Aクラス戦三回戦
明久SIDE
舞「アッ君、勝ったよ~」
明「お疲れ様、舞依」
語尾をルナみたいにしながら、抱き付いて来た舞依の頭を撫でながら労う。その際に、フィリとルナと美弥とリエが羨ましそうな表情を向けて来たので、微笑みながらアイコンタクトで、「今度やってあげる」と言ってら顔を赤くしながら納得してくれた。そして、舞依が抱き付いて来たのと同時に、暴走して襲い掛かってきたFFF団+姫路さんと島田さんを、フィリとルナと美弥とリエが何時もどうり(物理的にボコボコニして)静かにさせた。
西「次に第三回戦を始める。選手はステージに上がれ」
鉄人がそう言うと、Aクラスからは美弥がステージに上がった。
ル「じゃあ、僕が行くよ」
ルナにしては珍しく好戦的な目で美弥を見ながら、ステージに上がっていく。
雄「なあ、明久。あの二人には何か因縁でもあるのか?」
そのことに気が付いたのか、雄二が質問してきた。
明「忍者と暗殺者ってなんとなく似てるでしょ。だから互いにライバル視してるんだよ。でも、仲は良いから心配ないよ」
僕がそう言うと、雄二はなるほどと納得してステージに顔を戻した。
ルナSIDE
美「ルナとこうしてやるのは久しぶりでござるな~」
僕がステージに上がり終わるなり美弥がそう言ってきた。
ル「確かに久しぶりだね~。向こうでは、一日一回は手合せやってたからね」
美「そうでござるな~」
西「教科はどうする?」
美弥とそんな話をしていたら、痺れを切らしたのか西村先生が私たちに聞いてきた。
ル・美「「保健体育でっ!」」
僕と美弥が見事にハモル。
西「保健体育だな。承認する」
ル・美「「サモン」」
保健体育 Fクラスルナ・クリシェリナ 496点
VS
Aクラス鮎沢美弥 401点
点数だけ見ると此方が勝っている様に見えるけど、実際の所は分からない。なぜなら、これは操作技術も関係するから。
美「ギリギリ腕輪が使えるようでござるな」
ル「あれ? 保健体育って得意教科じゃなかたっけ? 何でギリギリなの?」
美「今回の範囲が苦手だったからでござる。そして隙ありっ!」
そう言うやいなや、数本のクナイが投擲させる。それを、何処からともなく取り出した剣で弾く。弾かれることが分かっていたのか、驚いた様子もなく小太刀を取出し、僕の召喚獣に接近し接近戦を仕掛ける。
美「腕は衰えていないようでござるな」
ル「まぁーね」
先ほどとは打って変わって、真剣な声音にちょっとふざけて返す。その間にも召喚獣たちは近接戦を行っている。正直に言うと、腕輪を使いたい所だが僕の腕輪は中遠距離タイプなため、今使ってもデメリットしかない。
美「はっ!」
回避が出来ないタイミングで来た横薙ぎを、剣で防いだ時、バキンッ!という音とともに僕の召喚獣の持っていた剣が折れた。そして明確なスキが出来る。美弥がそれを見逃す訳もなく、彼女はすぐさま腕輪を発動させた。
美「腕輪発動!!」
美弥がそう叫ぶと腕輪が光るが、特に変わった様子はない。しかし、彼女は構わずに突っ込んできた。逆手に持ったクナイを振り下ろしてきたので、横に避ける。そしてそのまま新たに出した剣で反撃をしようとした時、突然僕の召喚獣の動きが止まった。
ル「!? これはっ!!」
美「そう、これが拙者の腕輪の能力『影縫い』でござる」
そう言いつつ、さらに影にクナイを数本差す。
美「ちなみに、クナイを刺すごとに拘束力がUPするでござる」
語尾に音符マークがついてそうな、感じで言われても死刑宣告にしか、聞こえなかった。
そして、間髪入れずに美弥の召喚獣が僕の召喚獣の首を刎ねて、三回戦が終わった。
ストックが無くなってきたので、これから更新が遅くなります。出来るだけ遅くならないようにしますので、これからもよろしくお願いします。