

そう俺は叫ぶ

「よく戻ってきたわ、アーシア」

「はい……これで一誠さんは見逃してくれるんですね?」

「ああそのことだけど・・・お前達その人間を殺しなさい」

笑いながらそういってくるレイナーレ

「!!? 約束が違います!!」

「仕方ないじゃない、私達の姿を見られたら生かしちゃ置けないの

じゃ、後を頼んだわよ」

「わっかりました~レイナーレ様!」

「一誠さん!!!」

そう叫ぶアーシアを安心させるために俺は微笑み返してあげた、

少ししてレイナーレの姿は見えなくなった

「さてそれじゃ殺そうか!」

「誰が殺す?ただの人間だが多少はいたぶっったほうが楽しみというものがあるだろう」

その言葉を聞いて俺はこいつ等を殺すことにした

「おい」

「「「っ!!!?」」」

「ただの下級堕天使如きが随分なめた口聞いてくれるなぁ俺を殺す?

貴様ら程度の虫けらが俺を? 笑わせんなよ」

そう言いながら少しだけ力を放出してやる(少しと言っても魔王クラスの魔力だが)

「まぁ安心しろ一瞬で殺してやるから痛みはねぇだろう」

俺がそういうと絶望的な顔をする虫けらども

「あ……ああああああ!!!」

虫けらの一匹が逃げ出そうとしたので魔力弾をそいつに放つ

ドゴン!!!

その虫けらに当たった瞬間ものすごい衝撃が公園を襲う

「ミッテルト!!!」

そう虫けらの一匹が喚く

耳障りだったのでそいつは燃やしてやった

最後の一匹

現実と認めたくないのだろう視線は虫けらどもがいたところを忙しなく動いている

バン!!!

最後の一匹を消し飛ばした

 

 

俺はその後すぐに電話を掛けた、相手は……

「どうした?兵藤お前から連絡をしてくるなんてめずらしいじゃねえか」

堕天使の総督アザゼルだ

「今さっき下級堕天使四匹に襲われた内三匹を消したが残りの一匹が俺の友達を攫いやがった

これはグリゴリが俺に対して宣戦布告しているとみなしていいのか?」

俺が用件を伝えるととアザゼルは焦ったように喋り始めた

「ちょっとまて!! 俺はそんなことは知らねし、お前と敵対する気はねえ!!」

そう早口で言ってくる、よっぽど俺と事を構えたくないらしい

「じゃあ、おめぇんとこの部下のかってな暴走って事でいいんだな?」

「……ああ、そうだ……」

そう言い切るアザゼル

「そうか、わかった用件はそれだけだ……それじゃあな」

そう言って俺は電話を切る

「ちょっと!!ここで何があったのよ!!」

俺を警戒しながらリアス達が聞いてきた、どうやら俺がアザゼルと電話してるうちに来たようだ。

「さっき魔王様クラスの力を感じたわ、何があったか聞かせてもらうわよ」

「……今さっき堕天使どもに襲撃された、虫けら風情が俺の怒りに触れたんでな消えてもらった」

「……もしかして、さっきの魔王様クラスの力って……」

「俺だが?」

そういうと余計に警戒してくるリアスたち。

「……そう、まあいいわ・・」

「用件がそれだけなら俺は行くぞ」

そう言ってその場を後にした。

 

 

俺は今教会に来ている。

あの虫けら(レイナーレだっけ?)の力をたどってきたらここだったのだ

正確にはここの地下だが

「……ハァ、何であいつ等ついて来てんだ?」

そう、公園を後にした時からリアス達は付いてきていたのだ。

「まぁ、どうでもいいか」

そういった直後俺は教会を吹き飛ばした。

 

 

「何!? 何がおこったの!!?」

そう怒鳴りちらすレイナーレ。

「よう、虫けら」

俺が意気揚々と話しかける。

「お前!! あの時の人間!!」

「一誠さん!」

アーシアを見つける、巨大な十字に鎖で縛られていた。

「少し待ってろ、今助けてやるからな」

そういって俺はアーシアに笑顔をむける。

「下等な人間如きが!! 調子にのるなァ!!!!」

その言葉を合図にこちらにむかってくるはぐれエクソシスト達。

俺はその場を動かずに半ドーム状に魔力を前方に出す。

それだけで50人以上いたエクソシスト達は吹き飛ばされた。

「何なのよ!!お前!!」

そう言って光の槍を投げてくる虫けら。

無論そんな物俺には効かない。

「まったくたかが堕天使如きが随分なめた口聞いてくれたぁその上俺の友達まで攫いやがって、そんなに死にてぇか」

そう言いながら力を軽く放出する。

「…あ……ああああああ! わ、私はこんなことで死ねないの!! このシスターの神器を手に入れて至高の堕天使に……シェムハザ様とアザゼル様の求愛を受けるのよ!!!」

そう言って取り乱す虫けら

だがその言葉に俺はキレた、辺り一帯を俺の殺気が充満する

「神器をとりだすだと? そんなことをしたらアーシアが死ぬじゃねぇか!!!

……てめぇアーシアを殺そうとしたんだ相応の覚悟はできてんだろうなぁ!!!!」

そう言って俺は空間が歪むほどの魔力を槍(イメージとしてはスピア・ザ・グングニル)の形にした

「…ひぃ……ああああ!!?」

槍を見て後ずさる虫けら。

「それと一ついい事を教えよう」

俺は顔に笑顔を張り付けながら言う。

「アザゼルはお前を見捨てたよ、さっき連絡をして確認を取ったが一部の部下の勝手な暴走だってな

だから俺がどう処理しようが俺の勝手だそうだ」

その言葉を聞いて絶望する虫けら。

「嘘よ!! アザゼル様が私を見捨てるはずがない!!!」

その言葉に俺は呆れてしまった、どうしたらこんな自信が出てくるのか。

「本当だ」

「嘘よ! 嘘よ嘘よ嘘よ!!!!」

そう叫ぶ虫けらを槍で刺す。槍を形成している膨大な魔力で跡形もなく消し飛ぶ。

「もう大丈夫だからな、アーシア」

鎖を断ち切ってアーシアを開放する。

「一誠さん」

「もう大丈夫だからな?」

そう俺はアーシアに言った

 

 

「出てこいよ、公園から付いて来てるのバレバレだからな?」

その言葉の後にゾロゾロと出てくるリアス達

「随分派手にやったわね…」

少し呆れながら聞いてくるリアス

周りにいる眷属達も少しばかり呆れているようだ

「たかが虫けら如きが俺に逆らうからこうなるんだ」

そう俺はぶっきらぼうに言った

「そう・・ねぇ貴方名前は?」

「わ、私ですか?」

「そう。貴女」

「アーシアです。アーシア・アルジェントです」

「アーシア・アルジェント、いい名前ね。アーシアと呼んでも良いかしら?」

「は、はい」

「アーシアは何か特殊な能力を持っているの?」

「特殊といいますか、神器を持っています」

「神器を。どんな能力なのかしら?」

「トワイラト・ヒーリングといっていろんな怪我を治せます」

「それは悪魔や堕天使も治せるのかしら?」

虫けらの言葉を聞いていたのだろうリアスはアーシアに質問する

「はい、治せます・・」

そういって目を伏せるアーシア

「なるほどね……アーシア、私の眷属にならない?」

その言葉に眷属たちは多少驚いたようだ

「眷属ですか……?」

アーシアは意味がわからないのだろうそれを察したリアスは説明する

「眷属とはこれ、イーヴィルピースを使って悪魔に転生することができるの

この駒の持ち主の下僕になるんだけどね。それが眷属になることよ」

その言葉に考えるアーシア

「一誠さん」

こちらを不安そうに見てくるアーシア

「どうした?」

「もし、私が悪魔になっても、友達でいてくれますか?」

どうやら自分が悪魔になったら友達としての縁を切られるか心配になったのだろう

俺は笑いながらアーシアに言った

「当たり前だろ?アーシアが悪魔になろうが天使になろうが、それこそ神になったって俺たちは友達だ」

「一誠さん」

その言葉を聞いて嬉しそうにわらうアーシア。どうやら決断したようだ

「眷属になります。一誠さんにご迷惑をこれ以上おかけしたくありませんから・・・」

「わかったわ。アーシア

我、リアス・グレモリーの名において命ず。汝、アーシア・アルジェントよ

我の下僕となるため、悪魔と成れ。汝、我が『僧侶』として、新たな生に歓喜せよ!」

リアスがそう唱えた後駒が紅い光を出しながらアーシアの胸の中に入って行った

「これで貴女もグレモリー眷属よ。よろしくねアーシア」

「はい!よろしくお願いいたします!」

そう言って頭を下げるアーシア

 

 

その後アーシアをリアス達に任せて俺は帰宅した

「ククク」

いきなりドライグが笑いだした

「どうした?ドライグ」

「珍しいことがあるもんだと思ってな」

「何がだ?」

「とぼけるなよ相棒。お前が誰かの為にキレた事だよ」

「それがどうかしたのか?」

その言葉に俺は少し不機嫌になりながら聞いた

「前にも話したと思うが神器ってのは所有者の感情によって能力が増減する

今の相棒なら前以上に使いこなせると思ってな。

相棒これ以上強くなって何を目指すんだ?」

「……さあな、そんなの俺にもわからんさ。ただ……アーシアを守りたいと、ただそう思っただけだ」

「ククク、そうかい」

そういってドライグは会話を打ち切った。

俺がアーシアの眷属化に反対しなかったのはその方が安全だと思ったからだ。

天使や人間のみならず他の人外を治す神器はあいつ等が思っている以上に希少だ。

それに俺とアーシアが関係あると知れば一部のバカどもがアーシアを狙いかねない。

魔王であるサーゼクスの妹の保護下に入れば多少は安全だろう。

 




多少、改訂しました
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告