登場人物にサイト等いろんな人がいますが、深く考えないで下さい。
なお、この会話の内容は一部○○フィクションです。
ですが実際の名称、団体名は一切関係ありません。
「はい、これ学院のキュルケとタバサ、ケティからよ。」
「おう、わりぃな、わざわざ届けてもらってよ。」
両手一杯のチョコをルイズは万事屋の銀時の机の上に広げる。
「あと、姫さまから。と、私、これどれも義理だから。」
「すごいじゃないですか!一国の姫から義理でもチョコレート送られるだなんて。」
「はいはい、ったくよ、バレンタインデーとかこの年になって気にするほど俺ぁ子供じゃねーよ。なぁぱっつぁん。」
「ははは、そうですよね、バレンタインでもらったらもらったでホワイトデーが大変ですよ、まったく。・・・おかしなイベントですよね。」
「まーったくだぜ。この国はどうかしてんなぁ、和洋折衷もほどほどにしねぇとなぁ。おかしな事してるぜまったく、チョコだけに。」
「・・・・。」
ルイズは腕を組み、新八と銀時を首をかしげて見る。
「それはそうと、・・・なんであんたらタキシードなの?」
「「あ、これ、今日から万事屋の制服だから。」」
声をそろえてルイズにそう平然と言葉を発する男二人を彼女は心底哀れな者を見る表情で溜息をついた。
「お前、今完全にバカにしただろ?」
「はぁ、情けない、何が制服よ。完全に今日を意識してるじゃない。」
「はい?何の事?たまたま制服が今日にかぶっただけだろ、なぁぱっつぁん!」
「そ、そうですよ、たまたまですよ?ルイズさん!」
「あのねぇ、あんたらの言葉じゃないけどこっちはただのチョコ配りでトリステインから江戸まで転送してきたのよ、来てみたら誰に見せるんだか気合の入った格好で待ち受けられたらこっちまで変に身構えちゃうじゃない。」
ルイズはそう言い放つと銀時と新八が俯き、肩を震わせている。
「しょうがねーだろ!!こっちは無いに等しい期待抱いてバレンタインデー迎えてるんだヨォォォォ!なんだよチョコ渡すって!恋の駆け引きだか取り引きなんだか知らねーけど俺ら男はてめーらとナスダック取引したつもりはねーんだよ!LIN○で既読つくかどうか待ってる時点で男は築地のマグロ状態なんだよ!」
「しかたないでしょ!モテない男が部屋でバレンタインデーおしゃれして迎えてても!だれもチョコなんて期待してないんですよ!」
銀時と新八が血の涙を流しながらルイズに叫ぶ。
「だいたいなんだよバレンタインってよ、男はチョコをもらうのが当たり前みたいな常識植えつけやがって!いいか!?お前らチョコもらってる男とあげてる女どもの影で狩野○孝は○原のついでに言われぬバッシングを受けてるんだよ!」
「いや、狩野○孝と○原は関係なくない?」
「いいえ、やっかみじゃありませんよ!いい感じになった女の子が来週の日曜日バレンタインデーだから私、チョコ作ってきます!って宣言しておいて当日の待ち合わせ時刻LIN○で聞こうとしたら返事が13時間も帰ってこない現状が世の中にはあるんですよ?ありえねーだろ!!お前ら女子は13時間も携帯見ねーのか?どんだけ便秘だよ!どんだけ化粧してんだよ!どんだけ忙しいんだよ!どんだけ○理痛・・・。」
「うるせーーーーーーヨ!!このマダオ共がぁあああ!!」
神楽は銀時と新八の後頭部をひっつかみ、万事屋の事務所である自宅の床に叩き付ける。
「チョコ貰ってんだから文句言うなや、こっちはなんとか対面をきにして仕方なく財布から500円払ってチョコ買ってんだヨ、ホワイトデーは100倍返しな。」
「それ何の錬金術?カカオの錬金術師!?」
銀時は床に伏せたまま神楽にツッコむ
ルイズははぁ、とおおきな溜息を吐き、この哀れなマダオ二人を見る。
「イベントを余裕持って楽しめる大人になりたいわね、まぁ、確かに届けたわよ、じゃぁ、私用があるから。」
「・・・・そういや、お前、サイトにチョコ渡したか?」
ドシャアアアアアン
その言葉を聞いたと同時にルイズは派手に顔面から万事屋の居間の扉を突き破りこけた。
のそり、と起き上がるルイズは何事もなかったかのように銀時に振り向く。
「渡すも何もあいつは使い魔やん?そういう関係やないんで、じゃ、そういうことなんでだもん。」
「いや、完全に冷静じゃねーだろ。言葉おかしくなってんぞどこの関西人だよ。」
銀時はそういうとよいしょと起き上がる。
「というカ、さっきから気になった事聞いていいアルか?」
「なによ、・・。」
「なんでここにお前ウェディングドレスで来てるアルか?」
ルイズはウェディングドレスを着たまま銀時と新八と三人で棒立ちになっていた。
「結婚式とバレンタイン間違えてんじゃねーヨ。」
「いや、これ、・・・ヴァリエールの制服。」
「お前んちゼク○ィの編集部だっけ?」
空しいボケとツッコミが万事屋にこだまする。
次回に続く。