バカとテストと召喚獣~彼が変えていく世界~   作:隆斗

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今回は短い上に康太が可哀想な回です。


Aクラス戦四回戦

Aクラス戦四回戦

 

明久SIDE

 

ル「ごめん、負けちゃった」

 

明「気にしなくて良いよ。後は僕たちに任せて」

 

何時もよりも少し落ち込んだ雰囲気で戻って来たルナを、僕たちは温かく迎えた。そうしている内に、四回戦が始まっていた。Aクラスからは去年の終わりに転校してきた、工藤愛子さん。そして、僕たちFクラスからはムッツリーニこと土屋康太が出た。

 

雄「なあ、明久」

 

明「何? 雄二」

 

雄「あの二人って付き合ってるのか?」

 

——————え? 初耳だ。

 

明「え? そうなの?」

 

雄「いや、俺にも分らない。ただ、工藤のムッツリーニを見る目が、九条たちがお前を見る目と同じだったから、聞いてみただけだ」

 

僕は一度ステージの上で対戦している、二人に目を向ける。その後、もう一度雄二に向かって口を開く。

 

明「確かに工藤さんの康太を見る目が熱っぽいけど、フィリたちが僕を見る目とは違うと思うよ」

 

僕がそう返すと、雄二は呆れたような目で此方を見てきた。

 

雄「今、『やっぱり明久は、頭が良くなっても其処らへんはバカ久だな』って電波を受信したんだが」

 

明「電波を受信って……雄二、霧島さんに迫られ過ぎてついにおかしくなった?」

 

そう言いつつ、雄二の顔を見てみると———————

 

———————半端ないほどに顔が青くなっていて、嫌な汗が滝のように出ていた。って雄二!?

 

明「雄二大丈夫!!??」

 

雄「あ、ああ。大丈夫だ。問題ない」

 

僕と雄二がそんなやり取りをしていると、観客が一際大きく沸いた。何事かと思ってステージを見てみると、康太が此方に向かって歩いて来る所だった。

 

明「終わったの?」

 

僕がそう聞くと、訝しみながら康太が訊いてきた。

 

康「……見て無かったのか?」

 

明「……ごめん」

 

僕がそう言うと康太は、床に手をついて項垂れた。

 

康「……せっかく勝ったのに」

 

そんな康太の呟きが聞こえてきて、僕と隣にいた雄二は申し訳ない気持ちになった。




お久しぶりです隆斗です。
実は合宿編が終わったら、別の原作のSSを書こうと思ってます。
なのでアンケートを取ります。次の内どれがいいか選んで下さい。

・ソードアート・オンライン(SAO)
・とある魔術の禁書目録
・IS<インフィニット・ストラトス>
・その他
・クロスオーバー

*なお「その他」と「クロスオーバー」は感想やコメントの所にやってほしい作品も載せてください。
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