このとんでもないNukaにRADアウェイを   作:蒲鉾と竹輪

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 カズマさんもここまで人外化が進むともう完全にこのすばとは別キャラですな。このすば世界とは比較にならないほどFo世界はひどいからね。仕方ないね。
 喋るステルススーツとかサイバードックとか喋る家電とか突っ込みどころしかないいろいろなクエストあるけどキンクリします。


Anything Goes

 なんだかんだでDr.モビウスの研究施設に潜入し、ジャイアントロボスコルピオンを無力化したカズマは、現在、狂気のマッドサイエンティストDr.モビウスと対面していた。彼は、カズマに気づいていないのか床に方程式を書いている。

 

「俺の脳を返してもらうぞ」

 

「ムゥゥン?混乱してすまない。最近は難しくてな。君のことは覚えている。あの脳の入れ物だろ?脳ならそこのブレインタンクに入っている。君の脳はいい脳だ若くて聡明で…ところでメンタスはどうかね?」

 

こっちの世界に来てから死体以外から無条件に物を貰えるなんてはじめての経験だ。

 

「あ、ありがとう」

 

「んんん~ぅ。メンタス。うんまーい。さわやかぁ。この白い錠剤がバイオジェルに染み込んでいくと驚くほど科学的な思考やアイデアが次々浮かんでくるんだよ」

 

「なんだかあんたイメージと違うな。放送じゃもっと攻撃的なヤツな印象だったんだかまぁいい。なぜ脳を盗んだ」

 

「まあ理由はいろいろある。君は幸運いや不幸なことに特別なんだ。このビックマウンテンで君ほど脳の摘出手術がうまく行った例はないのだよ。いわば成功が招いた悲劇だ。彼らシンクタンクは、君の脳を研究することによってビックマウンテンの外の世界に気がついてしまった。そこで私は君の脳を盗み出し、ロボスコルピオンで彼らを脅し、ビックマウンテンのレーダーフェンスを超える方法を見つけ出さないようにしていたのだ」

 

「なんでそんなことをする?まるで連中を監禁しているみたいだ」

 

「君のやってきたコモンスウェルではそうでもないかもしれないが、ナイトストーカーやカサドレアスなどが彼らの研究がモハビなどでは、猛威を振るってしまっている。モラルなき彼らがビックマウンテンの外に出てしまえば彼らはアメリカを実験場にしてしまうだろう」

 

「わかったそんなことはどうでもいい。脳を返してくれ」

 

「んんん?別に脳がなくても大丈夫そうだが。それに脳が勝手にどこかに行くわけではないからね。それに、君の脳は此処にいれば安全だ。メンタスでも食べながら話会おうじゃないか」

 

「「ンンン。メンタス、さわやかぁ。うんま~い」」

 

「じゃねーよ。脳を返してくれ」

 

「で、向こうは君の頭の中に帰りたがっているのか?そうなら私は何も問題はないと思うがそうでないなら脳の意見を尊重するべきだ。本人に聞いてみるといい。独立志向の強い議論好きの脳だからな。君の脳はそこのブレインタンクにある。行く途中、床に書いた方程式を消さないようにしてくれ。忘れてしまうからな」

 

方程式を踏まないようにブレインタンクに近づく。自分の脳と会話をするなど思ってもいなかった。

 

「ふふふ、コモンスウェルに俺たちをここに連れてきたのは誰だったのかなぁ?それで俺たちは放射能の泥の中を這いずりまわっていたってわけだ」

 

「これが俺の脳?」

 

「正解。クッキーでもあげようか」

 

自分の脳はこんなに嫌味なヤツだったのか?なんだかものすごくムカつく

 

「いいか!お前は、この頭に入っていた脳だ!もっと敬意を払え」

 

「なんだって?体なんか俺の言うことだけ聞いていればいいんだ。ところで風呂に入ったのはいつだ?まさかずっと入っていないんじゃぁないんだろ?」

 

「どんだけ嫌味なヤツなんだ」

 

「入っていないのかそうだろうとは思ったよ。可哀想に。横になって休むといい。こっちは衝撃的に体から引き剥がされこのジャーに繋がれただけだ。そうかお前は忙しかったのか」

 

「どこまでイヤなヤツなんだ?こいつが俺の脳?」

 

「さっきから嫌味とかイヤなヤツとかご挨拶だな。まるでこの放射能の世界をうろつきまわっているのは俺のせいみだいじゃないか。あの駄女神がプレストンにそそのかされてあの弱いミニットマンのためにコモンスウェルを這いずり回っているのは俺のせいじゃない」

 

「いやまてアイツがいくら将軍ってよばれたら調子こく駄女神だからって放っておくわけにも行かないだろ」

 

「おいおいおい、俺達をこんな世界に放り込んだのは誰だ?あのなんとか神の話きいていたのか?そう、あの駄女神だ!だから気にする必要などない。論理的に考えて!」

 

「お前にだって責任はあるだろ!俺を動かしているのはお前が命令しているからだ」

 

「全く違う!俺は、俺達の結びつきにおける理性と論理性の所在地だ!お前を動かす感情、人助けした時に出てくる高揚感がどこから出てくるか分かるか?そう分泌腺だそこからくる。俺は原始的な分泌腺から開放されお前の内的衝動が愚かだと悟った」

 

「分泌腺って大半がそっち由来じゃないのか?ろくに学校に行っていないからよくわからないけど」

 

「お前には理解できないであろう複雑なシステムのせいだ。それにここにいれば安全だし食事も不要だ」

 

「つまりは引きこもりに逆もどりってわけじゃないか!異世界に来てまで引きこもる必要ないだろ!」

 

「いいやむしろこんな世界だからこそ安全な場所に引きこもる必要がある。放射能に変異したミュータント、巨大化した生物にレイダー、人助けしても感謝しないばかりか罵ってくる住人。ここに引きこもっていたほうがましだ」

 

「俺らがこの世界に来たのは人生をやり直すためじゃないのかそれじゃ前と同じだろう」

 

「ラスボス倒すまで死に戻りなんてやってられっか!そもそもお前、今まで何にもラスボスの情報あつめてないだろ。あのなんとか神も呆れるわけだ」

 

「あんなヒントで分かるわけ無いだろ!それにRPG的に考えてメインぽいクエストこなしていけばいつかラスボスにたどり着くはずだろ。つべこべ言わずに責任とって俺の頭の中に戻れ」

 

「残念ながらその見込は全く無い。ここでなら平和と安全を得られるんだ。頭の中に戻って考えることは、毒や放射能、ミュータント共への警戒、そしてあの将軍駄女神と役にたたないミニットマンのケツを持つことなんかだ。それに排泄物のことを考えている時間があるならもっと時間を有効に使える」

 

「残念だがこちらには武器がある。一緒に来てもらうぞ」

 

「自分を脅迫するなんて、お前こっちの流儀に染まりすぎなんじゃないのか。まあいいだがこっちにも条件がある。第一に、シャワーそれも毎日。第二に定期的な健康診断、それも信頼できる医師の診察でだ。第三にホルモンや生殖器よりも俺の言うことを聞くことそれで手を打とうじゃないか」

 

カズマ(体のほう)は、わざとらしくライフルのコッキングレバーを引き、引き金に手をかけ銃口を脳に向ける。

 

「つまりは、お前はこのタンクの中に居たいってことだな。外の世界は恋しくないのか?」

 

「確かに、2本の足で歩くことは魅力的だし、信じられないような光景も見てきた。けどそれは、命の危険を伴ってだ。そう、俺は此処に居たいんだよ」

 

「繰り返しになるけどそれだと結局、日本にいた時とおんなじじゃないか。もしお前が戻らないというなら俺はこの引き金を引く」

 

「わかった。わかったよ、俺の負けだ、しかし俺は結構病んでいたんだな」

 

「そんなに気にすることないさ。俺たちをこんな風にしたシンクタンクの連中をぶっ飛ばせば気は晴れるよ」

 

「おお、脳と和解したのだな。そいつは良かった。和解できる可能性はほとんどないと思っていたのだがな」

 

「Dr.モビウス、俺達はこれからシンクタンクをぶっ飛ばしに行く。そうすれば連中がビックマウンテンの外に出て世界を無茶苦茶にすることはなくなる」

 

「君の怒りは解るがまずはメンタスでも摂取して落ち着きたまえ」

 

「「「んんん~ぅ、メンタス、さわやかぁ、うんま~い」」」

 

「確かいい作戦があったと思うんだが思い出せない。床に方程式に書いたと思うんだが。私は彼らを殺そうとしたんじゃない。助けようと時間稼ぎをしているだけだ」

 

「何か戦わずに連中を無力化させる方法があるのか?」

 

「何か天才的な手法があった気がするが、先程も行ったように思い出せない。まあベタな方法だが彼らの人間性に訴えてみたらどうかね?もっとも彼らは肉体が合った時から善人ではないから効果の程は疑問だがね」

 

「連中を説得するのに有効な方法は?」

 

「君の脳と同じように連中に肉体が有った時のことを思い起こさせるのはどうだろう?まあ、君の脳の場合でも結局脅しに屈しただけだから難しいかもしれないな。私が連中に恐怖と絶望を与えても結局のところ君がいる以上外の世界を諦めないだろう」

 

「じゃあどうすればいい?」

 

「私との話し合いで幾つかの妥協点が見つかったと言えばいい。本当の事だろう?それか私を殺して、君が奴らにとって私以上の危険人物だと脅すのもアリだ」

 

(うわ、この人めっちゃかっこいい。出会ったばかりの人間に対して命を投げ出してくれるなんて、今までこの世界に来て会ったヤツなんてみんなあの駄女神みたいなやつらばかりだったからめっちゃ感動するわ)

 

「でも、まあホラふくなら大ボラのほうがいいぞ。経験上、嘘はデカければデカいほどいいんだ。いくら奴らがバカでも嘘に説得力がなければ信用されない。解剖台の上に載せられるのが落ちだ。それと私のことを話すときはできるだけ大物っぽく話してくれよ。私はDr.モビウスであって其処らの助手とは違うのだ」

 

「じゃあそろそろ行くよ」

 

「まて、シンクタンクに行くまでロボスコルピオンを護衛につけてやろう」

 

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カズマはシンクタンクに入りDr.クラインらの面々と対峙していた。連中はまるで悪の秘密結社の幹部のように整列して宙に浮いている。

 

「ロボトミーが戻ってきたか。Dr.モビウスは屑鉄になったみたいだな。ボイスモジュールが残っていればいいが。それで、脳は取戻してきたのか?早くこちらによこすんだ」

 

「俺の脳は頭の中にある。まずは話会おうじゃないか」

 

「口の聞き方に気をつけた方がいいぞロボトミーよ。ほほう、お前の脳は今頭の中にあるのか。こちらに来い。もう一度摘出してやる」

 

カズマはライフルのチャンバーに銃弾を押し込みトリガーに手をかける

 

「わかっているとは思うが、今の俺に精神安定化フィールドは聞かないぞ、脳を渡すつもりはない。まずは話し会おうじゃないか」

 

「何処に話し合いの余地があると言うのだ。お前は、脳を持っている。我々は技術を持っている。脳をこちらによこすんだ。それさえあれば我々はついにこの場所から出ていける。ここで毎日同じ景色を切り刻むのがどれだけ退屈だったかお前には解るまい」

 

「そして、外にでたら外の世界を実験場に変えてしまうのか?」

 

「科学の追求は我々シンクタンクの存在意義だ。我々としてもお前の脳に聞きたいことが山ほどある。実験に適した土地、動物などの存在だ」

 

「Dr.モビウスと話をして幾つかの合意に達したんだ」

 

「だったらますます君の脳みそが我々には必要だな。外の世界に出ればゆっくりとあの狂った科学者を殺す算段もつくというものだ。脳を傷めないように殺れ」

 

 タレットからカズマに向かってレーザーが出てくる。シンクタンクのタコ足脳共からはパルスが発射される。カズマは体内に埋め込まれた加速装置を起動させ引き金に手をかける

 

(すまないDr.モビウス。話し合いにさえならなかった)

 

 シンクタンクの地下は、Dr.クラインらのロボット外殻が眠る墓地となった。化学は悪、歯止めを欠いたテクノロジーはあらゆる災厄と不幸の根源、と断じるのはたやすい。かれらが外に出ることによりそれはより酷い事になるところだった。しかしもっと平和的な解決はあったはずだ。それでもカズマは放射能の中を進んでいかなくてはならない。結局のところ自分で選んだ道なのだから。




誰が何を話しているのか書いててわかんなくなるなこれ。Dr.モビウスはマジで善人です。ショーンは見習ってくれ。

現在のカズマさんのステータス

STR9 PER6 END9 CHA5 INT4 AGI9 LUK11

<特殊能力>
インプラントGRX(加速装置)
プライマルアーマー(ダメージ低減)
若干のRAD耐性

INTが低いのはINTは頭の良さと言うより理系的素養なので中卒じゃこんなもん。ほかのステがやたら高いのは改造の結果です。加速装置は強力そうに思えますが一日3回中毒にならないジェット使える程度の能力です。111のパパと渡り合うには正直厳しい。

ちな、アクア様

STR11 PER7 END11 CHA6 INT1 AGI8 LUK1

<特殊能力>
なし

一見高ステに見えるけど銃がほとんど当たらない。スニークもできない。ほんまにつかえん。
 
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