一歩また一歩と、俺は見知らぬ山を歩いていた。
(変な山に着いて3日…、なんか変な超能力に目覚めたのは良いが飲まず食わずは、流石に応える!!)
俺、宮原 紫紀は、元アサシン(現在NEETの16歳)なので、飲まず食わずには、慣れているが最近
「くそ!!やっと東京に行けると思いバスに乗ったのはいいが、まさか崖で落ちるなんて…」
そんな訴えも風しか返事をしてくれない。
あぁ、虚しいせめて食料の一つや二つ持っとくんだった。
そんな事を考えていると、
ガサガサ、
茂みが揺れた、
(これは幸運だ!!大抵の動物ごときなら倒して今日の昼飯にしてやる…!!)
そして、その茂みから出てきたのは、
ピンク髪のチャイナ服みたいなのに身を包んだ綺麗な女性だった。
久しぶりに人を見た安堵からか、食料でなかったショックからか、俺はその場に倒れた。
「え!?何でこんなところに人が?と言うか大丈夫ですか!?」
と女性は俺に顔を近ずけて来た、
俺は、乾ききった唇を動かし彼女にこう言った。
「何か食べるものをくだ…さ…ぃ…」
そこで俺の意識は闇へと放り込まれた
「え!?あのちょと〜…取り敢えずはこぶしかないわよね?」
3時間後(≧∇≦)
「ん、んーこの匂いは…食べ物!!」
「うわぁ!!」
俺は見知らぬ建物の中で目覚めた。
今では珍しくなった畳の部屋に布団を敷いている状況だ。
しかし、元々田舎に住んでいた俺からしたら実家のような安心感だ。
「いきなり大きい声を出さないでください!びっくりしたじゃないですか」
そこには、俺が意識を失う前に会った女性がいた。
「あんたが俺を運んでくれたのか?ありがとうな」
「いやいや、明確に言えば運んだのは私ではないのですが・・・・ここは、どういたしましてと、言っておきましょう」
ぐぎゅるるる
その時俺の腹が盛大になった、恥ずかしい助けてくれた女性の前で…強欲にも酷すぎるだろ俺の腹!!
それを見た彼女はクスッと笑って、
「それではご飯にしますか?」
と声をかけてくれた。
御飯を終えて(≧∇≦)
「美味しかったー!!マジで生き返った本当ありがとな!!」
「そう言われると、作った甲斐があります。
そう言えばまだ名のってなかったですね、
私は茨華仙、ただの行者です、華仙と呼んでください」
「俺は宮原 紫紀だ、ただのニー…16歳だ、宜しく」
「宮原さんですか…宮原さんはどうしてあんなところにいたんですか?」
「バスが事故に遭って崖から落ちた。そしたらあの山の中にいた、持ち物も無くなってたからそれから三日間歩き回っていたらあんた…華仙に会ったんだ」
「そうですか…じゃあ今なにも持ってないんですか?」
んー、と言って俺は何もないアピールを仕様とズボンのポッケを裏返した。その時、ポト、っと地面から音がした。
どうやら俺のポッケから落ちたらしいが…
「俺、こんなキラキラしたカード持ってたっけ?」