ゼロの使い魔と万事屋銀ちゃん   作:銀桃

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題名をゼロと使い魔と万事屋銀ちゃんにすればよかった。

一言でえらい違い。

サイトを登場させようと思います。

サイトの性格や容姿は変更します。




第五話 男二人と女一人の組み合わせはだいたい悪人

王都トリスタニア チクトンネ街 とある大衆酒場の一角に一人の男がカウンターのマスターと会話をしながら一杯ひっかけていた。

 

その隣にはフードを深くかぶり顔を隠した女性がその男に酒を注ぐ。

 

「では明日、よろしくお願いしますわ。」

 

男は酒を一口飲み

 

「報酬をもらえればどんな仕事でもする、そういう仕事だからなぁ。」

「獲物を変えたんですね。話に聞いていたしゃべる剣ではないんですね・・・珍しい剣ですこと。」

「うるさい相棒だけどなぁ、アレがまさか便所に入って妖怪時計してる間に消えちまうなんざ油断したぜ。」

 

女性はクスクスと笑う、男は腰に携えた日本刀に左手を添える。

 

「俺の故郷の武器だ、なかなか切れるぜ?試してみるかい?フーケさんよ。」

 

フーケと呼ばれた女性はまたもクスクスと笑って男の目の前に金貨の詰まった袋を出す。そして一言告げてその男の名を出す。

 

「腕前拝見とさせてもらいますわ、ミスタ・サイト。」

 

出された酒を一気に飲み干し、そしてサイトは席を立とうとする、そこで見せのマスターがサイトに声をかける

 

「お前さん見ない顔だな、田舎からのお上りさんかい?」

「まぁな、傭兵も飽きたから磨いた腕でいろんな汚れ仕事をしながらここにたどり着いたってとこか。」

「そうかい、じゃぁアドバイスだ、ここの店は傭兵の情報交換の場でなぁ。お前さんみたいな賞金目当てで獲物の情報を探ろうと必死な傭兵崩れの巣窟よ。」

 

サイトのカウンターの後ろテーブル席に座っていた目つきの悪い男がニヤニヤと笑いながら振り返ったサイトの前方に立ちはだかる。

 

「あんた、さっきの女フーケだろ?今巷じゃあの女の噂がひっきりなしでな、賞金の額も上がってきてる、あんた、仲間だろう?」

 

目つきの悪い男たちはもはや情報の為なら何をしてでもサイトに吐かせようと武器を手に取る。

殺気が酒場の室内全部に行き届いたその時サイトは不敵に笑い暗い室内で自分の刀に右手を置いた。

 

 

酒場の客の一人は運が良かった、遠目でその光景を酔った状態で見ていた人物ではあったが・・・

 

サイトと呼ばれる男は微動だにせず、刀の鯉口をほんの一瞬引くとすぐにまた戻したという。が、その一瞬で目つきの悪い男たちの四肢が吹き飛んだという。

男たちは全員で6人はいた、ある者は腕、そして胸から下、ある者は胴体を完全に切り離されそのまま命を絶った。腕だけで済んだ男もサイトは容赦なく刀をゆっくりと抜き、そして首を飛ばす。

阿鼻叫喚の地獄絵図になった酒場の中でマスターは腰を抜かし、カウンターの下に隠れようともがいた。

「いいアドバイスだがよ、敵の射程においそれと近づくもんじゃねぇよ。」

サイトはそういってその血の海になった酒場の真ん中で佇むと ごちそうさん

と一言残すと酒場を後にした。遠目の目撃者であるその客は外に出た男の容姿が月明りに照らされるのを目に焼き付けた。

黒い髪の毛を後ろにくくり、左目には眼帯、インナー代わりに上下には黒いシャツとスキニー調の黒のボロボロのジーンズ、年期の入ったキャメルのジャケットの後ろには大きな髑髏が描かれていた。そしてなにより光を映さない瞳。

 

生き残りの客は最近聞いた戦場に現れる傭兵の話を聞いた、どこともなく現れ、戦況をひっくり返し、多額の報酬を受け取った後、いつのまにか消えている伝説の傭兵。

 

武器の剣一本で数多のメイジや騎士、魔獣、幻獣を葬り去る男。名前は不明。

 

ついたあだ名が一つ、戦場で見かけたが最後に命を刈り取られる  死神 と。

 

その光景を魔法で見ていたフーケは建屋の屋根の上で口角をあげ、笑う

「合格よ、こちらもいい仕事ができそうね。ねぇ、タカスギ?」

「ああ、上物じゃねぇか。まぁ、相手があのバカだと何が起こるかわからねぇからな。」

 

月光の下、フーケと同じ屋根の上で座り、煙管の煙をくゆらせる高杉はサイトを見て同じく口角を上げる。

 

「なぁフーケさんよ、明日の仕事には用心しな、確実にお前さんの前には夜叉がたちはだかるぜ。」

「そのための死神を用意したんだ、簡単な仕事さね。」

「そうかい、じゃぁ、生きてたら俺のところに来な、二人ともいい仕事場所を用意するぜ。」

 

高杉はそう言い残すと立ち上がり屋根から飛び降りるとそのまま暗闇の路地裏に姿を消した。

 

「侍の国の侍ね、面白いじゃないか。」

 

 

 

翌朝にはこの酒場にはトリスタニアの警備兵でいっぱいになった、そこの頭目であるアニエスがこの光景を見て生き残りの客に犯人の容姿を聞き出すがその時にはもはやサイトは街にはいなかった。

 

サイトらしき人物が馬を借り、向かった場所の方角にトリステイン魔法学院があったのを知ったアニエスがトリスタニアの警備兵をかき集めて馬で向かったのは正午の話、

その魔法学院には帰国し、すぐに使い魔のお披露目会に出向いたアンリエッタの目的地だった。

 

 




サイトはもはやダークサイトです。

あーこっからルイズとどうからませようか。

風呂敷をひろげすぎたかなぁ。
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