恋姫✝無双 黄金の獣と聖杯戦争   作:月神サチ

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サブタイトルを見れば、言いたいことは大体書いてある。
あと少々場面変化の毛色が違う。
この点について、意見があったら感想などで指摘お願いしたい。
才なき私が全力で紡いだ一話だ。
ご都合主義な点があるやもしれんが細かいことは気にするな。
私からは以上だ。
それでは引き続き歌劇をご観覧あれ……。


第一章 獣と動乱の胎動
第4話 黄色い布と召還、地獄と赤騎士おまけに蜘蛛


詠のサーヴァントとなってはや半月。

 

これと言って特筆することはなかった、と言えるだろう。

 

彼女たちのために朝食を作り、月、詠、ねねと共に政務を片付ける。

昼食を作り、武官組のだれかと町の警邏ついでにかなりの頻度で出会うイカサマ賭博している人物を裸一貫になるまで負かす。

夕食を作り、彼女らが寝静まった後、城の上でアサシンとチェスしつつ、周囲の警戒。

たまに現れる闇夜に紛れる盗人を始末し、死体を焼却していると夜が明ける、という塩梅だ。

 

……意外とあったな。

そして、どこかの赤い弓兵よろしく、飯使いが板についていた……。

□□□□(わたし)”のお人好しは深刻のようだ……。

 

それはともかく、今日も政務をこなしていたのだが……。

 

「黄色い布を頭に巻いた盗賊ねえ」

 

「……!!」

 

私は走らせる筆を止め、詠に問いかける。

 

「それは雍州の長安(ここ)の話かね?」

 

「いいえ。もっと東の方。司隷以東での話よ。私たちにはあまり関係ないと思うわ。いきなりなんで?」

 

「……生前の仕事が治安維持故にな。その手の輩に反応してしまうのだ。所謂職業病と言う奴だ」

 

私ははぐらかしておく。

 

「難儀な病気ね。まあ、私たちには関係ないでしょうけど」

 

彼女はそう言った後、書簡に視線落とした。

 

ならばよいのだがね……。

 

 

 

 

 

――*――*――*――

 

 

 

 

 

「――以上。何進様より勅令である。至急洛陽に参上するように」

 

「はい。分かりました」

 

 

 

 

 

 

 

「……行ったかね?」

 

謁見の間にて、玉座の背後に隠れていた私は月に問いかけた。

何故隠れていたかといえば、私の言葉で使いの怒りを買うことを良しとしない詠がそう命じたのだ。

ちなみに同席した理由は、今回の一件にキナ臭さを感じたら上、主要な将が非番か警邏だったためだ。

 

「みたいね。……ったく、ボクたち全員に、兵士1万を連れて洛陽に来いって、何考えてるのかしら」

 

「……運命からは逃れられぬか……」

 

「……ん?なんか言った、ライニ」

 

私は眉間をつまんでから答える。

 

「おそらく卿らは何進の駒にされよう。権力をより盤石にするためのな」

 

「でも変じゃない?月が確かに洛陽周辺の太守で一番野心がないのは分かり易いから標的になるのはわかるわ。でもボクたちを洛陽に入れる大義名分がないと思うけど」

 

詠の疑問に対し、私は一石投じてみる。

 

「……詠。卿が朝みた、黄い布を巻いた盗賊が現れたという情報はいつのものかね?」

 

「さあ?少なくとも、半月以上前のことじゃ……あ。まさか……」

 

私は半分予想を交えて言葉を紡ぐ。

 

「私の予想だが、その賊が激化した可能性が高い。そして何進は禁軍の練度ではまともな成果をあげられぬと考えた。丁度いい手駒はないかと考えたら……」

 

「……なんでかしら。外れてる気がしないわね」

 

困った顔をしながら反応する詠。

 

「でもどうしよう詠ちゃん。命令通りなら、ここを任せられる人いなくなっちゃうんだけど」

 

「ライニが適任って言いたいけど……」

 

詠がこちらを見たので答える。

 

「無論、私も詠に同行させてもらう。卿が私の生命線であること、よもや忘れてはおるまいな?」

 

「うっ、分かってるわよ」

 

困り顔になっている2人に、私は問いかける。

――聖約・運命の神槍(ロンギヌスランゼ・デスタメント)で貯めた唾棄すべき劣等の魂と節約していた魔力のおかげで、完全な状態のシュピーネくらいは呼び出せるだろう。

あるいはカールも可能やもしれん。

能力さえ制約をつければ2人呼び出すことも出来よう。

……2人目はザミエルが適任だろう……。

まずは爪牙たちと話をせねばならぬが……。

 

「卿らは私を信用できるかね?」

 

「……?何が言いたいか分からないけど、信用はしてるわよ」

 

「わたしもですが……」

 

「ならば、明日の朝までに何とかしてみよう。顔はアレだが、政務などでそれなりに使える男を知っている。状況次第で、軍事に明るい人物も連れてこれるだろう」

 

私の言葉に対し、目を丸くする2人。

 

「それって宝具よね。そんなことも可能なの?」

 

「ある王は彼と共に戦った兵士達の、死してなお果てることのなかった王への忠義を昇華させた宝具を持っている。その宝具は一時的とはいえ世界を塗り替えることが出来た。そしてその中で座にいる戦友たちをサーヴァントとして召喚し、共に戦うことが出来たという。私は少々毛色が異なるが、似たような宝具を持っているよ」

 

私の言葉で、詠は呆然とし、月は思考が追い付かないのか、首を傾げている。

 

「まあ、少々準備があるので、昼食は諦めてほしい。夕食は必ず作る」

 

私は詠たちが我に返る前に、邪魔の入らぬ所へ移動することにした。

 

 

 

 

 

――*――*――*――

 

 

 

 

 

《視点変更 長安→グラズヘイム》

 

――同時刻。

 

王不在の地獄(グラズヘイム)では……。

 

「ねえ、イザーク。ハイドリヒ卿はどこにいるの?」

 

「知らんと言っているだろう、地星。」

 

なぜか城の心臓部であるイザークが水色のパーカーを纏った状態でペタペタと素足で城を歩き周り、足ひきBBAことルサルカの疑問を一蹴していた。

 

「私も父上を捜しているのだ。なぜ父上と戦っていたクラフトが何食わぬ顔で城におり、城の中にいたはずのテレジアと藤井蓮が消えているのか……。クラフトは笑ってはぐらかしたからな。お前のように他の団員に聞いても答えが得られるとは思えん。ならば父上以外いないとおもったのだが……」

 

「アンタが見つけられないなら、この城にいないんじゃない?この城の心臓でしょ、アンタ」

 

「……耳が痛い限りだが……」

 

イザークがルサルカの言葉に顔をしかめていると、城の中に声が響く。

 

L∴D∴O(聖槍十三騎士団)全団員に告ぐ。至急円卓に集合せよ。カール、卿も無論参加するのだぞ。私からの連絡は以上だ』

 

「「……」」

 

捜していた相手からの放送に目を丸くする2人。

 

「……私は心臓部に戻る。どうせあのお人好しのヴァルキュリアのことだ。後釜にⅤの席を譲って自分は立つだろうからな。父上はヴァルキュリアを立たせたままにさせるつもりはないはず。私がいなければ、Ⅵの席に座ることが出来よう。……地星。早くいかなくて良いのか?」

 

「ハッ!いけない。一番遅かったら、ザミエルに焼き殺されかねない!!」

 

ルサルカは我に返った後、常人を逸脱した脚力で駆けていった。

 

「……」

 

残されたイザークは無言のまま、城の床に沈みこんでいった……。

 

 

 

 

 

――*――*――*――

 

 

 

 

 

「4分32秒か。城の構造を考えれば、素晴らしいタイムだな」

 

私は円卓に集まったメンバーを見据えて答える。

 

「あの、ハイドリヒ卿」

 

Ⅴの席の両隣にいる娘のうち片方が恐る恐る手をあげた。

 

「何かね、ヴァルキュリア」

 

金髪ポニーテールの娘に私は問いかける。

 

「私と螢……レオンハルトはどうすればよろしいでしょうか?」

 

「卿はⅥの席を借りるといい。イザークが気を利かせてくれたようだからな。レオンハルトはⅤの席に座りたまえ」

 

私がそう言うと、レオンハルトがⅤの席に座り、Ⅵの席にヴァルキュリアが座った。

私は我が爪牙をそれぞれ一瞥する。

 

我が盟友(とも)にして、この騎士団を魔人の軍団に変えた張本人である副首領。

影絵のような印象を持たせる水銀の王(メルクリウス)

 

三騎士の一角である白騎士(アルベド)の称号を持つ、人格破綻者。

少女のような美貌を持つ悪名高き狼(フローズヴィトニル)

 

己の行動が偽善と理解しながらもその道を歩み続けたが、最後には己のあり方を変えた女。

かの藤井蓮(ツァラトゥストラ)をして「キリストくたばれ」と思わせるほどの豊満な肢体(Fカップ)を持つ大淫婦(バビロン)

 

私とカールを病的までに恐れる黒円卓の頭脳派。

美男美女ばかりの黒円卓では異端ともいえる外見の紅い蜘蛛(ロート・シュピーネ)

 

ラインハルト(わたし)”に絶対的忠誠を誓う恋愛処…………三騎士の一角である赤騎士(ルべド)

軍人の鏡ともいえる立ち振る舞いをする半身火傷の痕が特徴の魔操砲兵(ザミエル・ツェンタウァ)

 

天に輝くことのない地星であり、永遠を望んでいた魔女。

□□□□(わたし)”の記憶通りならば、相当な人気を誇っていた魔女の鉄槌(マレウス・マレフィカルム)

 

私を含め、ほとんどの者はマキナと呼んでいる巌のような男。

現時点では一番ここにいる理由が見当たらぬが律儀に参加している三騎士最後の一角である黒騎士(ニグレド)こと鋼鉄の腕(ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン)

 

団員の中で一番人間くささが残る金髪ポニーの娘。

3代目のカインと結ばれないという呪いをどこかの神に掛けられている戦乙女(ヴァルキュリア)

 

唯一魔名の送り主がカールではない日本人の娘。

創造位階の姿に定評がある獅子心剣(レオンハルト・アウグスト)

 

白騎士(アルベド)ことシュライバーと犬猿の仲である白髪白面のアルビノの男。

闇夜に舞う吸血鬼こと、串刺し公(カズィクル・ベイ)

 

ラインハルト(わたし)”になりたいという渇望を抱いていた霊的感応能力(サイコメトリー)を持つ男。

カールから魔名とは別に、邪なる聖者と呼ばれる神を運ぶ者(クリストフ・ローエングリーン)

 

櫻井武蔵が作った偽槍に呪われた櫻井の一族の一人にして3人目の贄となった男。

私の一部になったためか死体から元の姿に戻っている3代目の死を喰らう者(ドバルカイン)

 

「さて、今回卿らを招集したのは他でもない。現状を卿らに理解してもらうためだ」

 

私の言葉で何人かは首を傾げている。

 

「では問うが、卿らはこの城で気が付く前、最後に何をしていたか憶えているかね?私と共にカールと戦っていたはずだが、そうでない者は手を挙げたまえ。……カール、卿は私と戦っていた相手なのだから卿は手を下げろ」

 

おちょくるように手をあげたカールと窘めつつ、他の団員を見回すが、誰もいない。

 

「……ではカールよ、卿はどこまで記憶があるかね?」

 

「獣殿と戦い、砕け散ったところまでだ。もっとも私は同時に回帰寸前で宙に漂っていた記憶もあるが……」

 

「なるほど……」

 

事前確認をした後、私は軽く思考を巡らせる。

 

「私はカールとの相討ちで卿らと共に砕け散った。再起不能なレベルでな。そして気付いたらどこまでも白い空間にて聖約・運命の神槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)の傍でさながら幽霊のように漂っていたのだ」

 

私の言葉で数名が動揺する。

しかし私はそれを無視してつづける。

 

「多少割愛するが、私はそこに現れた男と一体化することで復活することが出来た。多少人格面で弊害があるがまあ許容範囲内と言える。……問題はここからだ」

 

私が言葉を切って一同を見回すとさながら凪の水面のように静まり返った。

 

「今ある理由から、卿らの協力が必要だ。しかし卿ら全員を現世に連れていきたいのはやまやまだが、ない袖は振れぬように今の私ではできん。だが一人、卿らの能力に制約を掛ければおそらく2人は連れていける。……書類の処理などができる者で立候補する者はおらぬか?」

 

するとザミエルが真っ先に手を挙げた。

 

「……言い忘れていたが、今いる時代、場所は西暦190年の中国、所謂三国志の始まりの時代だ。卿は中国語を読み書きできるかね?」

 

私の言葉に、ザミエルは崩れ落ちるように手を下ろす。

どよ~んと言う効果音がぴったりな雰囲気になっているが、やむを得まい。

 

「獣殿はまず、何故そのような時代にいるか、説明しなければならないのではないかね」

 

カールの指摘を受けて私はハッとした。

 

「……その説明をしに来たのだが、私としたことがすっかり忘れていた。込み入った事情になるが、よいかね?」

 

私の問いかけに反対する者はなく、私はなるべく分かり易いように説明を始めた……。

 

 

 

 

 

――*――*――*――

 

 

 

 

 

《Side ルサルカ》

 

ハイドリヒ卿の説明を一通り聞いたわけだけど、正直シュールすぎて笑えて来ちゃった。

でもここで笑ったらザミエルに焼き殺されちゃうから我慢しないと……。

……それにしても、ずいぶんと丸くなった気がするわね、ハイドリヒ卿。

 

「以上の説明を踏まえ、立候補する者は居るかね?あるいは推薦も可だが……」

 

ハイドリヒ卿の言葉で私は思考を切り替える。

……シュピーネが丁度いいんじゃないかしら。

レオンハルトは残念だし、カインは正直良く分からない。

他のメンバーも、覚えようと思えばできるけど、今の時点で使えるわけじゃないはず……。

その点、シュピーネなら中国も滞在経験があったはずだし……。

 

「シュピーネはどうかしら、ハイドリヒ卿」

 

「……なるほど。失念していたな。シュピーネ、出来るかね?」

 

「ひぃっ!ぜ、全力で職務を全ういたします!!」

 

……大丈夫かしら。

私の不安をよそに、話が進んでいく。

 

「念のため、ザミエルも来てもらう。現場では兵士の統率が出来る者がいるに越したことがない状態ゆえに。今の私では卿らの能力に制約がかかると思うが、よほどのことがなければ問題はないはずだ。……できるかね?ザミエル」

 

了解しました、我が主(ヤヴォール マインヘル)!」

 

うわ、ザミエルが煌めいているわ。

すごい生き生きしてる。

それとベイとシュライバーが凄まじく悔しそうな顔してるわね……。

 

「では他の者も招集をなるべく早くかけるつもりなので、中国語を読める程度まで勉強しておくように。会話は何故か知らんが会話の言語が日本語のため、読み書きだけで結構。本日はこれで終わりだ。――解散」

 

ハイドリヒ卿がそう言うと、ハイドリヒ卿とザミエル、シュピーネがフッと消える。

……面倒だけど、やらないと召喚された後ザミエルが五月蠅そうだし、仕方ないか。

私はそう思いつつ、円卓を後にした……。

 

 

 

 

 

――*――*――*――

 

 

 

 

《Side 月》

 

「……月、そっちは?」

 

「いないよ、詠ちゃん」

 

「……どこ行ったのよ、あいつ」

 

私たちはあの後からライニさんをずっと探しています。

もう日が暮れそうです。

非番だった恋ちゃんや霞ちゃんにもお願いしたけど見つかっていません。

お昼ご飯、そういえば食べてないな……。

 

「なあ、詠、ライニは放っておいてええんとちゃう?準備があるって言っとったんやろ?」

 

「だとしても、どこにもいないのよ!?心配じゃない!!」

 

「……詠、心配性」

 

「恋まで!!」

 

詠ちゃん、霞に続いて恋にまで指摘されてます。

 

「まったく、卿は心配性だ。ちゃんと夕食は間に合わせると言っただろう?」

 

「ライニまで!!みんなライニが心配じゃない……ってライニ!!あんたどこにいたのよ!!」

 

そしていつの間にか表れていたライニさんにまで呆れられています。

詠ちゃんは恥ずかしさを紛らわすためか、ライニさんの身体をポカポカ叩きはじめました。

 

「なに、ここを任せられる人材を連れてきただけだ。ザミエル、シュピーネ、挨拶しろ」

 

ライニさんが傍にいた赤毛の女の人と、とかげみたいな印象の人に指示すると、赤毛の女の人が一歩歩み出た後、私の方へ向いて、不思議な仕草をして、挨拶してくださりました。

 

「私はエレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ。ハイドリヒ卿の命令により、貴殿の指揮下に入ることになりました。ザミエル、とお呼び下さい。以後、よろしくお願いいたします」

 

ザミエルさんは、そう言ってライニさんの傍らに戻りました。

するともう1人の方が先ほどのザミエルさんと同じ仕草をして挨拶してくださいました。

 

「私はシュピーネ。聖槍十三騎士団黒円卓第10位、ロート・シュピーネと申します。シュピーネとおよび下さい。以後よろしくお願いします」

 

出来ることならすぐにでも逃げ出したいと言いたげなその人は、挨拶するとライニさんの斜め後ろに下がりました。

 

「私は董卓、字は仲穎です。ライニさんのお仲間だと聞きましたので、真名の月を預けます。月、とお呼び下さい」

 

私の挨拶に対し、ザミエルさんとシュピーネさんは無言で頷きました。

……ザミエルさんが顔をしかめていますが、何故でしょう……。

 

「ザミエルには兵士の統率および調練を中心とした軍事方面、シュピーネには政務を中心とした内政を任せる予定だ。月、詠、構わんか?」

 

「あ、ライニさんに任せます。私はお二人のことをよく知りませんので……」

 

「ボクも月と同意見よ。あんたに任せるわ」

 

……あ、ザミエルさん、もしかして、ライニさんの呼び方やライニさんに対する態度が気に入らないのでしょうか。

詠ちゃんがライニさんのことを「あんた」と呼んだ途端、ザミエルさんの眉が少しつり上がりましたから……。

 

「分かった。では詠。明日、明後日は出立の準備をしつつ、寧々と共にシュピーネへ政務の引き継ぎをしたまえ。恋、霞も華雄と水蓮に声を掛けて詠同様にザミエルに引き継ぎをしておいてくれ。シュピーネ、ザミエル。卿らは彼女らからちゃんと名前を聞いてから呼ぶように。真名は許された相手しか呼ぶことは許されておらんからな」

 

「分かったわ。」

 

「「分かった(で!)」」

 

「「了解しました(ヤヴォール)!」」

 

それぞれしっかりと返事を返しました。

それを見ていると、ライニさんがこちらを向きました。

 

「月はすまないが、2人の分の部屋を手配しておいてくれ。個々で休憩できるようにな」

 

「分かりました。早急に手配します」

 

ちゃんと二人に気遣っているんですね。

 

「では私は夕食を作るとしよう。ザミエル、シュピーネ、手伝え」

 

ライニさんがそう言った途端、お二人が思いっきり体勢を崩しましたが、大丈夫なのでしょうか……?

ライニさんのご飯はおいしいのでついついたくさん食べちゃいます。

助手さんが増えたなら、ますます手の込んだものを作る気がします。

……お腹周りが心配です……。




いかがだっただろうか。
チラシの裏ゆえか、あまり人が来ていないようだ。
……正直感想がないのが寂しいが、まあいいか。
では、次話でまたお会いしよう。




P.S. Fate/Go でドレイク来たぜ!
リセマラで引いたジャンヌ以降2人目の星5だ。
……正月ガチャ?
シラネエナ、ソンナモン。
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