このとんでもないNukaにRADアウェイを   作:蒲鉾と竹輪

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まさかのfallout4クロスです。二人はこの先生きのこることができるか?


とりあえず転生

カズマは、異世界に持っていくものを答える。

 

「じゃあ、あんた。」

 

「それじゃあ魔法陣から出ないように・・・今、なんて言ったの?」

 

「その願いは聞き入れられた。」

 

唐突に、どこからか男性とも女性ともとれる機械的な声が聞こえてくる。

 

「ちょ!女神を連れてくなんて反則だから!!それよりあんた誰?」

 

「私はハヴォック神。あらゆる世界の物理法則を司る神だ。君たちが行く世界は、君の思っている世界とは少し違うが、魔王(のようなモン)が人々を困らせているという点では変わりあるまい。」

 

女神は、形容しがたい顔を浮かべながら

 

「ちょ!どこに送るつもり?そんなの聞いてない!!」

 

「では行ってくるといいアクア君、111のアイツを倒したら戻ってこれるから。」

 

「まって、私は癒やしの力とかはあるけど戦う力なんてないんですけど!!それに111って誰?」

 

「ねぇどんな気持ち?散々バカにしてた男に一緒に連れて行かれるなんてどんな気持ち?あんたは俺が持っていくモノに指定されたんだ。その神パワーとやらでせいぜい俺を楽させてくれ」

 

しかし次の一言が二人を絶望のズンドコへ落とし入れる。

 

「あ、今から行くところは世界観的にたぶん神パワーとか魔法とかつかえねーから。超能力なら使えるかもしんねーけど。」

 

「え?」

 

 

「じゃあ頑張ってね。死んでも死に戻りできるから。安心して。」

 

二人は異世界?に落ちていく

 

「そんなの嫌だー」

 

「おい待てよ!!意味ねーじゃねーかそんなの!!」

 

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 異常な冷たさに目を開けると何故かカプセルのようなモノに閉じ込められている。カプセルの窓から自分が入っているカプセルと同じモノにアクアが入っているのが見える。余りの寒さにカズマはカプセルを叩き、叫ぶ。

 

「おい!!出せ!!」

 

サイレンが鳴り無機質な音声が響く。

 

「施設に異常が発生しました。住人は解凍後速やかに脱出してください」

 

カプセルが開きカズマは息を荒げながら愚痴をこぼす。

 

「コールドスリープとか異世界は異世界でもSFじゃねーか。魔王とか言っていたからファンタジーだと思っていたのに・・・とにかくあの女神を起こしてとっちめてる!!」

 

完全な濡れ衣である。彼女も被害者なのだがカズマからすれば共犯にしか思えない。カプセルにはVault-Tecの文字が書いてある。ゲーマー的な勘からすると隣のレバーを引くとカプセルが開くように思える。カズマはレバーを引き女神を起こす。カプセルが開くと女神の頬を叩く

 

「おい!!ここはどこだ?いきなり散々な目に合わせやがって!!強いアイテムとかすごいなんかないの?」

 

女神は目を覚ますといきなり泣き出しカズマの肩を揺さぶる

 

「なんだよ。やめろよ。落ち着け。悪かったよ。そんなに嫌ならもういいよ帰って。」

 

「あんた何言っているの!!帰れないから困っているんですけど!!なんかこの世界、魔法も使えないみたいだし・・これからどうしたら良い?」

 

「おい落ち着け女神、とにかくここはどこだ?」

 

女神は、再び泣き始め

 

「分からないから困っているんじゃない。とにかくどうしよう。」

 

「とにかく落ち着いて。とりあえずこの施設出て街にでも行って情報収集でもしよう。RPG的な定番だ」

 

「なっ。引きこもりのゲームオタクの癖になぜこんなに頼もしいの?」

 

 女神を無視して部屋を見渡すとレトロなパソコンが壁の中にある。カズマはとりあえず情報を引き出そうとパソコンの電源を入れる。パソコンが起動しカーソルを選択する。端末の情報は英語だったがすんなり意味を理解できた。内容は、カプセルの中身の状態だ。全員死亡している。他のカプセルを見ようとするがカズマには直視出来なかった。それよりも重要な情報は端末の情報が正しければ西暦228X年だということだ未来世界にしては自分がいじっているパソコンがレトロすぎる。ブラウン管が使われているしインターフェイスもCUIだ。

 

「とにかく部屋を出ようぜ。誰か居るかもしれない。」

 

死体のことは頭から忘れて通路を歩くと通路の窓に一瞬とんでもないモノが映る。巨大なゴキブリだ。

 

「おいアクア。見たか?なんだ今の?」

 

女神は震えながら

 

「ううん・・・何も見ていない。気のせい・・きっと気のせい」

 

「うん。そうだよな。気のせいだよな。」

 

部屋に入ると巨大ゴキブリがこんにちはする

 

「うひぃいい!!」

 

女神は悲鳴にならない悲鳴をあげ駆け出す

 

「おい!大声をあげるな!!うわ!!そっちに飛んで行ったぞ!!」

 

「うわぁぁあぁ!!ゴットブロー!」

 

グチャアと気持ちの悪い音を立てながらゴキブリが潰れる。女神は壊れたように乾いた笑みを浮かべる

 

「うへへへへ。どうしよう私。ゴキブリを素手で潰したなんて・・・アクシズ教徒にこんなところ見られたら私・・・」

 

「とにかく落ちつこう。これだけ大規模な施設ならトイレくらいあるはずだ。まずはトイレにいって手を洗おう。」

 

二人はまだ知らない。外に出れば安易に手を洗うことさえ出来ない世界であるということに

 

 

 




 異世界モノ多いですよね。でもファンタジーばっかりだしなんかすぐみんな適合しちゃうんでぬるくない世界に行ってもらうことにしました。 このすば主人公はゲスなんでfallout世界でもなんとかなるでしょう。やっぱ無理か・・・こんにちは死ねが当たり前の世界だからなぁ。
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