この話は銀魂の原作のとあるワンシーンを活用しようと思います。
事の発端はシエスタがケーキの給仕中にギーシュの足元に転がっていた香水の瓶を拾った事だった、そして運悪くその瓶を見たほかの男子生徒が香水の瓶を見て女生徒、モンモランシーの名前を出した事にギーシュの二股疑惑が濃厚になった、なにより大衆の面前でその二股の一人、ケティのギーシュへの笑顔で顔面パンチが決め手だった。
「外に出たまえ、メイド。」
必至で謝るシエスタを見かねてシエスタと入学以来の付き合いのルイズが前に出る、ギーシュの回りの友人もひっくるめてこういったという。
「全員まとめて相手するから表に出なさい。」
合計で3人の相手をするルイズの一人目の犠牲者はマルコリヌ、風のメイジだがルイズは自分が魔法を使えないとタカをくくり、呪文を唱える前にマルコリヌの前に突き進みそのまま地面に押し倒し、馬乗りになりながら顔面をボコボコにした。
マルコリヌは一瞬見えたルイズのパンツに満足し、そのまま意識を失った。
二人目はヴィリエ、ルイズの戦いに難癖をつけ、前に出た瞬間、ルイズの股間蹴りが炸裂、一発で地面に伏せた。
その間にギーシュは三体の青銅の人形でルイズの背後を取っていた。
そして今に至る
「喧嘩の仕方をわかってるじゃねーかお嬢ちゃん。おいらの使い手と似てらぁ」
デルフが愉快そうに銀時の腰でその鍔を鳴らす。
「いや、お前ほんとに貴族のえらいさんの娘か?やり方がえげつねぇな。」
「ふん、魔法を使えない相手にタカをくくってなめる奴がわるいのよ。」
「は!まぁ言う通りだな。」
銀時は青銅の人形の拳を振り払い、ギーシュを眼前に見据える。
「ルイズの客人だそうだね・・・君は無関係じゃないのかい?」
銀時は不敵に笑いそしてギーシュの全体を見た。
ふと、疑問が銀時に残り、そして答えが銀時の頭をよぎる。
「お前、・・・まさか。」
「・・・?そう、僕もメイジ、まぁこの学校にいるのはほとんどがメイジだけどね、一人を残して。」
ルイズを見たギーシュは次の瞬間後悔する、さっきまでルイズの前にいた銀時がいつの間にか自分の肩に手を置いていた。
「なに!!」
一瞬の油断だった、ギーシュは距離を置こうと思ったが銀時はただ自身のその顔をギーシュの耳元にむけた
「・・・・服装、マント以外私服とまちがえてますよ。」
広場にいる全員がぽかーんとし次に発した言葉は
それファッションンンンンン!!
「え?ファッションなんですか?かっこいいと思ったんですか?あー俺の寺子屋にもいたなぁ中学時代、学ランの裏に刺繍入れたりとか、学ランの袖無理やりまくって半袖みたいな恰好して悪ですよ?的な。」
その言葉にギーシュはうつむき肩を震わせる。
「そういえばギーシュ様のあの恰好って何?」
「さぁ、制服を自由に着こなしてカッコイイとか思ってるの?」
「つーか名門のグラモン元帥の家なんだからそんな事するより鎧でも体に当ててたらそれっぽいのに残念よね。」
「あ、それ、長男がやってたらしいわよ。」
「え、実際してるとマジウケルんですけど。」
いつの間にか女子生徒のささやきがギーシュに聞こえる、顔を真っ赤にしたギーシュは杖を再度構える・・・が
「油断してんじゃねぇ!!このボンボンがぁ!!」
銀時はギーシュの顔を殴りつける、ギーシュは地面に伏せ、その瞬間に銀時が馬乗りになりギーシュの顔をボコボコに殴る
「てめーら魔法使うらしいなぁ!めんどくさい事される前に直接殴ってケリつけてやらぁ!」
「な!キミ!ちょっと!こんな戦い卑怯だぞ!!」
殴られながらもギーシュが文句を言うその光景にルイズは体や拳の痛みも忘れ目を丸くさせている。遅れて駆けつけたシエスタがその光景を見て心配になり、止めようと。
「あ!銀さん!それ以上は・・・。」
「・・・・よし!かわれシエスタ!」
「え、・・・はい。」
シエスタは冷静に銀時のいわれるがまま若干笑顔でギーシュの体を銀時に尻を向けてホールドする。
「おい、色男、お前二股してたらしいじゃねぇか、ここは男女全寮制・・・ってことは二人の女生徒のあんな穴や・・・こんな穴を。」
ゆっくりと銀時はその尻に向けて自分の人差し指両方を構え照準を合わせる
「どっちの穴からも洪水警報かァァァァ!!」
「ギヤアアアアア!」
「いろんな穴から台風警報カァァァ!毎晩違う穴で五郎丸のルーティーンポーズかぁァァァ!!」
銀時の尻野との戦いで見せたカンチョウ地獄が始まった。
ある程度痛めつけた銀時はシエスタのホールドからギーシュを抱え、そしてギーシュの体を地面に頭、に向けて回りの罵声も気にせず、天高く舞う
「オラァァァァくらえ!銀ちゃんボンバーァァァアァァ!」
そんなの喧嘩じゃない!
ただのプロレスじゃねーか!
お前のかってな妄想とやっかみだろ!
いや、モンモランシー水のメイジだからありえるんじゃね?
そんな罵声の中、今度は銀時の股間に痛みが走る。
「うごおあああああああ!」
広場にいる全員の目が白くなり、場の空気が凍り付いた。
いつの間にか銀時のすぐ下の広場からもう三体の青銅の人形が銀時めがけてその頭を股間に激突させていた。ギーシュがとっさに準備した予備の青銅人形にそのまま銀時はギーシュを背負ったまますちょく落下したのである。股間にその一撃を食らわせたギーシュは不敵に笑う。
「あ、・・・あこれ、やべえ、玉が・・・上がって。」
「だ、大丈夫ですか?銀さん。」
ギーシュはすぐに立ち上がると反撃のもう一体の青銅人形を、自分の精神力の限界をひねり出し、銀時に突進させる。
「シ、シエスタ、悪いけど俺の玉おろして、腰、腰叩いて。」
「は、はい・・・。」
ギーシュは目の前の光景を疑う。
何を思ったのかシエスタは銀時の腰を突進してくる青銅の人形をひっつかんで・・・
「カムバック!!キ○玉ァァアァァ!!」
「ごはあああああ!」
銀時の腰は人形によって叩きつけられ地面に深く突き刺さるように体が逆Vの字でめり込み、意識を失った。
「ちょ!待ちたまえ!君は一体!!」
「あ、すっぽ抜けた。」
シエスタの背後にいたギーシュの目の前にシエスタが再度持ち上げた青銅の人形がシエスタの手からすっぽ抜け
「ゴハアアアア!」
ギーシュの頭頂部に青銅の人形がめり込み、ギーシュの体反対にのけぞるように頭が派手に地面にめり込む。
そして意識は絶たれた。
「・・・・なにこれ。」
ルイズは終始、目を丸くさせ、決闘?の終わりを見た。
「これってさ、あのシエスタって子の勝利じゃない?」
ルイズの隣にいつの間にか立っていた赤い髪と豊満な胸元を揺らすキュルケとその隣で青い髪の小さな体に似合わない大きな杖を持ったタバサが一言つぶやいた。
「ユニーク・・・。」
この作品でこれやってみたかった。
銀魂の世界ではこういう戦いが自分のランキングの上位にある。