ゲーマーしいなです。
一話目にオリだと思うといいつつ、二話目でノーゲームノーライフが原作と認めました。
なのでタグを変えておきました。
学年末テストが近づいてるから投稿ペース遅れるかもです。
~I クリストラヴァレス~
盗賊と言われると、何をイメージするだろうか。
ゲームでよく見る盗賊と言えば、プレイヤーの前に出ては必然的に戦闘に入り、勝てばそのまま、負ければ荷物を持っていくというのがありきたりだ。
この世界でもまさにその特徴に一致するやつがいたわけだ。
「悪いな。俺等も今この星に来たばかりで、現状がいまいちつかめてない状態なんだわ。」
「そうよ!大体あなたたちなんなのよ大人数で荷物よこせとか言ってかっこ悪い!」
「友香梨・・・少し黙ってて・・・」
「ナオ。こいつらどうするんだ?」
ふと後ろを見ると明らかに違う意味で切れている友香梨。
通常運転中の紗友莉。
殴りあう気満々な健治がいた。
しかし、盗賊が放った言葉は想像を超えた。
「仕方がない。素直に渡す気がねえならゲームで決めようじゃねえか」
『はっ?』
正直言って意味が分からない。
盗賊が目の前にいて俺等の荷物を狙っているというのに、その盗賊がいきなりゲームを仕掛けてきたのだ。
「いやいやちょっと待て。お前ら俺等の荷物目当てなんだよな?そこでいきなりゲームってどういう神経してんだ?」
「どうもなにも。お前ら本当に異世界から来たのか?」
「だからさっきからそういってんだろうが・・・ナオ、ここはゲームに応じてさっさと切り抜けようぜ。」
「ふむ。おいそこの盗賊ども。先にいくつか確認しておきたいことがある。」
「なんだ?」
「具体的にゲームとは何をするんだ?」
「そうだな・・・簡単にクリストラヴァレスで行こうじゃねえか。」
「・・・あ?何っ?クリスなんたらって。」
「クリストラヴァレスだよ!!知らねえのかよ。」
「だからさっき説明した通りついさっきこの世界に来たばかりなのよ俺等。で、いきなり知らねえもん言われてどうしようもねえだろ。」
「ああそうか。ルールを言えばいいか?」
「そうだな。なるべくわかりやすく頼む。」
しかし、盗賊がルールを説明するのが下手なのか、はたまたルールを知っているものだと思い説明するのが不慣れなのか。
とてもじゃないが聞き取れるようなものじゃなかったので勝手に翻訳する。
基本的にはこっちの世界で言うトランプと同じ。
4つの種類のカードがありすべて1~13まである。
合計52枚。
このカードを順に並べ、自分のターンに二枚めくる。
そろったら自分の得点が+2になり、もう一度ひくことができる。
そろわなかったら次の人のターン。
神経衰弱と同じルールといったところだ。
しかし、少し違う点があるとすれば、自分の得点を-1することで自分のターンにすることができるということだ。
要は自分は今3点ある。
自分のターンの前に一人いるが、このカードがとれるという自信がある場合自分の得点を-1(3-1=2)で2点にし、自分のターンにすることができる。
そしてとることができた場合+2(2+2=4)で4点になり、得をするというわけだ。
しかし、取れなかった場合-1の損だ。
ここは慎重に行くべきところだろう。
と、ルールに関してはこんなところだろう。
「な・・・なぜだ。」
盗賊たちが俺等を見てすごく驚いている。
盗賊の持ち点 0。
俺等の持ち点 52。
要は簡単。
盗賊が全部取る前に俺らが取ってやったということ。
「待て!お前らイカサマだろ!?」
「イカサマっていうなら証明してもらおうか?できないならそんなこと簡単にいうんじゃねえよ」
「くっ・・・それで、お前らの要求はなんだ・・・?」
「えっ要求?なにそれ?」
「そういえば言っていなかったな。駆け引きをして勝ったものが負けたものに要求することができて、負けたほうはそれに従わなくちゃいけねえんだよ。」
「あーなるほど。そういうやつか。ならいい。この世界に関することを教えてくれ。」
相変わらず説明するのが下手な盗賊たちなもので、簡単に説明するとこうなる。
この世界は、遊戯の神と呼ばれる存在『テト』というものがいる。
その神は不戦勝で頂点まで上り詰めたそうだ。
そして、神は十の盟約と呼ばれるものを作ったそうだ。
【一つ】この世界におけるあらゆる殺傷、戦争、略奪を禁ずる
【二つ】争いは全てゲームにおける勝敗で解決するものとする
【三つ】ゲームには、相互が対等と判断したものを賭けて行われる
【四つ】゛三゛に反しない限り、ゲーム内容、賭けるものは一切を問わない
【五つ】ゲーム内容は、挑まれた方が決定権を有する
【六つ】゛盟約に誓って゛行われた賭けは、絶対遵守される
【七つ】集団における争いは、全権代理者をたてるものとする
【八つ】ゲーム中の不正発覚は、敗北と見なす
【九つ】以上をもって神の名のもと絶対不変のルールとする
【十】みんななかよくプレイしましょう
そして、この世界に存在するすべての人種も十六種族イクシードと呼ばれるものに分けられているようだ。
【第一位】神霊種(オールドデウス)
【第二位】幻想種(ファンタズマ)
【第三位】精霊種(エレメンタル)
【第四位】龍精種(ドラゴニア)
【第五位】巨人種(ギガント)
【第六位】天翼種(フリューゲル) 国家名:アヴァント・ヘイム
【第七位】森精種(エルフ) 国家名:エルヴン・ガルド
【第八位】地精種(ドワーフ) 国家名:ハーデンフェル
【第九位】妖精種(フェアリー)
【第十位】機凱種(エクスマキナ)
【第十一位】妖魔種(デモニア)
【第十二位】吸血種(ダンピール) 国家名:オーシェンド
【第十三位】月詠種(ルマルナ)
【第十四位】獣人種(ワービースト) 国家名:東部連合
【第十五位】海棲種(セーレーン) 国家名:オーシェンド
【第十六位】人類種(イマニティ) 国家名:エルキア
ちなみに、俺等は人類種にあてはめられる存在らしい。
そして、俺等の前にも『 』と名乗る兄弟がこの世界に来ているらしい。
「なるほどねぇ、神様。結構面白そうじゃん。」
「おっ。ナオが面白そうだっていうことなんてめったにないから少し期待しちゃうかもしれないぜ。」
「そうだね!直人が面白そうだって思うものなんてそうそうないもんね!」
「激しく同意する・・・」
「そんなに俺が面白そうにすることがないなんて感じでやるのやめてもらえませんかね?」
「ああ、わりぃわりぃ。」
「ったく。さて、大体俺が何を言おうとしてるかわかるだろうが一応言わせてもらう。」
『テトとやらに神の座を交代してもらうぞ!』
「やっぱりな。大体俺が何を言おうとしてるかわかってると思ったよ。」
「そりゃあ、長年チームを組んでるんだ。それぐらいわかるよナオ。」
「そうだよ!そうじゃなきゃ立派なチームになれないし!」
「その通り・・・」
「よし、それじゃあ行きますか!」
『人類種、エルキア王国へ!!』
とりあえず、UGWの目標。
エルキアへ行く。
UGWの最終目標。
テトに神の座を交代してもらう。