ゼロの使い魔と万事屋銀ちゃん   作:銀桃

24 / 80
真選組の話その2、です。

感想を見てそれ採用!と思った次第です。

斎藤のノートセリフは[]で表現してます。

エリーの看板は()で。





第二十四話 ハッピーターンの粉もある意味違法。

[彼女の心は憎しみで一杯でした。]

 

[おそらく違法薬物組織の誰かへの復讐心で戦っている。]

 

[どうにか彼女を止めたい。]

 

「んで?あんたの依頼はその彼女の心を自分に振り向かせたいと?」

 

[そういうことではないんですけど。]

 

「・・・どうでもいいけど。」

 

「・・・なんで彼はトイレでノートに自分のセリフ書いて伝えようとしてるんだい?。」

 

[私はコミュ症です。今、下はおしゃべりですが]

 

「人んちで何語りながら未成年に脱糞シーン見せてんだァァァ!」

 

トイレのドアを開放し、少年少女にノートで語る斎藤に、銀時の蹴りが斎藤の顔面に炸裂し、万事屋に来ていた魔法学院のルイズ、ギーシュ、サイトがあきれた顔で目の前のアフロに視線を送る。

 

「なんだかこの江戸はにぎやかだね、警察もキャラが濃いし。」

 

「初めて来たけど、こんな人間だらけなのか?」

 

「他にもストーカー24時警官やドS警官、マヨネーズ警官がいるネ。」

 

「な、なんだかすごい町だね、本当に守護役なのかい?その人達。」

 

「バカ過ぎてまともにに就職できない連中です。」

 

神楽と新八があきれて少年少女達にこの町の実情を語る。

 

 

 

 

「ここが銀さんの仕事場かぁ。」

 

「なんか以外に綺麗だな。・・・っていうかこの犬なに?ていうか犬か?」

 

「気をつけなさい、その犬、腕もっていくわよ。」

 

三人は斎藤を他所に、万事屋を品定めするように見回す、好奇心で今回訪れたサイトとギーシュはルイズに定春の危険性を教わりながら定春に近づく。

 

がぶ

 

当たり前のようにギーシュとサイトは頭から同時に齧られ、顔面血まみれでなんとか定春の口から脱出しようともがく。

 

「お前らじっとするネ!お客さん来てるアルよ!」

 

「で?お前さんどうしたいの?」

 

[巷で流行っている違法薬物の関係者をしょっ引く前にその彼女を万事屋で確保してほしい]

 

「まぁ仕事っつーんならやるけどよ、いいのか?警察がそんなこと俺たちに依頼してもよ?。」

 

「その前に止められないんですか?そのミシェルっていう銃士隊の人。」

 

[・・・・。私は女性に慣れてはいない。]

 

「・・・じゃぁその役、僕が買ってでようかな?」

 

「はぁ、・・・・碌なことにならないと思うけど。」

 

ギーシュが名乗り出ると同時にルイズが頭を抱え、溜息をつく。

 

「前と同じ作戦で行くか・・・。」

 

銀時は重い腰を上げ、よっこいしょと自分の机の中身のマイクとイヤホンを取り出す。

 

「名付けて、・・・カワイイあの子をシャブより俺に振り向かせようさくせーん!。」

 

「碌な内容じゃねぇ、・・一抜けた。」

 

飽きれたサイトはそうつぶやくとルイズも立ち上がり、万事屋の玄関を開く。

二人の江戸散歩事件はまた次の話で。

 

 

 

 

真選組屯所、屯所の外壁で銀時とギーシュ、神楽に新八が斎藤を見守り、斎藤は稽古を終えたミシェルに近寄る。

 

「いいですか?斎藤さん、できるだけ自然に近づいて話かけるんですよ?」

 

「前回同様、俺たちがマイクでお前の言葉を代わりに言うからお前は自然なそぶりをしろよ。」

 

 

斎藤は外で見守る銀時達に目配せでサインを送り、ミシェルの前に立つ。

 

「・・・なんだ、貴様。」

 

ミシェルはジロリと斎藤を睨むように目を合わせる。

 

「・・・・やぁ、今日の稽古で少し気になったことがあってね、少し隣、いいかな?」

 

銀時はギーシュの斎藤の動きに合わせたセリフ回しに関心する。

 

「うまいじゃねぇか、まずは街かどで偶然肩がぶつかった程度の挨拶ついでの一声みたいに言いやがった。」

 

斎藤はふう、と一息をつき、ミシェルの隣に座る、ミシェルは目の前の無言と思っていた男の一言に少し、驚き、斎藤との間に拳一個分距離を置いて座りなおす。

 

「君の剣、我流かい?」

 

「私の剣はアニエス隊長に仕込んでもらった、貴様には先刻少し遅れを取ったが次はどうなるかわからんぞ。」

 

「そうかい、それは楽しみだ。」

 

凶悪な笑顔の斎藤も今の会話の内容では自然に思える、ミシェルは不敵に笑い、道場に振り返る。

 

「どうだ、一試合やってみるか?」

 

「そうだね、もし僕が勝ったら今晩付き合ってもらおうかな?」

 

「ほう、意外に大胆なナンパをするんだな。」

 

「あ、今晩付き合ってもらうの付き、はベッドで突き、と一緒でもいいかな?」

 

 

 

「お前何全部台無しにしてんだぁぁぁぁ!!」

 

銀時の拳骨がギーシュの頭にめり込み、地面に叩き付けられるギーシュ。

 

「おい!なにいきなり街頭ナンパAV物みたいな事言ってんだ?」

 

「い、いや、彼もできればそうしたいのかな?と、思って、よかれと。」

 

「よかれじゃナイネ!女が全員ベッ○ーと思ってたら大間違いアル!」

 

「いや、そういう問題じゃないでしょ神楽ちゃん!!あ、ミシェルさん思い切り斎藤さんのセリフに立ち止まって振り返りましたよ!!」

 

「やべぇ!!ちょい貸せ!!」

 

 

 

「今、何か言ったか?」

 

ミシェルは怪訝そうな顔で斎藤の発言に耳を疑うように振り返る、斎藤はあたふたと回りを見ながら再度ミシェルに鋭い視線を戻す。

 

「いや、今晩ベッドで俺のZ突きの練習に付き合ってくんない?」

 

 

 

「お前もナニ言ってんだぁぁぁぁ!!」

 

新八の拳骨が今度は銀時の頭を地面にめりこませる。

 

「いや、もうここまできたら引き返せないじゃん?だったらスケコマシなキャラでもいいかなぁと。アイツ絶対手より床派じゃん?」

 

「どうでもいいわ!お前の感想なんて!どうするんですか、ミシェルさん完全に固まってますよ、街頭ナンパAV物を彼氏の家で見つけた彼女みたいな顔で斎藤さんを睨んでますよ!?」

 

 

 

斎藤は道場にずかずかと足を運び、何食わぬ顔で竹刀を構える。

 

 

「・・・ちょっと期待したぁぁぁ!?」

 

 

斎藤の鼻からは血が噴き出し、まっすぐにミシェルを見据える。

ミシェルは唖然とした顔で竹刀を構える斎藤を再度睨んだかと思えば・・・

 

「ふ、・・・ふふふ、あはははは!面白いヤツだ、いいだろう。今晩をかけて勝負か!面白い、貴様が勝ったら付き合ってやろう、月を見るのもいいし、ベッドでビリヤードでもかまわんぞ?。」

 

 

 

「そして乗ったぁぁぁぁぁ!?」

 

銀時とギーシュ、新八がミシェルの斎藤の言葉に以外に乗ってきたのに興奮し驚く、一方神楽はそんな三人を白い眼で見ていた。

 

 

 

「来い、斎藤とやら!」

 

斎藤へ不敵な笑みを向けるミシェルに対し、斎藤は何かを決心したように、木刀を構える、斎藤の踏み込みは先刻の手合わせ以上の速さで一気にミシェルの横を一歩で通り過ぎる、その速さを目で追えなかったミシェルはあっけにとられ、そして・・

 

ビリィィィィ・・・

 

道場の銃士隊の隊士、真選組の隊士の稽古する真ん中でミシェルはその露出の多い鎧とインナーを斎藤の竹刀による一瞬の多角に渡る攻撃によって破き捨てられた。

 

斎藤はゆっくりとミシェルに振り返り、自分の眼を手で覆い隠し、彼女の姿を見ないように、ノートを彼女に見せる

 

[結局その恰好じゃ、今晩外出れないね。]

 

 

「お前が全部台無しにしてどうするんじゃァァァ!!」

 

銀時と新八、神楽が三人そろって斎藤の顔面に飛び蹴りを食らわせる。斎藤は道場の壁まで吹き飛び、気絶する。

 

 

屯所の外でギーシュは鼻血の海に沈みかけるもなんとか意識は残っていた、目の前の銃士隊の隊士の裸体を見てしまった青少年はよろよろと起き上がり、逃げようとする。

 

「・・・・おおっと、待ちなァ、お前さん、なに屯所の前でナニしてたァ?」

 

ギーシュの眼の前には凶悪な笑顔の真選組のドS警官、沖田が笑いながら立っていた。

 

 

 

 

 




次、でこの真選組編はおわります。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。