きんいろモザイク‐ボーイズ・ビー・アンビシャス‐   作:星の翼

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遅くなった投稿申し訳ない。

速く貯金貯めたいなぁ………


7話:一方その頃の眼鏡

 

 

「畜生─テメェらの血は何色だ………」

 

昼食─きっちりと女子陣の分を奢りながら宗吾は此方を見ながら恨めしくつぶやく・

 

「ごちそう様ぁ~」

「恨むのならあの時罰ゲームを課した過去の自分を選ぶんだな。」

「るっせえ!!ってか、猪熊ぁ!!テメェ何デザートまで頼んでんだよ!!それも一人で3つもよお!!」

「いやぁ~甘いものは別腹って言うでしょ?」

「限度考えろよ!げ・ん・ど!!」

「ごめんね宗像君。陽子の事止めればよかったわ」

「あ、……い、いや、小路が謝る事じゃね………ない、だろ。」

「そうでござるよ小路殿ぉ。これが所謂、【自業自得】でござる!」

「ほっとけぇ!!次はぜってぇに勝つからな!!」

「ああ、再戦は何時でも受けてやるぜ…にしても、本当にたくさん取って貰ったな、アリス」

「うん。ドラ凄く、クレーンゲーム上手だったよ。」

「………そう言われると、照れる。」

「私もお人形貰いました。」

「それは【魔法少女リリ○ルな○は】の【フ○イト】ちゃんでござるなぁ。主人公の一人でござるよ!!」

「魔法少女?リリ○ル?」

「……分かってないのに取らせたのかよ?」

「大方金髪に惹かれたんだろ─」

 

忍なら大方そんなものだ。

 

「さてっと腹も膨れた所だし行くか。」

「………そうだな。 荷物は、俺が持つよ。」

「ありがとうドラ!」

 

アリスの荷物を持ってあげる龍寅。

こうして見てみると本当に仲の良い……パパと子供?

 

「………大したことはしてないよ。 ?如何した武?」

「ああいや……やっぱり身長差か?」

「ああ、アリスがどんどん遠くに……」

「そんな恨めし目にドラを睨むな忍。─で?次はどこに行くんだ?」

「あ、それなら自分文房具を見たいでござる。丁度スケッチブックを切らしてしまってござってな。」

「ん……皆はそれでいいか?」

 

再度の確認では特に異論は無し。

そのまま会計を済ませて文房具店に向かった。

 

 

 

 

 

 

所変わって時刻は数刻前に遡る─

 

朝目を覚ましベッドから身を起こす。

テーブルの上の手入れしたての眼鏡を掛け、カーテンを開ける。

 

「今日も良い天気ですね。」

 

清々しい朝─本当は今日、皆と出掛ける日でしたが……今日は所用で同行できないのが残念です。

宗吾が小路さんと仲良くやっているだろうか。彼肝心なところでヘタレになりますから面白──ではなく心配です。

 

そう思いながら紅茶を眠気覚ましに一口啜る。

私、【八房久遠】─【八房財閥】の御曹司…所謂、お金持ちのお坊ちゃんです。

 

今日は友人の武達から遊びに行かないか?っと誘いを受けていたのだが─土日を使い家族の住む本家の方へと帰っている最中だ。

現在彼は使用人数人と共に父親の用意した離れにて生活をしている。家の事は大体彼らに任せている。

本来─久遠はそれ相応のエリートの集う金持ち高校に進学する予定だった。 しかし、彼は【学生の内は自分の好きな道・あり方を貫く】と言って真っ向から父親と対立。 父親は【チェスで勝てたらその話を受けてやる】と言って了承。だが、この父親─全国ベスト16位入りしたと言うプロを呼び込んで久遠にぶつけた。 大人げないと言うかもしれないが……彼も一大手会社を担う者、息子に対しては獅子とならねばならないと決めている。

しかし、そこは人を手玉に取ることに長ける鬼畜眼鏡─プロを相手に一歩も引かず寧ろあの手この手の嫌な手でプロの心をへし折り勝利する。

念の為にと念書まで書いてしまった手前、父親もぐうの音も出せず─現在に至っている。

 

とは言え、この様に休日を使って実家に帰れているあたり、二人の関係は険悪と言う訳では決してない。寧ろ─久遠が広い視野を得て自身の跡取りとして磨きをかけているのに父親実は嬉しかったりしてるのは秘密である。

 

 

 

「お久しぶりです、お父さん」

「うむ。」

 

昼頃─僕こと久遠は数週間ぶりに父とレストランにて再会する。

母はこの頃体調がすぐれないと言う事で使用人たちが看病してくれている。 家に帰ったらしっかりと顔を見せないといけませんね。

 

「学校は如何だ?」

「とても充実していますよ。最近─イギリスから来た新しい友人が出来ましたし。」

「ほぉイギリスからか……そう言えば、【アイツ】も今はイギリスに居たな」

 

アイツ…と言うのは父の友人の事だ。

正直、僕はその父の友人に対してあまりいい感情を抱いてはいない…いや、より正確にはその娘にだ。 小さい頃─何度か遊ぶことがあったが……振り回されて偉い目にあった思い出しかない。

 

「父さん、その話は止めよう。折角の親子水入らずなのですから─」

「そうだな。」

 

昼食を食べながら父と他愛ない話を進める。

 

 

 

 

「そう言えば父さん、会社の方は順調のようですね。」

「何処ぞの跡取り息子が、高校生時代くらい好きにさせろと言って飛び出したからな。一層奮起せねばならなくなったからな。」

「耳の痛い事を言わばいでください。それに対抗して無理難題を吹っかけてきたではありませんか。」

「ふん、それを笑って熟したお前が言うか?最後は泣いていたぞ?もう地元に帰って農業を手伝うとか言って」

「それはそれは気の毒に」

 

くすくすとあの時の事を思い出して笑ってみせる。

苦い顔をしながらひきつった笑みを浮かべる父と愉快に笑うとは正反対だ。

 

「お母さんは元気ですか?」

「顔を見せてやれ……しかし、改めて見ると、目元が【咲夜】に良く似ている。 後、性格。」

 

【咲夜】と言うのは僕の母の名前だ。

夫婦仲は睦まじいが父曰く【お前の性格は母親譲り】らしいので、きっとそうなのだろう。

しかしそんな母を妻に持つとは……やはり父はマゾなのだろうか?」

 

「…………今何を呟いた?」

「空耳です。男子は母親にに成り易いと聞きますが─性格は遺伝でしょうね」

「ふぅ………まさか実の息子への皮肉も通じないとは……後継者が頼もしいような恐ろしいような。」

「………………………………後継者になるかはまだ分かりませんよ?」

「ぬっ?!」

「また何時ぞやのように我が儘を言うかもしれません。」

「………その時は、また条件を押し付けてやる。」

「笑顔で乗り越えてしまうかもしれませんよ?」

「………以前のようにはいかん。」

「それは楽しみです。」

 

クックックっとお互いに黒く笑い合う。

運転手の顔色が悪いのは何故だろうか?

 

「………ああ、そうだ。 お前に一つ言い忘れていた。」

「? 何ですか?」

「お前も覚えているだろう?九条の事だ。」

「………………ああ。」

 

父の友人である【九条さん】。今はイギリスに住んでいて、幼馴染みの少女が居る。

いや─幼馴染で止まってくれればよかったのに──

 

「それが如何したのですか?」

「アイツら……今度日本に帰って来るそうだ。」

「そうなんですか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………………………………え〝?」

 

それは恐らく僕が滅多に見せる事のない【嫌

 

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