ゲーマーしいなというものです。
今回初めて真面目に小説を作ってみました。
今後も続けていく予定なので楽しみにしてください!
一応オリジナル作品としていますが、正直なところ「ノーゲーム・ノーライフ」
に少し影響を受けています。
~プロローグ~
一年が過ぎるのは早いものだ。
正月が来たと思ったら桜の季節になり、梅雨が来て夏になり、秋が来て冬が来る。
そして気が付いたらまた繰り返しだ。
ある年の正月、俺はふと疑問を浮かべた。
「この世の中に、ゲームみたいな世界があったらどうだろうか」
ここであなたに問いかけよう。
「ゲーム」と聞いたら、あなたは何を思い浮かべるだろう?
ゲームセンター、家庭用ゲーム機、カードゲーム。
思い浮かべるものはたくさんあるだろう。
我々人類が初めて使ったゲーム機は、オデッセイと呼ばれる1972年に発売された家庭用ゲーム機だ。
しかし、それはゲーム機の話である。
カードゲームともなれば、平安時代にできた百人一首がある。
そう考えていくと、ゲームなんていつごろにできたなんて推測することもできないものだ。
だが、最近の家庭用ゲームともなれば、かなりの高技術で、リアル感を味わえるものだ。
そして、ゲームばかりしていると、「自分がゲームの中に入れたらいいのに」と思う人間も出てくる。
では、そろそろ本編を始めよう。
俺等ゲーマーズがゲームの世界へ行き、神になってやる話を。
~I 無敗のゲーマーズ~
俺の名前は直人。
アニメやラノベで言う、青春を送っている時期の高校生。
だが、俺は基本的に人とかかわるのが嫌いで、学校ではいつも一人だ。
他の人からしたら、ボッチと言われる存在である。
しかし、俺は普通のボッチとは少し違う。
周りから見られればニートだが、俺は数々のゲームの世界的規模を誇る大会で、幾度となく優勝してきた。
まあ、人と話さないから周りの奴等は俺がそういうやつだとは知らないがな。
俺はアパートに住んでいる。
部屋の中は機械の冷却装置のファンの音が鳴り響き、油断したら床のコードの山で転ぶぐらいごちゃごちゃしている。
俺は今、この部屋の中で四人と生活している。
「やっほー直人、外の偵察ご苦労!」
中でも一番元気がよく明るい性格の女子、友香梨。
こいつも俺と似た学校では一人で生活していていわゆるボッチである。
「あぁ、直人帰ってきたのか・・・」
友香梨と反対の性格の暗い感じの女子、紗友莉。
こいつは性格からして、学校での状態は予想つくだろう。
そして最後、今は部屋の中にはいないが、学校へも行かずにずっと家にいるニートの男子、健治。
要はこの部屋、学校での嫌われ者が集まったパーティみたいなところだ。
と、ここで思い出してほしい。
俺は数々の大会で優勝してきた存在だといったところを訂正させてもらう。
俺等この四人で、数々の大会を優勝してきた。
俺の担当分野は「駆け引き、恋愛」
友香梨の担当分野は「リズム、格闘」
紗友莉の担当分野は「ホラー、サバイバル」
健治の担当分野は「クイズ、戦略、メダル」
そして俺等全員が得意とする分野が「FPS」だ。
俺ら四人は互いの担当分野を生かし、数々の大会を優勝してきた、いわゆる「無敗のゲーマーズ」だ。
ちなみに俺らのグループ名は「Unusual genius who」
通称「UGW」だ。
~II 異空間への誘い~
「そういえば直人、さっきタブレットにメール来てたよ?」
「え、まじか、俺のメアドに送ってくる奴って誰だ?」
「直人の友達じゃないの?」
「友香梨、それは俺に対しての精神的苦痛を与えたいのか・・・?」
「あ、ごめん!そんなつもりじゃなかったの・・・」
「まあ、別にいいよ。学校でのボッチなのはお互い様だし。」
「そうだよね・・・どうしても友達付き合いがうまくいかないんだよね。っとそんな暗い話はなしにして!直人に来てたメールはなんだったの?」
「ああ、そうだ。もう忘れてた。え~っとどれどれ。」
普段から愛用しているタブレットだから、パスワードを入力するのも瞬時に終わる。
そして、俺は何気なくメールのアイコンをタッチした。
すると、メールの題名にはこう書いてあった。
『招待状 UGWの四人へ』
「なんだこれ、なんかの広告か?」
「中にURL・・・結構危険かもよ・・・?」
と、急に背後から紗友莉に声をかけられ、椅子から落ちそうになった。
「いきなり出てくるなよ。めちゃくちゃビビるからさぁ。」
「いいから直人!早く開きなよ!!」
「あーまてまて、先にセキュリティかけてからな。」
「そういうところ熱心よね直人は・・・」
っとそんなやり取りをして、いざURLを開こうとしたその時、部屋のドアが勢いよく開かれた。
『うお~っす!ただ今帰投した!』
部屋中に響くような大声を上げる人物。
俺と友香梨と紗友莉がいて、かつボッチである俺等からしたら、もう予想はつくだろう。
こいつが健治だ。
ちなみに健治と俺は小学校時代からの友人で、健治は俺のことをナオと呼ぶ。
が、俺は別にあだ名をつけてはいない。
「えーと健治。お前学校ないのにどこ行ってた?」
「ゲーセンだよナオ。またメダル全部いただいてきてやったぜ☆」
「お前が行くといつも店員がビビってるよな。」
「そうだよなぁ。で、全員集まって何してるんだ?」
「ああ。俺のタブレットにメールが来てて、招待状とかなんとか書いてあってURLが乗ってるんだ。」
「http://www.gameworld.necstか。なんか怪しいな。」
「一応セキュリティ利かせてるし、大丈夫だろ。」
「じゃあ直人!さっそく押してみてよ!」
「了解っと。それじゃいくぞ!」
『UGWの名義の元、真のゲーマーの道を歩もうぞ!』
そして、URLをタップした途端、タブレットの画面がブラックアウトした。
そして10秒ほど経っただろうか。
再びタブレットが付き、そこには一通のメールがあった。
そのメールを開くと、メールにはこう書かれていた。
『部屋から出ろ。』
四人全員が顔を見合わせ、部屋を出ることにした。
「部屋から出ろなんて、直人の知り合いかなんかかな?」
「差出人のところからして、誰からかわからなかったけどな。」
「じゃあ、ドアを開けましょう・・・」
「何があってもおどろかねえぞ!」
そして、俺等はアパートのドアを開けた。
しかし、ドアを開けた先は、ついさっきまでの光景はなかった。
宇宙空間。
今アパートは飛んでいる。
俺等は一瞬自分が目にしているものを疑ったが、これがすぐに現実だと思った。
「なんで俺等宇宙にいるんだよぉ~!!??」
「知らないよぉ~~!!っていうか直人助けてぇ~~!?!?」
「うるぅうおわぁぁああ~~おちるぅ~~~」
「健治お前何があっても驚かないとか言ってたよなぁ~?!」
「三人とも落ち着いて・・・騒ぐと酔うわよ・・・」
「えらく冷静だな紗友莉~」
「もうだめだぁ~おちるぅ~!!」
しかし、地面につくという直前に速度が落ち、安全に到着した。
「俺等、今生きてるよな・・・?天国じゃねえよな・・・?」
「直人ぉ。怖かったよぉ・・・」
「ナオ。俺は夢を見ている。こんな世界知らねえからな!」
「現実逃避はいいから目を覚ませ。」
「ここはどこなのかしらね・・・」
「さあな。とりあえず人がいれば聞いてみるのがよさそうだな。」
「・・・おい。そこの四人。」
「おっ。ちょうど人を探していたんだよね。ちょっと助けてくれないか?」
「・・・全員の荷物を置いていけ。」
『・・・は?』
こうして、俺等UGWの異世界冒険が始まった。