Dクラス戦前
明久SIDE
ん? 今なんか雄二たち三人に変なことを心配された気がする。
明「そういえば言うのを忘れてたけど、Dクラスに行ったらフィリたちは僕の後ろにいてね」
フィ「それはまた何でだ?」
明「ん~と、噂で聞いたんだけど下位のクラスが上位のクラスに宣戦布告をするとその使者は大抵ヒドイ目に遭うんだって、だからだよ」
舞「でも、たかが普通の高校生程度で、私たちが怪我しないのはアッ君も知っていますよね?」
明「知ってるけど一応だよ一応。大事なフィリたちに怪我なんて負わせたくないからね」
僕が笑顔でそう言うとフィリたちは顔を赤くしながら頷いてくれた。でもどうして顔を赤くしたんだろう? 風邪かな?
ル「ねえアキ、それだとあの赤髪君もそのことを知ってたって事になるよね?」
ルナが黒いオーラを出しながら僕に聞いてきた、笑顔で。それを聞いていた舞依も笑顔で黒いオーラを出しながら、フィリは無表情で黒いオーラを出しながら僕に詰め寄ってきた。
この状況は、僕も答えがあれだったら雄二が死んでしまう。それは親友として僕が止めないと。
明「まあ、雄二は知っていたと思うけど、こらこらどこ行くの?」
僕の話を途中まで聞いたらどっか、多分Fクラスに聞こうとしていた三人を止める。あ、危なかった。
明「確かに雄二は知っていたけど、僕の強さも知っているから僕に行って来いって言ったんだと思うよ。」
フィ「そうかならいい」
ふう、良かった、何とか雄二の命は守った。
あ、Dクラスだ。
明「じゃあ僕が前にいるから三人は後ろから出ないでね」
そう三人に言って僕はDクラスの扉を開ける。
明「失礼しまーす、Dクラスの代表はいませんか」
僕がそう言った瞬間クラス内で僕の訪問の理由に察しがついたのか、数人の男子が席から腰を浮かす。
平「僕がDクラスの代表の平賀だけど何か用かな?」
へー、この人がDクラスの代表か。なんかパッとしないな。まあそんなことはいいか。
明「Fクラスの吉井明久です。我々FクラスはDクラスに試召戦争を挑みます」
言った瞬間10人くらいの人が僕に殴りかかてきたけど、全て受け止めた。避けると後ろにいるフィリたちに当たっちゃうしね。
平「……ああわかった、Dクラスはその挑戦を受ける。ていっても上位のクラスに拒否権はないんだけどね」
明「じゃあ、1時からで」
そう言って僕たちはDクラスを後にした。
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雄二SIDE
明久たちが出て行ってから秀吉が俺のところに来た。
秀「大丈夫かのう」
雄「大丈夫だろ、もしもの時はあの三人が明久を抑えるだろうしな」
ゾクッ
雄「!!?」
秀「? どうしたのじゃ雄二」
雄「いや、なんかものすごい殺気がしただけだ」
ヤバイ、今のはマジで怖かった。
雄「まあ、気長に待つか」