そして今回は遅い割にクオリティが低いです。
清涼祭三回戦
明久SIDE
あの後教室に戻ると、もうすぐで三回戦が始まりそうだったので、学園祭デートの後からあんまり仕事をしてない事に後ろ髪を引かれつつも、雄二と僕は会場に向かった。
西「それでは第三回戦を始める。お互いに準備は良いな?」
審判の鉄人が、僕と雄二と対戦相手のリエとフィリに確認してきたので、僕らはそろって頷く。それにしても二回連続で強敵に当たるなんてついてない。
西「教科は『英語』だ。それでは開始!」
明・雄・フィ・リ「「「「サモン」」」」
英語 Aクラスフィリアーノ・シルビア 468点
リニス・エドガー 561点
VS
Aクラス吉井明久 452点
坂本雄二 401点
英語は雄二の苦手教科だった筈だけど、どうやら400点は超えたみたいだ。
フィ「先手は貰うぞ!」
そう言うや否や彼女は腕輪を発動させ、何の躊躇いもなく計十発ある電磁銃のうちの一発を僕の召喚獣の方に撃ちこむ。しかし僕は慌てず、腕輪を発動させた後電磁誘導を利用して弾を曲げて避ける。
フィ「チッ!」
リ「ハァァァァ」
それを見て忌々しげに舌打ちをするフィリと、開始と同時に僕の召喚獣の方まで自分の召喚獣を接近させていたリエ。僕はリエの召喚獣を風で吹き飛ばそうと思ったけどできなかった。恐らくリエが腕はを使ったのだとアタリを付けて取り敢えずその事は置いておき、刀でリエの剣を弾いて一旦距離を取る。少し離れた所では、雄二とフィリの召喚獣が対峙していた。
明「ねえリエ、久しぶりに純粋な剣技で勝負しない?」
リ「あら、それは良いですわね。それではお言葉に甘えまして」
そう言って彼女は腕輪の発動を止めると同時に斬りかかってきた。
リ「ヤアァ!」
胴を真っ二つにせんとする一撃を屈んで躱し、足払いを掛けるがそれは飛んで躱させてしまう。そして彼女は落ちてくる勢いを利用して上から叩き潰すような勢いの上段を仕掛けてくる。それを軽いサイドステップで避けて、袈裟斬りを放つも直撃にはならず切っ先が少し当たったぐらいだった。
明「結構腕を上げたね」
リ「いつまでも守られているだけではありませんので」
僕の上から目線っぽいセリフに、男前なセリフを返すリエ。この間にも召喚獣同士の戦闘は続いている。
フィ「チッ」
雄「オラァ」
雄二とフィリの方は現在は雄二の方が有利なようで、フィリは先程から守りに徹している。
リ「スキありですわよ!」
あっちに気を取られている隙にリエが、横払いを仕掛けて来たのでギリギリまで引き付けて躱し、カウンター気味に胴を一閃する。
リ「クッ」
悔しそうに歯噛みするリエを無視してもう一撃喰らわせようとしたけど、さすがにそれは反応されて躱された。
英語 Aクラスリニス・エドガー 428点
VS
Aクラス吉井明久 435点
お互いに腕輪を使ったせいである程度減っていた上に、リエはさっき僕の一撃を喰らっていたので結構点数が減っていた。
リ「行きますわよ!」
それでも臆面もなく攻撃してくるリエに僕は、そういうところを尊敬してたりするけど本人には恥ずかしいので言わない。
リ「ヤァァ」
下段からの切り上げを上段で迎え撃つべく刀を振り下ろした。しかし相手の力が予想外に強かった為、刀が弾き飛ばされ動画ガラ空きになる。
リ「貰いましたわ!」
そう言ってリエの召喚獣は僕の召喚獣を真っ二つにするべく、大きく振りかぶって思いっ切り横に薙いだ。しかし大きく振りかぶったのは悪かった。そのお蔭で僕の召喚獣は体勢を立て直して、リエの召喚獣の体内で衝撃が爆発するように連打を決めた。それが決定打となリエの召喚獣は消滅した。
リ「い、いくらなんでも十二連打はやり過ぎではありませんの?」
明「ご、ごめん」
最後の攻撃を見たリエが非難がましく見てくる。さすがに僕も十二連打はやり過ぎたと思うので素直に謝っておく。
雄「これで最後だっ!」
フィ「クッ、このっ!」
雄二たちの方を見てみると、もう向こうも最終局面だったらしく、両者の召喚獣が殴り合った結果わずかな点数差でフィリの召喚獣が消滅して雄二が勝った。
西「勝者、吉井・坂本ペア」
それを見た鉄人が僕たちの勝利を宣言して終わった。
西「吉井に坂本、次の四回戦からは分かってると思うが観客がいるからな」
明「分かってますよ」
雄「百も承知だ」
西「ならいい」
帰りがけに鉄人にそんな注意? をもらった後僕たち四人は激務という名の敵と戦う為にAクラスへ戻った。
余談だけど、ルナたちと戦った時も今回もAクラスへと戻る途中に、「絶対に優勝してね」と言われた。それを言われた時雄二が隣でニヤニヤしていたけどどうしたんだろう?