氷空 「そうっ! みんなで一緒にやれば、楽しいでしょ?」
みさえ 「楽しいけど・・・」
叶 「いいね! みんなでやろう!」
氷空 「じゃあ、さっそく今日行こう!」
みさえ 「ちょ、ちょっと待って! 」
氷空・叶 「なんで?」
みさえ 「みんなの前で、ダイエットなんて、恥ずかしい・・・」
氷空 「大丈夫だよ、みんなのまえでやるんじゃなくて、みんなでやるんだからっ!」
結局、三人でダイエットをすることになった。
みさえ 「お、お待たせ。」
みさえが待ち合わせの場所に着いた時には、すでに他の二人は来ていた。
氷空 「よし! じゃあ、はじめようっ!」
叶 「おー!」
氷空 「・・・・・・・」
叶 「・・・・・・・」
みさえ 「・・・もしかして、トレーニングメニューも決まってないの?」
氷空 「えへへへへ・・・」
みさえ 「まったく、、、」
叶 「叶がいつもやってるのはあるよ。」
そう言って、叶はいつもやっているというダイエットの方法を見せる。
叶 「まずは、腕立て20回を3セット! それが終わったら、腹筋30回を3セット! それも終わったら、背筋15を3セット! どう?鍛えられそうでしょ?」
みさえ 「そうね、鍛えられはしそう、、、 痩せるかどうかはわかんないけど・・・」
氷空 「みさえちゃんは、どんなダイエットしてんの?」
みさえ 「うちは、食事制限だけ。」
氷空 「そっかぁ、なんかいい方法ないかなぁ?」
??? 「あんたたち、何もたもたしてんの!痩せたいなら早くしなさい!」
氷空 「ひえ~、誰?誰?」
氷空が声のほうに顔を向けると、氷空たちより少し背の高い女性が立っていた。
??? 「あんたたち、さっきから話聞いてりゃ、だらしないったらありゃしない! もたもたしてると、どんどん後回しになって、太ってくわよ!」
叶 「赤谷先輩!」
赤谷先輩? 「叶ちゃん、あなた、ダイエットしようとしてるのに、それじゃあ筋トレメニューじゃない。」
叶 「でも、太りません。」
赤谷先輩? 「それは、あなたが太りにくい体質なだけ。」
叶 「そぉーだったんですか!?」
氷空・みさえ 「えっと、この人だれ?」
叶 「えーっとね、水泳部の、
美加 「そんな説明はどうでもいいです。 あなたたち、本当に痩せたいの?」
氷空・みさえ・叶 「は、はい・・・」
美加 「まったく、、、。 ダイエットは、真面目にやるには、まず楽しむことが大事。」
氷空 「と言うと?」
美加 「そのまんまの意味よ。ゲーム感覚でダイエットをするの。」
叶 「え~っと~・・・せんぱぁい 」
美加 「何?」
叶 「おなかすいちゃいましたぁ。」
美加 「・・・今日だけよ。」
叶 「やったー!」
4人は、美加に連れられ、おすすめだというカフェに連れていかれた。
氷空 「ア、フェイス?」
美加 「a faceよ。」
氷空・みさえ・叶 「おー! 発音良い!」
美加 「そ、そんなことないわ。 ほら、入るわよ。」
4人は、テーブル席に座った。
美加 「まったく、ダイエットしに行って、なんでこんなところに食べに来るのよ。」
叶 「えへへへへ、、、」
美加 「そんなこと言ってるから、いつまでたっても痩せないのよ。」
氷空 「氷空、決まりましたっ!」
みさえ 「うちも決まりました!」
叶 「叶もです!」
美加 「じゃあ、頼むわよ。」
氷空 「えっと、フレンチトーストの2枚のやつと、カプチーノで。」
みさえ 「同じので。」
叶 「叶は、ベリーフレンチトーストの5枚のやつと、紅茶タピオカフロートで。」
美加 「叶ちゃん、よく食べるのね。 私は、いつものやつで。」
美加が、ほほえましそうに叶の事を見る。
マスター 「かしこまりました。」
氷空・みさえ 「うわー、かっこいい!」
叶 「美加先輩、常連さんなんですか?」
美加 「まあ、週1は絶対来てるわ。」
氷空 「いいなー。」
美加 「おいしいから、つい、よく来ちゃうのよ。」
氷空 「楽しみだねっ!」
みさえ 「うん!」
美加 「あなたたち、名前は?」
氷空 「あ、えーっと、氷空です。當氷空、です。 氷の空で、氷空、って読みます。かのっちと同じクラスで、バレーボール部ですっ」
みさえ 「えと、安河内みさえです。 かのっちと同じクラスで、剣道部です。」
美加 「氷空ちゃん、元気でいいわね。 ・・・あたり、って、どんな字?」
氷空 「えっと、なんていうか、、、當麺っていうラーメン屋さんわかります?」
美加 「知ってるわよ。もしかして、そこの?」
氷空 「は、はい。家が當麺ですっ」
美加 「へー、時々行くわ。 」
氷空 「ありがとうございますっ!」
美加 「また今度行こうかな。」
氷空 「ぜ、是非!」
美加 「安河内さんって、この前剣道で表彰されてた?」
みさえ 「は、はい!」
美加 「おめでとう。」
みさえ 「ありがとうございます!」
美加 「うふふ、叶ちゃん、良い友達いっぱい持ってるのね。」
叶 「えへへへ。でしょ?」
美加 「いいわね、楽しそうで。」
叶 「うん! ・・・っていうか、美加先輩も、ダイエットしてたんですね。」
美加 「わ、私は、ダイエットじゃないわ。 今の体系を維持しようとしているだけ。 ほ、ほら、水泳部だから、水着でしょ? 露出が多いから、そういうのは気をつけなくちゃいけないのよ。」
叶 「ほんとですか~?」
美加 「ほ、ほんとよ! 叶ちゃんだって、気を付けないとだめよ? 太ってはないけど、もうちょっと太ももを引き締めないとだめよ。男子もいるんだから。」
叶 「うー! 先輩そんなところ見てたんですか!?」
美加 「ち、違う! ちょっと目に入っただけよ。」
叶 「見てたんだー。」
美加 「だからー、、、」
氷空 「かのっちと美加先輩、仲いいんですね。」
みさえ 「本当に。」
叶 「うふふー。 だって叶、美加先輩の事大好きだもん!」
叶が、椅子に座りながら隣の美加の事を抱きしめた。
美加も、思わず顔が赤くなる。
美加 「そんなこと、人前で言わないでよ。」
叶 「うれしいくせにー」
美加 「うれしくない!、、、わけじゃないけど、恥ずかしいからやめてって!」
叶 「むふふふ。」
美加 「なによ、その不吉な笑顔は。」
叶 「なんでもないですよぉ。」
美加 「ほんとかしら。」
マスター 「お待たせいたしました。」
4人が楽しそうに話していると、すこし笑顔を見せながらマスターが食べ物と飲み物を持ってきた。
・水泳部所属
・誕生日:4月24日
・血液型:AB型
・体重:秘密
・スリーサイズ B86W52H74
・好きな食べ物 ムース
・嫌いな食べ物 福神漬け
・長所 誰にでも怒れ、誰にでも優しいところ
私立武蔵野田高校に通う高校2年生。B組。初対面の人には少しきつく当たることもあるが、実はすごく優しい心の持ち主。なぜか叶に好かれていて、美加も叶を妹のように慕い、可愛がっている。a faceの常連客。一人っ子。髪は、下したときと結んだ時では随分と印象が違う。通常、外に出るときはそのままおろしている。水着姿が似合う。第4話登場予定の、
一人称は『私』。
後輩からは、叶、氷空、みさえ以外には赤谷先輩、この3人には美加先輩、と呼ばれている。また梓乃には、そのまま下の名前で呼ばれている。
ありがとうございました。