ゼロの使い魔と万事屋銀ちゃん   作:銀桃

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今度は視点を変えて、山崎 退 バージョン。


第二十話 どこでも報 連 相 は会社の常識

春の山崎 退 監察日誌。・・・・

 

局長の命令で万事屋の旦那が騒動に巻き込まれたハルケギニア、トリステイン魔法学院に俺は潜入した、この年で学生に変装するのは無理があるので、こうやって身を隠し、この学院の現状を観察することにした。

 

今回、一番の観察対象・・・平賀サイト、各地の戦場を転々とし、傭兵として働いたこの少年をどうも局長は危惧しているらしい。そりゃそうだ、同じ国の人間が外国、しかもこれから同盟国になろうとしている国内でやんちゃやらかしまくってるっていうなら僕たち真選組がこっちまで出張る必要があるからね・・。

 

 

「ちょっと!!サイト!なによこれぇ!全然洗濯できてないじゃない。」

「あー?なんで俺がお前の体格に見合わない下着洗わなきゃなんないの?」

「私がやりましょうか?サイトさん。」

 

この部屋の天井裏に潜んで正解だった、あの少年がサイト君、ピンクの子がルイズちゃんか、・・あのメイドが、シエスタ・・うらやましいなぁ、女の子に囲まれて生活なんて。・・・いかんいかん、僕は仕事できたんだ。

 

っていうか使い魔って人間でもなれるの?

だったら僕もたまさんの使い魔になって・・・・

 

「いいのよ!シエスタ、こいつここにきてからろくに働いてないんだから!」

「働いてますぅ~今日も今日とて貴族のお友達様を扱くために広場で修練なんだよ。つーかパンツくらい自分で洗え、○○○○ついてんぞ。」

「ついてるわけないでしょ!!ちゃんと拭いてるわよ!!」

「逆にはしたないですよ?ミス?」

「復旧作業手伝いとかしてんだから勘弁してくれよ、・・なんとか言ってやれよギーシュ。」

「だめじゃないかルイズ、ちゃんとあの日にはロリエをつかわなきゃ。」

「あの日でもねーよ!!このクサレ貴族のボンボンがぁああああ!」

 

あーあ、あの金髪の少年、爆破に巻き込まれてボロボロじゃないか、

しかし、このピンクの子、もといルイズって子は俗に言うツンデレか?

 

まぁここはこのへんでいいだろう。

特に問題はナシ。

 

 

次は広場だ。どうやら復旧の工事もだいたい終わりに近づいてきてるなぁ。

隠れる場所が多くていいや。

 

「ヨシ!!朝練習を始めるぞ!!」

「おおおおお!」

 

気合入ってんなぁ、そういえばサイト君が修練やるって言ってたな。

よーし、ここはどんな訓練か見てやるとするか。

 

「素振りの前にギンさんが教えてくれたやられても無事でいられるアレ!やるぞ!」

「おう!昨日もトコトンやってきたぜ!」

 

旦那、関心だなぁ、助けるだけじゃなくて、戦う方法を教えて帰るだなんて。

 

 

「いくぞ!!」

「「「せーの!!」」」

 

 

「「「うあああああああああ!いてぇぇぇぇぇぇぇぇ!利根川~~~~~~!」」」

 

 

なんでカイジの藤原○也の物まね練習してんだよおおおおお!

 

つーか何?必死になって全員同じポーズで苦しがってんだよ!左腕どうしたの?折れたの!?

 

 

「見ろ!ケティのやつ、一番うまいぞ。」

「うああああああああ!」

 

女子学生も何やってんの?貴族だよね?あんたしかも女の子じゃん!嫁の貰い手なくすぞ!

 

「次!!自分の能力の再確認だ!!」

「おう!!」

 

再確認?あれ?みんな水の入ったコップに葉っぱを乗せて・・・

 

「行くぞ!!発に集中しろ!!」

 

ってそれハンターハンターじゃねぇか!!意味ねーよ、お前ら全員別の作品の登場人物だからぁ!!

なんで水見式やってんの?いつオーラ開眼させた!

 

「お・・おい!!ケティを見ろ!!」

「葉っぱが枯れてるぞ!!流石俺たちのエースだ、年下なのに見上げた根性だぜ。」

 

なんで枯れてんだよ!しかも特質系かよ!!他人のスキルでも奪う気か!!

 

「見ろ、ケティのやつ笑ってるぞ、ちょっと不気味だな。」

 

女の子でその笑顔はダメだろ!?なんでウヴォーみたいに笑ってんの?あいつ強化系だろ!

 

「ギーシュに散々もてあそばれたらしいからな。どんな能力になるか見ものだな。」

 

いや完全に末代までの呪いかけようとしてんだろそれ。

 

「できたわ、これが私の能力!!」

「おお!出るぞ!ケティの・・・。」

 

「金的の極意(ゴールデンクラッシュハンター)!!!」

「うああああ!マリコヌルがやられたあああ!」

 

ってただの金的蹴りじゃねえぁぁぁぁぁぁ!!

 

 

 

 

 

 

山崎の日誌を閉じ、真選組局長、近藤はふうと溜息をつく。

 

「ご苦労、だったな山崎、ちと気になる事があったんだが。」

 

「は、はい、なんでしょう局長。」

 

「ルイズって子はあの日だったのか?」

 

「いや知らねーよ。」

 

 

報 連 相 編は終了。

 

 




短編その2、山崎、トリステイン版でした。

土曜も仕事とか狂気の沙汰。
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