「はあ・・・・・予想外だわ・・・・」
俺はため息をつく。サウザンドアイズでルイオスとの会談が終わり、今は帰ってる途中なのだが・・・・
「なんでそんなにキレんだよお前・・・」
「うっせぇよ、お前前に俺が言ったこと覚えてるか?」
「昔のことは忘れたな」
「じゃあもう一度言ってやる。自分の命を粗末にするんじゃねえ」
絶賛十六夜に説教をされている最中であり、なんでこんなことをしたのかと飛鳥からは詰め寄られた。何でこうなったかっていうのは、十六夜に
「つーかそんなキレんなっつーの、コイツはある意味戦争なんだ。誰かが死ぬなんてのはあたり前。その場合、死んでもたいして影響無い奴から死んでいくのが当たり前なんだよ」
「うるせえ。これはギフトゲームだ。しかも
それっきり会話もなく、俺達はコミュニティに帰り、ジンと春日部に事情を説明した。
「事情はわかりました。黒ウサギ、君は謹慎とします」
「なっ」
何でですか、と続こうとしたセリフは有無を言わさぬ空気のジンに押されて出てこなかった。
「君だけでペルセウスの取引にのってしまう可能性がありそうだからね」
こんな時でもちゃんとジンがリーダーをやれていることに感動する。謹慎を食らった黒ウサギを尻目に俺は十六夜を連れ出す。
「何の用だ?」
「本来なら俺の命一つで簡単にケリがつく予定だったんだが、そうは行かなくなっちまったんでな」
「当たり前だ。だれがそんな形でケリつけさせるか」
いつになく真剣な目と顔の十六夜。なんだかんだ言いつつコイツは基本的に優しいんだろうなと思いつつ、俺は本題を切り出す。
「んでまあ変わりの交渉材料が必要なんだわ」
「レティシアと交換するものか?」
「いや、ギフトゲームをするための、だ」
十六夜が少し驚いた顔をした後にニヤリと笑う。どうやら俺の意図には気がついたらしい
「そう言うことか。だがそんなもんがあるのか?」
「ある。ギフトゲームを探していたときに白夜叉に聞いたんだが、コミュニティの中には自分たちの伝承を元に自分たちに挑戦する権利を与えるためのギフトゲームをやっているコミュニティもあるらしい。で、ペルセウスもご多分に漏れずそれをやっているわけだ」
「けどそれギフトゲームが開催される日まで待たなきゃ行けないわけだろ?間に合うのかよ」
「俺もそれは思ったんだがな、なんと調べたところによると常時開催。っつーか行けば参加できるタイプのギフトゲームらしいんだわ」
常駐クエストみたいなもんだ、と説明する。十六夜は合点がいったのか
「つまりそれを交渉材料に〝ペルセウス〟にギフトゲームを挑もうって訳か」
ご名答。と返事をする。ギフトゲームの内容は俺と十六夜なら難なくクリアできる難易度。要するに一週間以内にそいつ等を倒して挑戦権を本拠に持ち帰るのが俺達の仕事って訳だ。
「で、だ十六夜。お前、クラーケンとグライアイ。どっちを相手にしたい?」
「何その面白そうなネーミングの相手。クラーケンで」
面白そうなネーミングて・・・・、まあやる気があるならなんでもいいわ。クラーケンは十六夜にまかせて俺はグライアイを倒すとしよう。十六夜にギフトゲームをやっている場所を伝えてから俺と十六夜は行動を開始する。
かつての仲間を取り戻すために
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