ジョジョの奇妙なKOF   作:昆布さん

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サブタイの由来はガッツのG。サブタイの由来、五部が多いなあ・・・
まあ、お気に入りのキャラクターは仗助とブチャラティだし、詮無きこと・・・かなあ?
ではどうぞ。


ROUND12 ファイナルのF

数々の名勝負が繰り広げられてきた。

ジョーの神砂嵐が吹き荒れ、京の天叢雲が空気を焼き、承太郎の拳がガードを砕く。

そして遂に決勝戦を迎えた。

準決勝と同じスタジアムで行われる決勝戦。

準決勝第一試合にてエリザベートチームに辛くも勝利した十種神宝チーム、対するは日本チームを激戦の末に下したスターダストクルセイダース。

「だから俺は女を殴るのは趣味じゃねえって…」

「ユリさん達思いっきり殴ってたじゃない!ウソつきー!」

第一ラウンドはさつき対ポルナレフである。だったのだが…

「ぎにゃああああ!」

ポルナレフは現在進行形で絶賛フルボッコである。ボコボコにされた上に打ち上げられ、

「あ゛。やっちゃった。ごめんなさい!」

ずざざざざ!

「あだだだだ!!!!」

空中ジャンピング土下座で大根すりおろすよーにダメージを受け、気絶した。

ちなみにその後さつきは典明に手も足も出ずに倒されたのだが。

そしてロック対典明。

「躊躇はしない。覚悟してもらおう。」

お気に入りのサイバーな雰囲気を漂わせたサングラスを外して典明はロックを睨み付ける。

「そりゃ願ったり叶ったりだ。こっちこそ手加減無しだぜ!」

ロックも全身からみなぎる気迫でそれに応える。

「エメラルドスプラッシュ!」

典明の先制攻撃が放たれ、ロックはそれを難なく躱す。そしてすかさず反撃に出ようとするが回避先にも先読みで放たれていたエメラルドスプラッシュ。

「ぐぅっ!?」

「そこだっ!」

続く肘鉄、蹴り上げからの踵落とし、そのまま下段蹴り、回し蹴り、足払いとつないで着実にダメージを与えていく。

「くそっ、なめんじゃねえ!」

「インディーズ…」

蹴りを放ちながら反対の手を大きく振り、生き物のように動くワイヤーを使っての攻撃に出ようとする典明。しかし動きを切り替えるときに生まれる一瞬の隙は消しようもない。

「はっ!」

「ぐうっ!」

ロックの肘打ちが入り、続けて得意の乱舞技、デッドリーレイブに入る。

「せいっ!」

顎をカチ上げられて真上に吹っ飛ぶ典明。そして待ち構えるようにロックが両手をクロスさせる。

「ネオレイジング…」

そして落下と同時にロックが勢いよく両手を振り下ろす!

「ストームッ!」

「がはっ!」

そして吹っ飛んだところへ追い打ちのシャインナックル。

「どうだぁ!」

「あまいっ!」

そう言って典明が右腕を振り上げるとロックの周囲から典明のワイヤーが立ち上がる。

「僕は攻撃を喰らい、自らに注意を引いている間に結界を張っていたッ!喰らえ…半径20メートルエメラルドスプラッシュをーッ!」

四方八方から飛んでくるエメラルドスプラッシュにロックが耐えている間にも策士典明の作戦は進む。結界の一部が再び蠢いて両腕を縛り上げたのだ。

「くそっ!」

「はぁ、はぁ、はぁ…チェックメイトだ!」

そして至近距離からのエメラルドスプラッシュ!

「ガハっ―…」

「ちょっと…きつかったかな…?」

典明とロックが同時に崩れ落ちた。

「後は任せな、相棒…さて、ジョジョ、ようこそ、俺の惨殺空間へ。」

「やれやれ…志貴の方が話しやすかったんだがな。七夜は厨二じゃねえか。」

厨二じゃねえ!七夜のその台詞が合図になった。

「仕事がつかえてるんだ、手早くすませる!」

良いながら足下に転がる小石を蹴り飛ばす。

「同感だ!」

承太郎が小石を殴りつけると目の前にいる七夜と目があった。

「そらっ!」

「甘いぜッ!」

ガゴッ!瞬時に防御した承太郎の腕と七夜の膝がカチ合う。

更に七夜がその足を伸ばしきれば承太郎はそれを…

「くぉッ…!」

普通の人間なら上がりきる前にその足を掴みにかかるだろう。七夜は刃引きしたナイフを構え、体勢が崩れればすぐにでも十七分割で承太郎を仕留めにかかる、なおさら喰らえないッ!しかし承太郎は逆に!

「ぬおおッ!?なんという不可能な体勢ッ!」

思いっきり仰け反ったッ!

「オラァッ!」

ゴギャッ!七夜の蹴りは外れ、承太郎の蹴りはヒットする。

「くそっ!だったら…極死!」

しゅばっ!七夜はナイフを投げるとすぐさま承太郎に頭上から飛び上がった。

「前を避ければ上から!上を避ければ前からッ!これでは身の躱しようもない、もらったぜ、ジョジョ!」

「甘い!」

一点!そして一瞬!確実に極死七夜を躱すことが出来る角度!承太郎はその隙を逃さなかった!

「ふっ!」

キャキィィンッ!承太郎はナイフを上に弾いたのだ!関節技に入ろうとしていた七夜は大きく体勢を変えてナイフをとるために攻撃中断せざるをえないッ!

「くそっ!」

「オラ!」

そして乾坤一擲のアッパーカットが当たり、腹を押さえてダウンする七夜。

「行くぜ。」

オラオラを警戒して距離をとる七夜。しかし承太郎は足下に転がる小石を掴むとそれを七夜に向かって投げつけた。

「この動き…七夜を!?」

驚きつつ位置をずらしながら小石を躱すことで二段共を無効化しようとする。

しかし承太郎は甘くはなかった。ジャンプにただの跳躍ではなく波紋キックを使ったのだ。

「ぐぁっ!」

地面を伝わる波紋疾走を喰らい、動きを止めた七夜に石、拳と承太郎版極死七夜が決まる。

「やれやれ…だな。決着だ。」

承太郎はその場にいる全員に波紋治療を施すと隙のない構えをとった。

「さて、表彰式の始まりなワケだが…」

「来るだろうね…」

スターダストクルセイダース、十種神宝チーム、エリザベートチームの順に表彰台に立ち、主催者であるローズ―彼女はアーデルハイドの妹であり、また、3on3形式でのKOFの創始者、ルガール・バーンシュタインの娘である―の祝辞が始まろうとしていた…

「さて…そろそろ始まりそうだね…僕も働かないと…サ!」

アッシュが会場に飛び込んで、目立たないように身を隠す。誰にも気付かれた様子はない。そして…

「優勝チームの皆さん、おめ」

9人とアッシュを除き、全ての時間が停止した。

to be continued...→




いよいよ次回、斎祁様登場。
没になりましたが暗夜と星光というサブタイも考えてましたねえ。
まあ、ジョジョ由来で統一しようとしたので没になりましたが。
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