みさえ 「そらち~ん」
・・・・・・
みさえ 「そらち~ん!」
みさえと叶は、氷空と一緒に学校に行くために當麺まで来ていた。
みさえ 「・・・出てこないね。」
叶 「ね。」
みさえ 「もしかして、また、まだ寝てるのかな?」
叶 「でも、今日はダイエットする日だよ。」
みさえ 「そうだよね。」
この日は、いつもより早く起きて、学校の前にトレーニング(ダイエット)をすることになっていた。
叶 「もう一回呼んでみよ。 そ~らち~ん!」
ガラガラ、と、
その窓から、氷空の妹の
みさえ 「あ、瀛ちゃーん、おはよう。」
瀛 「おはようございます。 もしかして、お姉ちゃん呼びに来ました?」
みさえ 「うん・・・。まだ寝てる?」
瀛 「いえ、むしろ逆です。」
みさえ・叶 「逆!?」
瀛 「とにかく、どうぞ、上がってください。 ・・・今玄関のかぎを開けに、、、」
瀛は窓から出していた顔を引っ込めて、階段をどたばたと降りていく。
瀛 「どうぞ~」
みさえ 「逆って、どういうこと?」
瀛 「うーん、まず、今日はお姉ちゃん5時に起きました。」
みさえ・叶 「5時?」
みさえ 「あ、あ、あのそらちんが、ごご、5時に?」
瀛 「そんなに言うとお姉ちゃんに怒られますよ。」
みさえ 「あ、ごめん・・・」
3人は、氷空の部屋の前につく。
瀛 「開けますよ?」
みさえ 「うん。」
瀛がドアを開ける。
みさえと叶は部屋の中の光景を目にして口をポカーンと開けた。
みさえ 「そらちんが・・・」
叶 「勉強してる・・・!」
氷空は、その声に反応して、みさえや叶のほうを向いた。
氷空 「どうしたのですか?というかみさえ様とかのっち様、おはようございます。」
みさえ 「え、、、どうしたの?」
氷空 「どうしたのとおっしゃいますと?」
みさえ 「いや、そらちん、いつもと違うよ?」
氷空 「いつも通りですが・・・ 何か?」
みさえ 「・・・・・・」
氷空 「ではわたくしは、勉強をしなければなりませんので。」
叶はずっと口を開けたままだ。『開いた口が塞がらない』とは、まさにこのことだ。
みさえ 「ねぇ、瀛ちゃん、そらちん、どうしちゃったの?」
瀛 「えーっとですね・・・」
瀛は、瀛の部屋で、一通り、みさえと叶に説明した。
みさえ 「なるほど、じゃあ、中間試験の結果が悪いと部活やめないといけないかもしれないから、今頑張ってるってことね。」
瀛 「はい。」
みさえ 「でも、なんであんな変なしゃべり方になっちゃったの?」
瀛 「いや、今日起きたら、突然貴族みたいなしゃべり方に・・・」
みさえ 「そう・・・ まぁ、そらちんの事だから、頭よくするついでにお嬢様っぽくしたかったのかもしれないけど・・・ かのっち、どうしたの?」
叶は、さっきからずっと青ざめている。
叶 「・・・」
みさえ 「かのっち、」
叶 「・・・ん?」
みさえ 「かのっち、どうしたの?」
叶 「いや、えーっと、、、カクカクシカジカ・・・」
美加 「・・・じゃあ、叶ちゃん、部活やめなきゃいけないかもしれないの!?」
叶 「はい・・・」
みさえ 「でも、赤点をとらなければ、なんでしょ?」
叶 「うん。でも・・・」
みさえは、中学校の時の叶のことを思い出す。・・・確かに、それほど頭がいいわけでもなかった気がする。
梓乃 「がんばったらいけるんだったら、がんばる価値はあると思うけど。」
美加 「そうよ。 梓乃もそういってるし、氷空ちゃんだって同じような境遇なんだから。一緒にやればいいんじゃない?」
氷空、みさえ、叶の3人は、トレーニングはせずに学校に行って、美加や梓乃と一緒に水泳部の部室に行った。
どうやら叶も親との約束で、テストの点がわかるかったら部活をやめなければいけないらしい。
氷空もここにいるけど、ずっと勉強をしている。
みさえ 「でも、二人でやると、気が緩みません?」
美加 「そうね・・・ 」
梓乃 「確かに、監視役が必要かもしれないわね。二人でやったほうがやる気は出ると思うから、同じ部屋でさ。」
美加 「部屋、か。」
みさえ 「どこがいいでしょう?」
美加 「生徒会室、とか。」
梓乃 「許可が下りないと思うけど。」
みさえ 「それ以前に、生徒会室には靑先輩がいます。」
梓乃 「氷空ちゃんのお姉さんね。」
美加 「そうだったわね。じゃあ、、、こことか?」
美加は、今いる水泳部の部室の床を指す。
梓乃 「でも、部活で使うでしょ? 部活が停止になるのは一週間前からよ。」
美加 「ほかの部活の部室を借りるわけにもいかないし・・・」
梓乃 「じゃあ・・・、」
美加 「ん?」
梓乃 「家、来る?」
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