転生…え?俺がですか!?
皆さんは『転生』と、言う言葉をご存じだろうか?
『転生』といえば『輪廻転生』と、言うのが一般的だ。
しかし、一部では『神様転生』と言うのも流行っている。
これは、ある剣豪少年が体験した。
別世界への転生録である。
それでは始まり始まり…
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八月下旬。
ある、体育館で竹刀の撃ち合う音が響いていた。
「…」
「……」
広い空間のなか、回りには防具に身を包み竹刀を撃ち合う高校生らしき生徒達
その中央にたたずむ二人の男。
回りの生徒達もその様子を見守るように何十人いた。
「おい。」
「なんだ、腰抜け」
二人の男の片割れ…背の高い少し細身の男…黒鉄隆起…がもう一人のどっしりとした男にたいして声をかけたが「腰抜け」呼ばわりで返されてしまった。
「いや、なんで俺がこんな格好で竹刀構えてお前と向かい合っているのかがどうしてもわからなくてな」
「決まっているだろ!!貴様が俺からの挑戦と我、部への入部を断り続けるからだ!!」
「いやいや、こうなるのがわかってたから断ってたんだっての、第一俺は剣道じゃなくて剣術それもうちの家のだから誰とも打ち合えないんだって説明してるだろ?」
「ならば!!その剣術を我、剣で叩き潰し貴様に木刀などではなく竹刀を握らせるだけよ!!」
「いや、話を聞けよ…」
何をいっても全く聞こうとしないこの男、黒鉄隆起が通う高校の剣道部主将である。
「いや、貴様も剣はを持つものならば剣で語れ!!」
「うわ、ここまでの剣道バカとは思わなかったわ」
因みに、本日の気温は猛暑らしく外気温40°。
この広い空間のなかで動くのは二人だとしても防具に身を包んだ剣道部主将はかなり暑い。
「ああ、わかったよやれば良いんだろやれば…たく」
「おお!!やる気になったか!!ならば構えよ!!」
「いや、俺は剣道じゃなくて剣術でいく、お前と俺の違いを見せてやる」
「キ、キサマァ~!!」
頭に血が上ったのかはたまた、はなから単細胞なのか真っ正面からばか正直に突っ込んいった剣道部主将。
その突撃を隆起はヒラリと躱し
「ほら、結局お前は俺には勝てなかった」
横からの鋭いつきによって勝負を決めた。
「もう、俺にか関わるなよ。たく、とっととかえってゲームしよっと」
その一言だけ残し、隆起は体育館から出ていった。
この日が猛暑ではなければもしかしたら気がついていたかもしれない
隆起をみる鋭い目を…殺意に満ちた目を
この日から数日後、とある高校で一人の生徒が死体で発見された。
その生徒はこの日ある生徒からの果たし状によって学校に呼び出されていた。
回りには複数人によって襲われたと思われるあとがあり警察は詳しい事件の――――――
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「あれ?」
俺、黒鉄隆起はあの体育館の試合の後あの剣道部主将に呼び出されついていった先で…
「ああ、俺死んだのか…」
~そう、死んでしまっているぞ~
「っ!?どこだ!!」
~ホホホ、どこを探しても居らんよ何せ、今は見えんからのぉ~
何処のどいつだよコイツ!!
~お主らの言うところの…神…かのぉ~
「かみ…神っ!?だ…と!?」
~そう、ワシは神お主は今はワシの支配する空間のなかに居る~
「神様だろうと何だろうと人と話すときは姿を見せやがれ!!」
~人ではないからのぉ~
あ、そうだコイツ人じゃない
~まぁ、良い今いくとしよう~
え?来るの!?
隆起は本当に来ると思っていなかったのか驚きながらも、神と名乗ったものが姿を見せるのを待っていた。
「今からいくってことはまだ来ないのかな?」
「いや、もう来とるぞ」
「っ!?後ろにたつんじゃね…え…え?」
隆起が後ろを向いたときそこにいたのは一人の着物を着た幼女だった。どっからどう見ても白夜叉だ
「あんたが神様?」
「いかにも、本当ならば今ここで証明しても良いのだが時間もないんでな、本題を切り出させてもらうぞ。
お主…転生してみんか?」
「え?あ、はい…え?」
「転生じゃ、今、お主の魂はワシの力によってこの場におるしかし、それも時間の問題、直に魂は形を保てなくなり消えるそうなる前に輪廻の輪に組み込まれるのじゃが」
「俺は違うと?」
「そうじゃ、お主の魂は既に輪を外れ消えるのみとなっているだから転生じゃ」
「つまり、消えるか、新しく生き返るしかないと……なら、転生を選ぶぞ」
「フフフ…そうかなら、少しお主に力と武器を授けよう、何せどんな場所に行くかはワシにも分からんでな」
「ああ、わかったどうすればいい?」
「何、簡単なことよ頭のなかに思い描けそれを読み取りその力を授けよう」
「わかった…」
俺は目をつむり頭のなかに望む力を浮かべた。
「(俺が望むのは…身体能力の上昇、五感の超強化、あ、魔剣創造も欲しいな…後は一十一のSPECとモンハン武器の大剣と太刀かな…あ、デバイスも)」
「…分かった、お主にはこの力を授けようさあ、時間だ。願わくばお主の人生に幸あらんことを」
「ありがとよ神様…」
こうして俺、黒鉄隆起の十七年の人生が終わった
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やぁ、僕の名前は黒鉄一輝。
破軍学園所属の『伐刀者』だ。
『伐刀者』とは己の魂を武器…『固有霊装』として顕現させ、その身に宿る異能を用いて戦う者達であり、その身にある『奇跡』を宿しているのだ。
そんな学園で一年過ごし僕は留年と言う結果しか得られなかった
「はぁ、留年か…」
呟きながら長い廊下を一人歩きながら僕は寮の自室に向かっていた。
「ただいまぁ…って誰もいないんだけどね」
僕の他には誰もいない部屋で一人呟きながらベットに腰かた。
「落第騎士…か…」
落第騎士…それが今日僕がこの学園の先生に言われた二つ名らしい。
まあ、らしいったららしいね。
「才能なんて無かったからなぁ…うん?」
一人部屋なのに自分の部屋にないものがあると気がつきそれをとりに自分の机に向かうとそこには一枚の手紙があった。
「手紙…?でも誰から?」
疑問に思いつつその手紙を開くとそこには
『拝啓、黒鉄一輝殿
突然のお手紙失礼します
本日はあなた様に施されている封印、並びに
封印によって起こった才能の低下などの解除のため
このような形ながら接触させていただきました。
特典につきましては以下の通りとなります
・身体能力の超強化
・五感の超強化
・一十一のSPEC
・魔剣創造
・武装、《爆斬》、《爆斬》並びに《陰鉄》融合武器《爆滅の雷霆(ジュピター)》
・『カートリッジシステム』搭載デバイス『レイジング・ハート』並びにそのカートリッジ
以上となります。
また、《爆滅の雷霆(ジュピター)》使用にたいし《陰鉄》また、黒鉄さまご本人に雷の力、爆破のお力を付与させていただきました。
神器の導入につきそちらの世界に神器が生まれましたそ危険性のある『神滅具』れらの破壊をお願い致します
それでは、こらにて失礼させていただきます。
また、記憶の覚醒はこの手紙の消失後速やかに始まります。
では、また。
親愛なる神より
黒鉄一輝もとい黒鉄隆起へ』
と、書かれていた。
「黒鉄…隆起…黒鉄一輝」
手紙の内容はわからないことだらけだったでもこれだけは分かる。
この手紙に嘘はない
そう確信したのと同時に僕の意識は落ちていった。
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翌朝、目が覚めてしばらくしてから全てを理解した。
「しかし、あの手紙はないだろ神様」
少し苦笑いしながら僕は…僕は
「僕は…いや、俺は、黒鉄一輝…そうだろ相棒」
『yes、Master』
そういった彼の手には少し大きな二本の刀と、赤い宝石が合った
この世界に来て記憶を取り戻すまでの十数年この体は随分と鍛え抜いてきたようだ。
今、俺は早朝に誰もいない学園の周りを走っている。
「しかし、鍛えぬかれた肉体だな」
少し走っただけでも分かる程にこの体はすごい、まずは体力面これはこの東京ドーム十数個分の学園を一時間以上も速度を維持して走り続ければわかる。
続いて基礎的な体の動き。
これは反復横跳びやスクワット、腕立てで分かる。
「フッ!!ハァ!!ヤァ!!」
今は二本の刀を使った動きをしている。
左右の刀での連携をしているのだが
「やっぱりこの長さの刀は二本じゃ使いにくいな」
手元の刀は少し長めでとてもじゃないが連繋では使えない。
長さを変えることも可能なのだがそれをするのははっきり言って無謀
「やっぱり片方しか使えないか…しかしどうにかできないかな…このままじゃなぁ、まぁ、いざとなったら魔剣創造と合わせるかそれにこのまま悩んでても仕方ない、大剣の方にするか」
二本の刀を合わせ一本の大剣にする…これがこの武器の真髄
「こい!!《爆滅の雷霆(ジュピター)》!!」
手元の刀が雷を走らせながら一つとなり目の前に小さな球体が表れる。
そこに手を入れ、行き良いよく一回転しながら引き抜く、現れたのは一本の剣。
黄金色に輝き細部には赤や黒などといった色が使われている。
一目見るだけでこの剣の力がすさまじいことが分かる。
しかし、
「お、重いな…」
そう、コイツは重いのだ。まず、俺の身の丈ほどある刀身そして刀2本分の刃渡り
まず普通に振り回すのは無理だ…だから
「ふぅ…全てを焼き消せ最速の《電光殺化》!!」
この技を使うことによりようやく使いこなせる。
俺の属性雷を体に伝達させることにより身体能力を格段に引き上げる《電光殺化》
文字道理雷の光で全てを殺す者となる。
この状態ではすべての攻撃が必殺になりうるのだ。
「ふぅ…この形態じゃぁ実戦はまだ早いかな…次はっと…こい《黄昏の聖剣》!!」
手元に現れたのは光輝く黄金の剣。
名を《黄昏の聖剣》本来は神器名のだが固有霊装としても具現化することができた。
この剣を使って更に訓練を続ける
「フゥゥゥゥゥゥ…」
大きく息を吐きながら気を落ち着かせる
「はっ!!せい!!」
上段、中段、なぎ払い、剣を用いた戦法を試すうちに徐々に力が漏れだし、剣を上段から袈裟斬りに切り下げたとき
「ハァァァ…っ!!ハァ!!」
ズザァァァァン!!
と言う音とともに前方の地面が抉れた
「あ、しまった…はぁ…」
『大丈夫ですよマスター、結界によって外部への情報漏洩はありませんから』
「あ、そうなんだ…よかった」
ため息をつきながら抉った地面の土をバレないように修復し出した。
因みに《固有霊装》を使った訓練を始めたときから俺は自分のSPEC…「身体時間の超加速」を使い誰にも見られないようにしていた。
この日の朝練はこうして終わった。
そして、物語が始まる。