だいぶ遅れたなー。だが私は謝らない。
~注意~
・自己満足+駄文
・日本語の出来ない作者が書く作品
・よくわからないネタ要素
・5500文字越え
・バーロー
・せやかて工藤
上記がおkっていうひとだけ、ゆっくりしていってください。
受験まで2日しかないのになにやってんだろ(笑)
古都国の中にある、地方の屋敷。
日光がよく当たる縁側を、二人の男女が走っていた。
いや、走っていると言うより
「待ってよ~!ハル兄!」
「誰が待つか!待って欲しかったら右手に持ってる注射器を捨てろぉ!」
男が女に追われていると言った方がいいだろう。
追われている男の名は、ハルト・デルクシオ。
反乱によって大怪我をしたところを、拾われてこの国にきた。
そして、手に注射器を持ってハルトを追っているのは、我が妹の桐谷 姚華。
この地方を統べるこの私、桐谷 悠介の実の妹である。
明るく、破天荒な性格のお転婆恋娘。
現在は、追っている少年のハルトにベタ惚れである。
装甲機竜の操作は得意ではないが、医術に優れており今は古都国有数の医者になっている。
どうやら、ハルトに媚薬か何かを打とうとしたところ、ハルトが逃げ出してそこから鬼ごっこに発展したようだ。
城のものは、その光景を暖かい目で見ている。
まぁ、主の妹が、初めての恋愛をしているのだ。
それはまぁ、微笑ましい光景だろう。
・・・町のものがこれを見たら、男を追っかけているヤンデレにしか見えんけど。
笑顔で注射を持ちながら、男を追っかけている。イッタイドウシテコンナフウニナッタンダー(棒)
まあそんな事は置いといて、一つ問題がある。
別に妹がハルトのことが好きだということに文句をつける気はない。むしろハルトで良かったとも思っている。
じゃあ、何が問題か。それは
「仲が良いのは結構だけど、朝っぱらからやられるとな・・・」
この追っかけっこを朝っぱらからやるのである。
もう、煩いったらありゃしない。
お陰でこっちは寝不足だちくせう。
んで、俺はいつも
「うっせえんだよゴラァ!!静かにしろや!」
部屋の戸を開け、二人にこう言った。
この屋敷の朝はこうやって始まる。
「はぁ、疲れた~。」
俺は溜息をはきながら、縁側を歩いていた。
毒薬を飲まされるという、一風変わった試験を受けてから早五年。
俺はこの屋敷の主とその妹の護衛として務めてきた。
ある時は、町の中にあった犯罪者集団を潰したり。
ある時は、暗殺者を捕まえたり。
ある時は、町に出没した化け物を倒したり。
ある時は、城の雑用を頼まれたり。
ある時は、薬の実験台にされたり。
・・・最後の二つは護衛の仕事じゃなくね?
まぁ、色々な仕事をこなしてきた。
そんなおり、この屋敷の主である桐谷 悠介様に呼ばれた。
んで、今ちょうど悠介様の部屋に向かっている途中だった。
縁側を歩きながら、俺は今回呼ばれた理由を考えてみる。
(仕事はしっかりこなしたし、朝の件についてはもうお叱りを受けている。一体なんなんだ?)
結局、何も思いつかないまま部屋の前まできた。
まぁ、考えてても仕方ないか。
そう思いながら、中にいるであろう人物に声をかけた。
「悠介様、ハルトです。」
「ハルトか・・・入れ。」
そう言われ、俺は部屋に入った。
中は、そこまで広くない、普通の部屋だった。
確か、書院造だとかなんとか言ってたような。
まぁ、そんな事は置いといてと。
部屋にある机の上で、何か作業をしている悠介様の近くにいく。
すると、悠介様はこちらに気づいた後、俺に座るよう言った。
俺が座ると、悠介様は真面目な顔になった。
それにつれ、俺も気を引き締める。
少しの間、沈黙が続く。
先に口を開いたのは、悠介様だった。
「なぁ、ハルト。城塞都市『クロスフィード』の王立士官学園って知ってるか?」
「え?・・・・・あっ、はい。知っていますけど。」
いきなり突拍子もない事を聞かれたため、少し吃ったが何とか質問に答えた。
んー?知ってはいるけど、それがどうかしたのかのか?
そう思っていると、悠介様が話を続けた。
「知っているのなら話は早い。お前・・・ここに入学しろ。」
「・・・・・・えっ、ええぇぇぇぇぇぇぇ!!?」
屋敷中に俺の叫び声が響いた。
え?悠介様はなんて言った?王立士官学園に入れ?
頭の中に疑問がいくつも浮かんできた。
(落ち着け、聞き間違えかもしれない。その確率がまだ微存ある)
そう思い、悠介様にもう一度聞き返す。
「え、えっと~、もう一回言ってもらってもいいですか?」
「ふむ、聞こえなかったのか?まぁ、いい。
王立士官学園に入学しろ。」
幻聴じゃなかったよ。ガチだったよ。
そう思いながら、理由を考える。
(王立士官学園って確か、機竜使いを育てる学園だったよな。)
城塞都市『クロスフィード』王立士官学園。
そこは、アティスマータ新王国が管理する、機竜使いの士官候補生が通う学園。
武官と文官を含む、役人の中でも序列が高い人を育成する場であり、簡単に言うと
ーー装甲機竜に携わる人を育てる学園である。
そこに行かされる理由が、自分には無いと俺は考えた。
これでも自分は特級階層並の実力があると自負している。
椿さんとの模擬戦も負けたことは無いし、知識面や各機竜の性質も理解している。
模擬戦は此処でも出来るし、書物や装甲機竜についての本も町に行けば見れる。
うん、考えれば考える程理由がねぇ。
あと残っている理由としては、単純にクビとかリストラだが、
部屋に向かっているときも思ったが、仕事にミスはしていない。
じゃあ、なんで?
いくら考えてもわからなかったので、直接聞いてみた。
「どうして、俺が王立士官学園に?」
「・・・・実はな、前に王都に行ったことがあっただろ?その時に学園長とたまたま知り合いになってさ。意気投合して、その後一緒に飲みに行ったんだよ。その時に・・・・」
~回想~
「・・・・んでさぁ!次々襲いかかって来た機竜使いを、ハルトが一撃で沈めていってさ!いや~凄かったぜ、あれは!」
「フフッ、凄いのね。そのハルト君って子は。」
「あぁ、実力は特級階層並だからな。うちの頼れる護衛だ。・・・・ただなぁ、彼奴は今17歳。本来なら学校とか行って、青春を謳歌している年齢なんだよ。なのにあいつはさぁ、「仕事があるから無理ですよ。」とか悲しそうな顔で言うんだぜ?あんな顔するから、こっちも無理強い出来ないし・・・・困ったもんだぜ。」
「優しいのね・・・悠介は。」
「まあな、・・・・どうすればいいかな?」
「うーん、なんならうちに来てみたら?優秀な人材は私も欲しいから。」
「えっ、でもお前のとこの学園って確か・・・」
「大丈夫大丈夫!それに関しては此方で何とかするから!」
「でもなぁ、彼奴絶対断るからなぁ。」
「だったら主として命令すればいいのよ!困った時は主権乱用!私も結構してきたし。」
「その手があったか!それじゃ、お願いしていいか?」
「勿論!じゃあ、この推薦用紙に名前を書いて?それから・・・」
~回想終了~
「と言う訳でな・・・」
「ちょっとぉぉぉぉぉ!?」
何なのこの人!?
なに普通に主権乱用しようとしてんの!?
途中まで凄く嬉しかったのになんか残念だよ!
(本当にこの人は・・・)
この人には本当に苦労がかかる。
良い人なんだけど、どっか可笑しいんだよ。
「ま、まぁ、その時は酒が入ってたんだ。仕方ないだろ?」
「せめて本人に相談してから決めましょうよ!」
本当、よくこの人が城主でやってこれたな。
そう思い、ため息を一つこぼす。
(まぁ、でも・・・)
「はぁ、有難う御座います、悠介様。俺のこと、考えてくれて。」
「ハルト・・・」
分け隔てのない優しさを持っていて、民や家臣から信頼を集めている。
民の事を第一に考え、屋敷の外に出ては、民の畑仕事を手伝ったり。
家臣が悩んでいる様だったら、声を掛け、悩み事を聞く。
城主というより友人に近い存在の彼。
そして、彼は俺を気遣い、こんな事までしてくれた。
感謝をしてもしきれない。
「ふっ、気にするなハルト。今まで働いてくれた分のご褒美だ。」
「悠介様・・・」
悠介様はそう言うと、ニコッと笑った。
老若男女問わず惹きつけるその笑顔。
俺が女だったら、絶対に惚れてたよ。
「・・・そうと決まれば、姚華達に報告です。この件は姚華達には言ってるんですか?」
「いや、まだ言っていないが。・・・まぁ、大丈夫だろう。」
「え?何でですか?」
「それはな・・・・・こういう事だ。」
悠介様はこういうと、縁側につながる襖を開けこう言った。
すると、
「「きゃぁぁ!?」」
姚華と椿さんが倒れこんできた。
どうやら、聞き耳を立てていた様だ。
「「あ、あははは・・・」」
「はぁ、なんでいるんだ?姚華、椿さん。」
「いや~、何で呼ばれたのか気になってさ。」
「私は、姚華さんに連れられて・・・」
そんな二人の行為に、俺等は揃って
「「はぁ・・・・・・」」
溜息をついた。
その後、俺の送会兼宴会が盛大に行われた。
そこでは城のみんなが、酒を飲み料理を食べて楽しんだ。
そこで、ハルトが色々なハプニングに巻き込まれたのはまた別の話。
「はるとしゃ~ん。もっとのみまほ~。」
「ちょ、椿さん!?もう酔ったんですか!?」
「ねぇ・・ハルト・・・私、なんか身体が暑いの・・・」
「え!?姚華まで!?って!さりげなく胸を当てないでください!」
「む~!そうですよ姚華様!私のはるとに胸をあてないでくらひゃい!」
「椿のじゃない!私のハルト!」
「「グヌヌヌヌヌヌ・・・・!?」」
「頼むから仲良くしてくれ~!!」
ふっ、ざまぁ。by悠介
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「zzzzzzzz・・・・」
「ーーーーい、ーーーちゃん。」
「zzzzz・・・・」
「ーーい、起きーー、ーーたぞ。」
「zzzz・・・」
「・・・はよ、起きんかいわれぇ!!!」
「のわぁ!?」
耳元で大きな声を出され、俺は飛び起きた。
何事かと思い隣をみて見ると、船頭のおっさんが此方を睨んでいた。
その目は、さながら養豚場の豚を見るような目をしていた。
(・・・可愛い子にされるならともかく、おっさんにされるとか。)
考えただけで鳥肌もんだぜ。
「んで?どうしたんすか?」
「どうしたって、目的地に着いたんだよ!でやんでいバーロー!!」
「うわ!!いちいち大声出すなクソチビ!!」
取り敢えず、年の割にちっちゃいおっさんに文句を言う。
たっく、起こすんだったらそんな大声じゃなくてもいいやん。
「てめぇが起きなかったんだよ!!バーロー!!」
「あ、すんません・・・・」
おっと、こいつは失礼した。
どうやら何回か声をかけたが、俺が起きなかったらしい。
すぅん↑ま↓せぇん!↑
「ったくよー、勘弁してくれよ。」
「悪かったてホンマに。」
そう言いながら、さっさと船から降りる。
おぉ、久しぶりの大地の感覚、大地って素晴らしい・・・。
(さぁて、行きますか。)
「だいたい、お前はいつもそうやって」ブツブツ
小言を言い出したバーローおやじ(今つけた)を尻目に、俺は城塞都市『クロスフィード』にある王立士官学園に向かった。
「ってあれ?あのクソボウズは?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「へぇ、ここが『クロスフィード』か。中々広いな。」
城塞都市『クロスフィード』、そこは五つの市街地によって作られている十字型の都市である。
その五つの都市の中心、一番街区の中央にある広場で、俺はそう言った。
いや~、やっぱ古都国と比べるとでけぇな~。
店や家などの建物や道の幅など、街並み全てが古都国と比べると大きい。
こんな大きい都市に来るのは、久しぶりだ。
そんな事を思っていると、正面の時計台から鐘の音が聞こえた。
針は短い方が4を指し、長い方は12を指していた。
学園に来いと言われた時間は午後5時。それまでまだ一時間ある。
都市を回っても良いが何分、ここについては詳しくは知らない。
「う~ん、先行ってるかな。」
ここにいても時間をつぶせそうにないので、早速向かう事にした。
流石に早く来て起こられる事はないだろう。
そう思いながら、バックから一枚の紙を引っ張り出す。
「えーっと、こっちかな。」
船頭のバーローおっさんに貰った道案内を片手に、都市を歩き始めた。
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一時間後
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「・・・・・迷った。」
道案内を片手に、俺はそう呟いた。
今、俺がいるのは、路地裏っぽいところ。
左は家の壁、右には高い外壁。
学園っぽいところなんて一つも無かった。
(やっベー、どうしよう。)
ふと、空を見る。
日はもう落ちかけようとしている。
時間的にはもう5時近くだろう。
「クソ!なんなんだよこの道案内!!」
俺は片手に持った道案内を、親の仇と言わんばかりに握りつぶした。
何なんだよ本当に。紙にひたすら右、左、直進って羅列してるだけじゃんか。
これじゃあ、何処で曲がればいいかわかんねぇよ。
しかも途中でA、Bとか「せやかて工藤!!」とか書いてあるし。
「やべぇよ、もう時間がねぇよ・・・。」
どうする・・・。考えろ、思考を止めるな。
そして、黙ること数分。
出て来た案が
「よし、右の外壁越えて中のでっかい建物に登って、上から探そう。」
うむ、我ながら凄い名案だ。
そうと決まれば早速実行。俺は力を貯めるように膝を曲げる。
そして、一気に跳躍し外壁の上に乗る。
んで、建物の屋根の上にさらに飛んだ。
「よっと、・・・・おぉ。」
屋根の上からの景色に、俺は感嘆の声をあげた。
都市を一望できる景色が、目の前に広がっていた。
(ここは意外な穴場だな。)
更に西の方を向くと、綺麗な夕日が見えた。
「はあぁぁぁぁぁ・・・・・」
と、当初の目的を忘れて夕日と眼下に広がる風景を楽しんでいた。
すると、外壁の方から小さなポシェットを咥えた猫がやって来た。
ん?野良猫?なんでポシェットを咥えてんだ?
そう思いながら、此方に来た猫を抱き上げる。
試しに首元をかいてあげる。
猫は嬉しそうに喉を鳴らした。あら可愛い。
「ま~て~!!・・・いよいしょっと。」
猫を愛でていると、また外壁の方から、今度は銀髪の少年が登って来た。
どうやら、この猫を追っているようだ。飼い主かな?
そう思っていたら、少年が此方に気づき近づいて来た。
「えっと、その猫が咥えてるポシェット、渡してもらえる?他の人のなんだ。」
その声は、物凄く聞き覚えのある声だった。
「あれ?その声、もしかしてルクス?」
「へ?」
そう言われ、顔をあげた少年は確かに、5年前一緒に反乱を起こしたルクスだった。
「「ええぇぇぇぇぇぇぇ!!!?」」
こうして、二人が会ったことにより、運命の歯車はまた廻りだした。
如何でしたでしょうか。
ようやく原作に入った。やったぜ。
補足
・姚華はハルトに恋心をいだいています。呼び方がハル兄に変わったのもそのためです。(その辺についての詳しいことは番外編でいずれ書きます。)
・椿はハルトに恋心をいだいています。(その辺についての詳しいことは番外編(ry)
・ハルトは今現在、王立士官学園が女学校と言うことを知りません。
ついでにモデル紹介
・姚華・・・戦極姫3 織田信行
・悠介・・・戦国BASARA 真田幸村
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それでは(・◇・)/~~~