今回はこの程度で終わりにしよう。
――では、今宵も私の歌劇をご覧あれ――!!
「父上。……おかえりなさい」
城に入って少し歩くと、霞たちが私を待っており、その背後から、イザークが顔を出した。
「ただいま、イザーク。屋敷へつなげてくれるか?」
「わかりました」
そう言うと、廊下の一角に扉が現れる。
「では、私はこれで」
「ご苦労、イザーク」
城の中へと溶け込むイザークに私はねぎらいの言葉を掛けた。
「ほな行くで。……どないしたん、亞莎」
イザークが消えたあたりを見て呆然としている亞莎に問いかける霞。
「ひ、人が、し、沈ん……!?」
「亞莎」
私は彼女の元に歩み寄り、肩をそっとつかむ。
「ひゃ、ひゃい!!」
「吸ってー」
「……すぅ――」
「吐いて――」
「はぁ――」
その後数回深呼吸して落ち着いたのを見計らい、手を放す。
「……この城で卿の常識は通用しないと思っておくといい。もっとも、あまり使うことはないとは思うがな」
「は、はい」
「よし、では行くぞ」
私はそう言って、扉を開いてくぐったのだった……。
――*――*――*――
扉をくぐると、屋敷の広間の一室に出た。
「おかえりなさい、隊長」
そこには寧と、
「お帰りを心よりお待ちしておりました、旦那様」
美花、そして……
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「遅いわよ、ライニ」
メイド服を着こなす月と詠がいた。
「……霞。私の目がおかしくなったのか? 詠が美花たちと同じ服を着ているように見えるのだが……」
「大丈夫や、ウチも詠が月と同じ服着てるように見えるわ」
そう言うと、詠が少しすねた様子を見せる。
「なによ、ボクがメイド服で仕事してたらダメなの?」
「いや、ダメではない。似合っているぞ」
私がそう言うと、詠は顔を伏せた。
「……あ、ありがとう」
「っていうか、隊長が暇つぶしに作った中に、詠さんにぴったりな奴があったんだし、そのうち着せるつもり――」
「……む、手が滑った」
私は宝物庫から、
「うわ、マジで口封じに来てませんか!?」
「……」
私は宝物庫を展開して、もう数本発射する。
「すみませんゆるしてくださいこのとおりです」
それすら避けきったので、さらに数を増やして射出準備をすると、寧は土下座をした。
「あらあら、旦那様に愛されていますわね、寧様」
「美花さん、いまの一連の流れのどこにそれを感じる要素があったんですか!?」
やさしげな笑みを浮かべて言った美花の言葉に寧が顔をあげて戦慄する。
「ハイドリヒ卿、悪いけど紹介お願いできるか?」
周陽の言葉に私はハッとして答える。
「そうだったな。卿ら、自己紹介をしてくれ」
私がそう言うと、詠がまず一歩前に出る。
「ボクは賈駆、字は文和。真名は詠よ。あと、ライニのマスターよ」
「アンタがこの規格外の主なのか。……どうしてマスターになったのか大いに疑問なんだが……?」
「ボクに言われても分からないわ」
周陽の感想に対し反応に困った詠は、複雑そうな表情を浮かべて答える。
「私は孫乾。字は公祐と申します。真名は美花です。旦那様にメイドとしてお仕えしています」
「それと、隊長の狂信者で、隊長が抱いた女の変態筆頭です」
寧が明後日の方向を見ながらそう付け足す。
「メイドたるもの、ご主人様のどのような欲望も受け止めることが出来なければなりません」
キリッとした表情で寧の言葉に答える美花。
「……どこかおかしいところを除けば、とても気遣いができる、良い女なのだがな」
「安心してください。私は旦那様がいる限り、社会に適合できる破綻者なので」
「……ひでえ脅しを見た」
笑顔で私の言葉に反応した美花。
それに対し周陽はどこか憐れみを込めた視線を私に向けながら、そうこぼした。
「次は私ですね。私は董卓、字は仲穎です。真名は月といいます。よろしくお願いします」
「隊長の数少ない癒し要員
寧の一言に、何か嫌な予感を感じた私は、口元を引き攣らせた。
「え? なんで過去形なんや?」
きょとんとする霞の言葉を聞いた寧はジト目で月を見て問いかける。
「隊長にして貰いたいことは?」
寧の問いかけに、月は頬に手を添えてこちらをチラチラ見ながら答えた。
「へぅ……。ご主人様のジェノメトリクスでされた時のようなことを……」
「……」
気のせいか、世界が揺れた気がした。
「……ちなみに、ジェノメトリクスは、隊長の深層意識の世界なので、それなりに深いところまで潜ると、隊長自身が認識していない一面も見れます。たぶん、月さんが見た隊長は、隊長自身は認識できてない一面だと思います」
「……とりあえず、その話は後だ。寧、自己紹介してくれ」
頭痛を感じ始めた私は、話の腰を折った。
「あ、はい。私は李奉、字は幽遠です。隊長の部下やってます」
「……とりあえず他の面々の紹介は明日にしよう。では、卿らも自己紹介してくれ」
私は亞莎の方へ向いてそう言うと、亞莎は慌てる。
「えと、私は呂蒙、字は子明といいます。真名は亞莎です」
「オレは周陽。こっちはバーサーカーだ」
「……(ペコリ)」
3人の挨拶を確認したあと、部屋決めをしようと思った矢先に。
どこからか空腹を告げる音が聞こえた。
「あんたたち食事まだでしょ?」
詠の問いかけに私は頷く。
「だな。頼めるかね?」
「ええ。あんたがいない間に練習したんだから」
「詠ちゃん、美花さんにお願いしてたんです。ご主人様においしいご飯作りたいから作り方教えてほしいって。とっても一生懸命でした」
「月!?」
唐突な親友の暴露に驚きを隠せない詠。
「……では、卿の腕前を見せてくれ」
「……ふん、驚いたって知らないから」
そう言って詠は部屋を後にした。
「月と、寧は詠とともに夕食を頼む。あと、寧」
「はい?」
首をかしげる寧に対し、追加の一言を加えた。
「卿の料理の出来次第で今夜のお仕置きの内容を決定するゆえ、頑張るといい」
「隊長のおにちく!!」
「あっ、待ってください、寧さん」
全力疾走した寧と、それを慌てて追いかける月。
「卿らの部屋を用意しようと思うが、なにか部屋の場所に注文があるかね?なければ適当な空き部屋を美花に準備させるが、そうでなければ夕食後に案内するゆえ、自分で決めてもらいたい」
「オレとバーサーカーは一緒の部屋にしてくれるか? あ、寝具の大きさが小さいなら、別にしてくれると助かる。あとはそこまでこだわりはない」
周陽の言葉を聞いた私は頷く。
「案ずるな。寝具も2人なら余裕を持って寝られるものを始めから用意してある。あと部屋の広さもあの屋敷の個人の部屋とほぼ同じ大きさゆえ、問題ないと思うが」
「なら安心だ。隣とかが五月蠅くないなら、なお良しだが」
笑顔でそう答える周陽に、私は頷く。
「なら、そうなるように手配しておく。――卿はどうだね、亞莎」
「わ、私は特にありません」
「そうか。美花は部屋の準備。霞は3人を食堂へ案内してくれ。私は部屋に一度戻る。食事が出来次第、食べていて構わない」
私はそう言って部屋を後にした……。
――*――*――*――
「……」
私が生活に使っているスペースは、書斎に当たる部屋の奥にある。
書斎を抜けた先にあるのが、所謂リビング兼ダイニング。
入って右手側の壁には手前から、簡易キッチン、バスルーム。
奥には寝室がある。
しかし、左側は何もない。
いや、そう見えるだけだ。
「――――」
私がある言葉を唱えると、壁の一部が音もなく消えた。
そこに広がっていたのは、地下へと続く階段だった。
私が入るとすぐに壁が現れた。
コツコツ、と長い階段を下りていくと、出口が見えてきた。
そこを通ると、広いホールにたどり着く。
「ふむ、順調なようだな」
ホールの中心にある台座と、その上に浮かぶあるモノを見て私は頷く。
台座を中心とした魔法陣が輝き、台座に光が集まる。
そしてその光は、中空にあるモノに注がれている。
それは、私の知るものよりも数段大きい。
「……この惑星を大地の心臓に貯めたエネルギーを使って外史から隔絶し、外史外の上位の存在による個々の存在の確立、証明。そして彼の黄昏の世界への転移。寧がいなければ2番目が出来ず、失敗する所だったな」
私はそうこぼした後、魔法陣や結界などに綻びがないか確認したあと、部屋を後にした……。
――*――*――*――
「旦那様、お待ちしておりました」
食堂にたどり着くと、美花たちが待っていた。
「先に食べてたで」
霞がそう私に言った。
「ああ、構わんよ」
私はそう言って、いつもの席に座る。
「では、頂きます」
私はそう言って、目の前にあった炒飯を一口。
「……なかなかの出来だな」
「当然よ」
隣を見ると、詠が自信満々にそう答えた。
「ふむ、ではこちらの焼売も……」
目に留まった焼売を一つつまんで食べる。
多少不格好だが、悪くはない。
「あ、それ私が作ったんです。どうですか?」
寧がメイド服の状態で問いかけた。
「……悪くはない。お仕置きは美花折檻レベルにしておこう」
「ガチのSMじゃないですかヤダー―!!」
「荒縄ですか? 蝋燭ですか? それとも鞭ですか?」
「ダメだこの変態。早く何とかしないと……」
美花の言葉に頭を抱える寧。
「あ、その麻婆豆腐は私が作ったんですよ」
嬉しそうに月が、私の取ろうとした麻婆豆腐を見てそう言った。
「……美味しいな」
「喜んでいただけて良かったです」
私の感想に月は照れながらそう答えた。
「……そう言えばアサシンとルーラ―がいるらしいから、うっかり攻撃するなよ、バーサーカー」
「……ヤァァ」
ふと思い出したのか、周陽がバーサーカーに対してそう告げていた……。
――*――*――*――
少し遅い夕食後、自室のリビングにて、くつろいでいると、部屋に付けられていた鈴がなる。
私は立ちあがり、すぐに書斎へと向かった。
そして書斎から廊下へつながる扉を開けると、そこには寧、美花、月、詠がいた。
「……他の者も来ると思っていたが、卿らだけか?」
私が首を傾げると、美花が答えた。
「旦那様がお帰りになったことは、ほとんどの方がご存知ないかと」
「そうか。入るといい」
私の言葉に4人は入ってくる。
そのままリビングへ連れていった。
「さて、私がいない間、洛陽はどうだったかね?」
ソファーに座る私は、4人に問いかけた。
「あんたがいないことで、不安に思ってる人は少なくなかったけど、比較的平和だったわ」
詠はそう言うと、寧は思いだしたように付け加えた。
「あ、あと宮城内の粛清を私主導で行いました。といっても、証拠集めて方の元に照らし合わせて処刑しただけ何ですけどね。かなり風通し良くなりました。それと、先日使者が着ました。隊長が戻り次第、皇帝へ謁見するように、だそうです」
「ふむ、では明日にでも行くとするか。だが今夜は、卿らをたっぷりと愛でるとしよう」
私がそう言って立ちあがると、4人も立ちあがって私の周りに寄り添った。
私は、今後のことを考えながら、寝室へと歩みを進めたのだった……。
――*――*――*――
「これは、お久しぶりですな、ラインハルト殿」
「卿も壮健そうで何より、司馬建公」
翌朝、宮城の玉座の間の前に寧を伴って訪れると、そこには司馬建公がいた。
「使者に呼ばれましたので、来てみたのですが、まだと言われて首を傾げていたところです。どうやら貴方がいなければどうやら私に用はないようですな」
司馬建公がそう言っていると、扉が開いて文官らしきものが顔を出した。
「司馬建公、李幽遠、ラインハルト入りなさい」
私たちは互いに顔を見た後、玉座の間に入った。
「元気そうで何よりだ、司馬防、李奉。初めましてで間違ってないよね、ラインハルト」
「……陛下も息災のようで何よりです」
「どもです」
「はじめまして、だな」
玉座にいる青年の言葉に、私を含めたそれぞれが反応した。
「君たちを呼んだのはほかでもない。ボクとラインハルトを吊るし上げようとする連合と、西のキナ臭い動きの対処をどうするか相談するためだ」
「……それは、あまり穏やかな話ではありませんな」
劉焉の明るい表情とは対照的に、司馬建公の表情は渋いモノとなった。
「連合の方は想定内。ボクの首が飛ぶことも含めてね。問題は西の五胡の連中だ」
「!?」
驚きを隠すことなく皇帝を見る司馬建公を横目に、劉焉は続けた。
「現在動かせる禁軍を含めた最大兵数の15万のうち、半分以上を西に割きたい。あとそっちから数名将か、切り込み隊長やってくれる人を貸してくれると助かるんだけど……」
「……では、姜維と、数名を付けよう。あと卿が軟禁しているカールを軍師として連れていけ。数名の方もカールがいれば役に立つはずだ。あと禁軍は8万まで連れていくといい。あと韓遂とは、私がつけたものに話をつけさせれば味方に付くだろう」
私の言葉に、劉焉は嬉しそうな様子を見せる。
「流石黄金の獣。カールから聞いた通りだ。総べて掌の上かのような用意周到さだ。じゃあ、対連合の防衛の編成なども準備万端かな?」
「無論。汜水関、虎牢関の2か所に主力を置く。私も虎牢関にて待ち受けよう」
「……へぇ。続けて」
口元を吊り上げて続けるように促した。
「汜水関に2万5千、虎牢関に3万5千、洛陽防衛および司隷以西と可能な範囲の司隷内の治安維持に1万を割く。将の編成はこちらに任せてもらうが、問題はないな」
「構わない。……あ、でも流石に無官だと色々不味そうだから、衛将軍に任命して置くよ。あと前・後・左・右将軍の任命権を与えておくから、必要に応じて任命するといい」
「……了解した」
しばらく沈黙を保っていた司馬建公が口を開いた。
「陛下、私も戦場に出ても構いませんな?」
「……できれば、治安維持に回ってほしかったけど……」
「この男のことですから、その任は私の娘たちに任せることでしょう。それに、私の娘たちが想う男が無実の罪を着せられているのは見るに堪えませんからな」
「……まあいいけど」
「ありがとうございます」
頭を垂れた司馬建公。
「まだくたばられたら困るんだ。ボクがくたばったら、ラインハルトは自分から牢屋に入るだろうし、ラインハルト旗下の人たちは粗方雲隠れするから、宮城の面々を纏められるのは貴方くらいしかいない」
「おや、幽園殿がいるではありませんか」
わざとらしく首を傾げる司馬建公に対し、劉焉はため息交じりに答える。
「ラインハルト旗下だから絶対雲隠れする。件の屋敷に住んでる貴方の娘も例外ではないはずだ。だからなおさらね」
「……分かりました」
「とりあえず、今できる話はこれだけ。詳細は後日にしよう。下がっていいよ」
「では、下がるとしよう」
私がそう言って踵を返すと、2人もそれに続いたのだった……。
――*――*――*――
~同日 陳留~
「……ざっくりいえば『黄金の獣が劉焉を帝位に据え、劉焉と共に贅沢の限り尽くしてるんで、みんなで倒しましょう 劉岱』ということですね」
「……簡略化ありがとうございます、南雲結衣さん」
郭奉孝は、そういって、隣にいた黒髪ツインテのロリータにお礼を言う。
「……さて、この檄文について、何か意見がある人はいるかしら?」
曹孟徳は、一同を見回す。
「あ、そういえば、放伐直後に細作の方が、獣さんからお手紙もらっていたの思いだしました」
程仲徳がハッとしてそう告げると、隣にいた荀文若がツッコミを入れる。
「なんでそんな大事なことを、忘れてるのよ!!」
「いえ、それには、『檄文が主の元に届いたら、開けること。なお、その時になるまで曹孟徳には渡さず、程徳謀が管理すること』と書いてあったので」
「……風、それはどこにあるのかしら?」
心なしか不満の色がにじんだ声で、曹孟徳は問いかける。
「風の部屋に置いてありますので、今持ってきます……」
――(数分後)――
「これです」
そう言って程徳謀は手紙を主に差し出した。
「……封がしてあるわね。どうやって開けるのかしら?」
曹孟徳は問いかけるように、北郷一刀と南雲結衣にめをむける。
「封蝋ですね。少し貸していただけますか」
南雲結衣と呼ばれた少女の言葉に、曹孟徳は、頷いて預ける。
「ペーパーナイフ付きの十徳ナイフをまた使う日が来るとは思いませんでした」
そういいながら、結衣は懐からだした十徳ナイフのペーパーナイフで封を開けた。
中身を取り出し、そのまま曹孟徳の手に渡す。
「……」
「華琳様、一体何が書かれているのですか?」
「姉者、まだ華琳様は読み終えていないのだ。ちょっと待つといい」
姉の焦る様子に、妹は注意を入れる。
「……」
手紙から顔をあげた彼女は、覇道を歩まんとする者の顔をしていた。
「随分と面白いないようだから、皆にも聞かせるわね」
今度は表情を変えることなく、読み始めた。
最後に、私を魅せぬ者に仕えるつもりはない。私を欲しくば、それを忘れぬことだ。
親愛なる曹孟徳へ 黄金の獣 ラインハルトより
「「「「……」」」」
読み終えた曹孟徳は、どこか獰猛さを宿す笑みを浮かべる。
「……なるほど。随分と変わった人です」
沈黙を破ったのは、南雲だった。
「……どういうこと、南雲さん」
北郷一刀は恐る恐ると言った様子で問いかける。
「随分と回りくどい表現ですから、当人が伝えたかったことから、少しずれるかもしれませんが……。蔵を守る蔵番とは、今の官僚に対する嫌味かと。どうやって私腹を肥やすかばかり考え、職務すら全うできない奴とは違い、私は、やるべきことはちゃんと果たす、と言う意味が妥当でしょう。玉座を守る近衛、とは皇帝が誰だろうと関係ない、と言いたいのでしょう。たとえ、先帝を放伐した相手だろうと、関係ないようです。皇帝の威光を是とする貴女方からすれば、卒倒ものではありませんか?」
「……否定はしないけれどね」
頭痛に悩まされているような表情で、荀文若は答える。
「彼を私のものに出来ると思う? 結衣」
「……貴女と、貴方の将次第かと。あと私は客将なので、頭数に入れないでください。そして、軍師3人もいるのに、その人たちそっちのけで意見を求めないでください。特に2名からの視線が痛いです」
居心地悪そうに、曹孟徳の質問を答える南雲。
「……貴女はあの男とどこか似た雰囲気を感じるから、考えも似てるのではと思っただけよ」
「……そうですか」
何か思うところがあったのか、南雲は考えるようなそぶりを見せた。
「さて、とりあえず連合に参加することにするから、その前提で話を進めるわね。稟、進行は任せるわ」
曹孟徳はそう言って、郭奉孝に丸投げしたのだった。
「……一度、会ってみるのもいいかもしれませんね」
少女の独り言は、軍議の中に埋もれていった……。
いかがだっただろうか。
感想、評価、誤字脱字の指摘などをお待ちしているよ。
……最近の評価についてるコメントが曖昧すぎて反省材料に出来ないのと、資金繰りがなかなか上手くいかないことがここ最近の悩みだったりする。
私のボヤキはこの程度にして。
――では、また次の幕にてお会いしましょう……。
≪次回予告(?)≫
帰ってきたラインハルトの元に黒円卓の面々が集結する。
それと同時に、陳留に反劉焉連合に参加せんとする群雄たちは集い始めていた。
そして禁軍出立の日、とばっちりで完全に無実な主が濡れ衣を着せられ、怒り心頭のザミエルがある行動に出た。
彼女が行ったこととは!?
そして陳留の治安と台所事情は大丈夫なのか!?
次回 恋姫✝無双 黄金の獣と聖杯戦争
第25話 『赤騎士 義憤の大号令!!』
お楽しみに!!
(注)あくまでこれは製作中のモノです。
実物とこの内容の差異に関して本作品の作者は一切の責任を負いません。