Dクラス戦②
明久SIDE
秀「ところで、どうやってDクラス代表のところまでいくのじゃ?」
明「とりあえず、Dクラスの前線を全滅させた後そのまま代表のところまで行けばいいでしょ」
康「……だがあっちの前線は十五人近くいるぞ」
明「十五人くらいだったら三人で大丈夫でしょ?」
僕がそう聞くと二人ともそうだなって納得してくれた。
よぉし、準備も整ったことだし———
明「いこうか秀吉、ムッツリーニ」
康・秀「「(……)おう(なのじゃ)」」
そういって僕たちはFクラスの前線の先頭に立ち告げる。
明「Fクラス吉井明久」
秀「Fクラス木下秀吉」
康「……Fクラス土屋康太」
明・秀・康「「「そこにいるDクラスの全員に勝負を挑みます《サモン》」」」
僕らが宣言するとDとFの両方からどよめきが起こる。まあ、たしかに三人だけで挑むのは無謀だからね。
化学 Fクラス吉井明久 185点
Fクラス木下秀吉 145点
Fクラス土屋康太 138点
VS
Dクラス十五人 平均124点
Dクラス全員『な、なに〰〰〰〰〰〰』
まあ、当然の反応かな。
Dモブ1「ひ、怯むな。相手はたったの三人だ。一斉にかかれぇ」
Dその他『うぉ————』
襲い掛かってきたDクラスの召喚獣たちの攻撃を受け流したり、カウンターを決めたりを十分くらい繰り返していると十五人いた相手が、残り三人になった。
Dモブ1「こ、コノヤロー」
最初の時に指示を出していた生徒が突っ込んでくる。それを躱して相手の背中に回り込み日本刀で切り付ける。
ザンッ
Dクラスモブ1 0点
秀「終わったようじゃの明久」
康「……遅い」
明「ごめんごめん。じゃあ行こうか」
〰〰〰Fクラス〰〰〰
雄二SIDE
フィ「おい坂本」
雄「なんだシルビア」
フィ「明久は分かるがあの二人は大丈夫なのか?」
あの二人っつうと、秀吉とムッツリーニのことか。案外心配性だなこいつは。
雄「ああ、大丈夫だ問題ない。もしかすると、そろそろ勝利の報告が来るかもしれねぇぞ」
俺がそう言うとシルビアの野郎は「そうかならいい」と言ってまたテストに戻った。
ピンポンパンポン
『Dクラス代表戦死。よってこの勝負Fクラスの勝ち』
Fモブたち『よぉっっっしゃぁぁぁぁぁ!!!』
タイミングよく流れた放送を聞いていたFクラスの奴らが雄叫びを上げている。さて戦後対談と行くか。
〰〰〰Dクラス〰〰〰
明久SIDE
雄「邪魔するぞ~」
秀「遅いぞ雄二よ」
雄「すまんすまん。さて、戦後対談と行くかDクラス代表さんよぉ」
平「ああわかってる。今日はもう遅いから設備を交換するのは明日でいいか」
雄「いや設備交換はしない」
雄二がそういったら周りの生徒たちからざわめきが起こるが雄二は気にせずに話を進めていく。
雄「ただし、俺が指示をしたらあれを壊してほしい」
平「Bクラスの室外機か」
雄「ああそうだ。どうする?」
平「もちろん飲ませてもらおう」
雄「そうか。ではこれにて戦後対談は終了だ」
雄二が言うとFクラスのみんなはDクラスから出て行った。
平「坂本」
雄「なんだ」
平「残りもがんばれよ」
雄「!? ああ、サンキュー」
こうして僕たちのDクラス戦は幕を閉じた。