Aクラス戦七回戦
明久SIDE
フィ「明久~」
明「お疲れ様、良く頑張ったね」
六回戦が終わり、僕は今抱き着いて来たフィリの頭を撫でて労っていた。え? 島田さんと姫路さんとFFF団はどうしたのかって、後ろで舞依とルナと(珍しく)雄二たちと激しい戦闘(虐殺とも言う)を終えて、屍になってるよ。
西「次に、第七回戦を始める。選手は前に出ろ」
鉄人がそう言うのを耳にしながら、僕と雄二はどっちが次に出るか相談していた。
明「雄二どうする?」
雄「本来はお前が行くべきなんだが、ババァ長に言われたからな、俺が行く」
明「カヲルに何を言われたの?」
全く予想できない事は無いけど、予想が外れたたら困るから一応聞く。
雄「お前の『あれ』は目立つから、最後の方がいいんだと」
雄二がそう言い終わると同時に、Aクラスの方から霧島さんがステージに上がってきた。
雄「そういう事だから言って来るわ」
そう言って雄二も霧島さんと同様に、ステージに上がって行った。
ル「ねえ明久」
雄二がステージに行くと同時に、ルナたち三人が僕の方に来た。
明「何?」
ル「アキを疑うわけじゃないけど、坂本は強いのか~?」
ルナたちがこんなことを聞いて来るのも無理はないと思う。彼女たちはまだ、Fクラスに来てから日が浅い。その為、雄二の事は良くても『いつも偉そうに指示してる男子』位の認識だろう。
ル「正直私たち三人の坂本のイメージは『いつも偉そうに指示してる赤ゴリラ』位しかないんだけど、そこのところはどうなの~?」
…………もっと酷い評価だったとは、ドンマイ雄二。
明「いや、雄二はそこまで酷くないよ。あれでいて、結構仲間とか子供には優しいから」
舞「なるほど……ロリコンね」
明「いやっ! 違うからね!!」
冗談と分かってっても、その認識は酷いと思う。
舞「いやね、冗談よ」
やっぱり。
観客『ワァァ〰〰〰〰』
お、どうやら終わったようで、雄二が此方に歩いて来る。
明「お疲れ雄二。どうだった?」
雄「見て無かったのかよ。……まあ、見せられる様な物じゃなかったがな」
僕の発言に呆れた後、雄二はボソリとそう呟いた。
雄「すまん、負けちまった」
明「ドンマイ雄二」
秀「そうじゃぞ、お主は良く頑張ったのじゃ。だから後は明久に任せるのじゃ」
康「……ナイスファイトだった。後は明久に任せろ」
舞「そうよ、後はアッ君に任せとけば大丈夫よ。ロリコンさん」
フィ「うむ、舞依の言う通りだ」
ル「そうだね~」
雄「おいちょっと待て! 俺はロリコンじゃねぇ!」
後ろで雄二たちがギャアギャア騒いでるのを聞きながら、僕は『皆僕に丸投げじゃない?』な~んて事を考えていた。
アンケートの結果は今のところは、ISかSAOになりそうです。