やはり俺の青春ラブコメはあっている。   作:ЖセイキチЖ

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7. 俺の休日は潰れる 前編

早速というか勉強を見てやると言ったその週の金曜日に一色いろはからメールが来た。

 

『せんぱーいどーもです( ´ ▽ ` )ノ 明日の土曜日何ですけど暇ですか?暇ですよね?勉強見てください(>人<*)ぉ願ぃ!!!』

 

こんな感じのメールだった気がする。

まず一つ言いたいことは、俺の予定なんてまるっきり無視されているということだ。確かに休日暇なことは否定はしない。だが、1度でいいから俺の予定を決めつけずにちゃんと誘ってほしい。

あともう一つ。顔文字なに?俺使わないからわからないけど今なんて女子はこんなの使うの?雪乃とメールしてるけど顔文字なんて使ってる所見たことないよ?見たら引くまであるけどね。、

一応一色も女の子なんだなぁ~あざといけど。

とりあえず一色に返信する事にした。

 

『了解。どこで勉強する?』

 

俺はいつもこんな感じだ。だって余計なこと書かなくていいし、会話膨らまないし…寂しくないよ…うん。

悲しい気持ちになりかけた時に一色からすぐに返信が来た。

 

『1時に駅でどうですかσ( ̄^ ̄)?』

 

もう反応はしないし、つっこんだりはしない。

 

『了解。ならまた明日な』

『もう少しせんぱいとメールしたかったのに…(>_<) 仕方ないですね。ヾ(*´・ω・`*)おやすみなさぁ~ぃ』

 

何で若干あいつの方が立場が上なの?別にいいけどね、そんなちっぽけなことじゃ心の広い比企谷八幡は怒らないから。

ともかく非常にめんどくさいをしてしまったと今更ながら公開している。やっぱり断るべきだったか…

明日はあんまりゴロゴロ出来ないから今のうちに寝て体力を貯めとくか。

 

ジリジリ~

大きな音を立てながら目覚まし時計が鳴っている。それを止めるために布団から出ようとするが布団の心地よさから出ることができない。しかし、約束がある事を思い出し仕方なく出ることにした。時計を見ると11時だ。約束の時間までは全然余裕があるが、ご飯食べたり、服を着たりと準備しなければならないので2度寝するのは辞めておこう。とりあえず眠気覚ましのためにリビングでコーヒーを作ろう。

 

リビングに行ってみると朝食の準備がしてあった。作ったのは小町のだろうか?朝食の横に置き手紙が置いてある。

 

『小町は出かけるからご飯作ってあげたよ~!お兄ちゃんのためにね!あ、今の小町的にポイント高い! 昼ごはんは自分で用意してね』

 

朝食を作ってくれていたのは助かったが、昼食無いのがなぁー。いや、今は11時だからこれを昼食として食べればいいんだ!八幡あったまいいー!

とりあえずコーヒーを沸かすことにする。もちろんマッ缶が好みなので同じがそれ以上に砂糖を入れる。今だけ入れないと美味しくないよな。別にブラックが飲めない訳では無い。マッ缶を愛しているから自分でコーヒーを入れる時でも砂糖をたくさん入れてしまうのだ。マッ缶は千葉県なら誰でも大好きだからな!ここ重要。

ふぅ。これを飲むと目が覚めるぜ。覚めると言っても腐った目が治るわけではない。ましては緩和されるわけでもない。これはもう治らないと思ってるから気にしていない。

起きてからしばらく経つので小町が作ってくれていた朝食を昼食代わりにした。

うまい!あいつはいつもはあんなアホだけど料理とかは本当に美味しい。親が共働きで料理を兄妹で作っていたがしばらくしてから小町1人で作っていたので料理スキルはグングンど上がっていた。俺も作れないことはないが小町と比べられるとなんとも残念な感じになる。ここで雪乃を出してしまうとレベルが違いすぎるので比較はしないことにする。

小町が作ってくれたものを感謝しつつ食べ終えた。気づけば12時を回っている。遅刻するのは嫌なので適当に服を選んですぐに家を出ることにした。

早めに帰れるといいなぁ~と思いつつ、駅へと向かった。




前編、後編に分けました!
1つにすると長くなって、2つにすると短いですが、2つに分けた方が後から訂正しやすいので今回はこんな形にしました!

次回もよろしくお願いします!

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