あしたっ!   作:佐渡カラ君

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前回の続きです。
3日に一話投稿するつもりだったのに…
いいです、水曜日と日曜日、ってことで。


3 おいしいご褒美

氷空・みさえ・叶 「うわぁー、美味しそう!」

3人は、マスターが食べ物と飲み物を持ってきた瞬間、歓声を上げた。

叶 「もぐもぐ、、、 わぁ、おいしい! 美味しいです! このフレンチトースト!」

氷空 「わぁ、ほんとだっ! おいしいっ!」

みさえ 「うわぁ、こんなおいしいフレンチトースト、久しぶりに食べたぁ。初めてかも~。」

美加 「そう、気に入ってもらってよかった。」

叶 「先輩が食べてるのは何ですか?」

美加 「ああ、これは、サクランボとフランボワーズのムースよ。」

氷空 「サ、サクランボとフ、フ・・・???」

美加 「クスっ、まぁ、、、ムースよ。」

みさえ 「こんなやつ、メニューにあったっけ?」

美加 「裏メニューよ。」

氷空 「すごぉーい。」

叶 「お、美味しそう・・・」

叶は、美加のムースを見て目を輝かせていた。

美加 「そ、そんな目で見られると、、、」

美加は、叶の目に負けたのか、叶の皿にあったスプーンをとって、自分のムースを少しすくった。

美加 「はい。」

叶 「わー! ありがとうございま~す!」

叶は、口を大きく開いた。

美加「・・・」

美加・叶 「えっ?」

叶 「あれ、先輩、あ~んしてくれへんの?」

美加 「そ、そんな恥ずかしいこと、できない・・・」

叶 「叶、美加先輩があ~んしてくれないと、悲しい。」

美加 「・・・しょうがないわねぇ。 はい、あ~ん!」

美加は、少し頬を赤くしながら持っているスプーンの先端を叶の口へとゆっくり入れた。

叶 「うわ~、おいっしい!」

美加は、恥ずかしそうに少し微笑みながら叶の事を見た。

叶も、ちょっと恥ずかしそうに、笑って美加のほうを見た。

 

氷空 「はー、美味しかったぁ。」

みさえ 「うん!すっごい美味しかった!」

叶 「か、感動・・・ さすがの叶もおなかいっぱいです。」

美加 「よかったわ。 ・・・行きたいなら、また連れて行くけど。」

氷空・みさえ・叶 「是非っ!」

美加 「ほんとにあんたたち、元気ね。」

美加は、さりげなく伝票を持って行った。

 

みさえ 「あ、先輩、わたしの分、おいくらですか?」

みさえは、美加が伝票を持って行ったのに気付き、止めようとした。

美加 「いいのよ、今日は、私のおごりで。」

みさえ 「でも、、、」

美加 「いいの。今日は私も楽しませてもらったから。」

 

2人が話しているのを聞いたのか、氷空と叶も美加がおごろうとするのを止めにいった。

氷空・叶 「先輩・・・」

美加 「だからいいの。 ダイエットしなきゃいけないんだから、先にご褒美だけ上げとくわ。 これからダイエットしない、とは言わせないわよ。」

氷空 「せ、せざるを得ないんですか・・・」

美加 「ダイエットするために、あそこに居たんでしょ?」

氷空・叶 「そ、そぉーでした・・・」

美加 「さ、行くわよ。」

 

叶 「ああ、何回もいうけど、本当においしかったなぁ。」

美加 「本当に何回も言ってるわね。」

 

4人は、出会った場所に戻った。

美加 「よし、今日は、私がダイエット道具あんまり持ってないから、道具を使わないでやりましょう。・・・まずはストレッチから。」

叶 「ストレッチ、ですか?」

美加 「ええ。最初にそういうことをやっていないと、さすがにね。 まずは、一般的なやつだけど、開脚ね。ほら、脚開いて、前傾姿勢になって。」

氷空・みさえ 「こ、こーですか・・・?」

美加 「もうちょっとね。5秒だけ押すから、我慢してね。」

美加は、氷空の背中の上にのった。

美加 「1、2、3、4、5、、、 はい、お疲れ。」

氷空 「うぎぎぎぎ、いったーいっ!」

叶 「だ、大丈夫?」

氷空 「大丈夫じゃないよぉーっ!」

 

美加 「さ、安河内さんも。叶ちゃん、押してくれる?」

叶 「はーい!」

みさえ 「え、、、」

美加 「大丈夫よ。5秒だから。」

みさえ 「5秒・・・」

美加 「さ、、、」

叶・美加 「1、2、3、4、5、、、 」

叶 「みさえちゃん、終わったよ。」

みさえ 「はら~」

美加 「えーっと、失神しちゃってるのかな?」

氷空 「さ、さぁ~?」

叶 「目が、グルグルです・・・」

 

みさえ 「ん、ん~?」

氷空 「お、起きたっ!」

美加 「ほんと?」

みさえ 「はい?」

叶 「よかったー。叶のせいで死んじゃったのかと・・・」

美加 「叶ちゃんのせいじゃないよ。 みさえちゃん、大丈夫?」

みさえ 「大丈夫ですが、いったい、何が…?」

氷空 「お、覚えてないの?」

みさえ 「何をですか?」

叶 「記憶喪失…?」

氷空 「えっ! じゃ、じゃぁ、、、氷空たちのことは、もう・・・」

叶 「覚えてないのーーー? 」

氷空・叶 「え~ん、え~ん、わ~ん、、、」

みさえ 「いや、覚えてるけど・・・」

氷空 「え、、、じゃ、じゃあ、氷空の名前は?」

叶 「そらちん、言っちゃってるよぉ。」

叶 「じゃ、じゃあ、わたしの名前は?」

みさえ 「叶ちゃん、です。」

叶 「なぁ~んだ、大丈夫だった。」

氷空 「よかったー。」

美加 「大体誰も、安河内さんが記憶喪失したなんて言ってないでしょう。」

氷空・叶 「えへへへへ・・・」

美加 「それに、柔軟運動しただけで、記憶喪失したなんて話、聞いたことがありません。 ・・・失神するのもどうかと思うけど。」

みさえ 「す、すいません・・・」

美加 「続けられなさそうだから、私がメニューだけ伝えとくわ。」

美加 「まず、今の開脚を、人に押してもらいながら10秒を2セット。次に、長座を、これも人に押してもらいながら20秒2セット。・・・後のストレッチは、最初のほうは無理そうだからいいわ。あと、毎日40分は絶対ランニング。 きつかったら、ウォーキングでもいいわ。縄跳びもやるといいわ。みんなで二重跳びをして、一番できた回数が少なかった人が、罰ゲームで前跳び20回、とか。まぁ、みんなで決めて、楽しめばいいわ。

生活習慣も大事よ。 早寝早起きはもちろんだけど、毎日同じ時間にご飯を食べるとかもしないとだめよ。」

氷空 「ぜ、全部ですか・・・?」

美加 「やってみれば簡単よ。」

氷空 「ほんとかなー?」




閲覧ありがとうございました。
うまくいけば、次の水曜日に投稿しようと思います。
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