Fate/another vision   作:寺町朱穂

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幕間:新宿に降り立つ鉄の鳥

 

 ――10:00 新宿 新宿駅東口前

 

 

「もう、最悪……1日目で拠点を変える羽目になるなんて」

 

 珊瑚は頭を抱えた。

 ホテルのチェックアウトを済ませると、すぐに認識疎外の術をかける。もちろん、珊瑚自身だけでなく、アーチャーと白い幼女にも。

 

「こうして夜の闇に乗じて逃げる始末。責任はとってくださるのでしょうね、アーチャー?」

 

 珊瑚は静かに激怒する。

 アーチャーは霊体化せず、どうどうとホテルの受付け前を通り過ぎ、珊瑚の部屋に入ったことが目撃されてしまっていた。ホテルの人員すべてに記憶改竄の暗示をかけるなんて、とてもではないが追いつけない。

 ――珊瑚に残された手段はただ1つ――築き上げた拠点を放棄し、新しい拠点を作る道しか残されていない。

 唐突なことで、次の拠点に移動する手筈も整っていないが、まずは状況確認だ。とりあえず、珊瑚たちは現在のニュース状況を確認するために人通りの多そうな新宿駅東口――通称、アルタ前を訪れていた。

 

「もちろん、とるに決まってるぜよ」

 

 にかっとアーチャーは無邪気な笑みを浮かべる。

 おそらく、これっぽっちも罪悪感を抱いていないのだろう。珊瑚の額には、ぴきぴきっと筋が幾本か浮かび上がりかけた。珊瑚は深呼吸で怒りをやり過ごすと、ワンピースの幼女――長門 ミカに視線を向けた。

 

「長門さん、でしたっけ? 貴女、帰りたければ、さっさとお家へ帰りなさい。誘拐犯(アーチャー)には、こっぴどく叱っておきますから」

「そーりゃ、いかんぜよ!」

 

 珊瑚の問いかけに、ミカではなく、アーチャーが答えた。

 

「この娘、ランサーに殺されかけてたんじゃ。保護するんは、当然ぜよ」

「ランサーに?」

 

 珊瑚は車椅子を止めて、ミカを凝視する。

 ミカは、どこか怯えた様子で黒髪を指で弄っていた。絹のような黒髪だ。頭の後ろで、ちょこんと団子に結わいている。不安げな仕草も非常に可愛らしい――が、それだけだ。

 ざっと視た感じ、魔術回路や魔術的な素養は見受けられない。

 

「……聖杯戦争の一部始終をこの子に目撃された、とかでしょうか? それでしたら、この子を殺害する理由にはなりますけど。わざわざ殺さすなんて回りくどい方法を使わなくても、記憶操作すれば良いだけですし」

「じゃが、ランサーは本気で殺しにかかってたがや」

「そうですか……ちょっと失礼」

 

 珊瑚は手を伸ばすと、ミカの額に指で触れる。

 口の中で呪文を呟きながら、ゆっくりミカの脳を探った。ミカは何の抵抗も示さずに、なされるがままになっている。ただ、少し気持ち悪いのだろう。若干、顔色が青くなり始めていた。

 

「おい、マスター。なんしとるんぜよ?」

「呪術で情報を引き出していますの。だから、話しかけないで下さりまし。気が散りますから」

 

 情報を引き出すというのは、少し誤り。

 正確には、珊瑚の一部をミカに憑依させていた。

 

 

 巫城一族が扱うのは憑依の呪術。

 珊瑚は己の一部をミカの脳に直接憑依させ、ミカの記憶に干渉(アクセス)しているのだ。現在、珊瑚の脳内には、長門 ミカが培った6年分の記憶が雪崩れ込んできている。珊瑚は時系列もバラバラな記憶の洪水を掻き分けながら、魔術に関わった痕跡がないかどうか探りを入れていた。

 

「……魔術に関する経験は、どこにもありませんわね」

 

 あるのは、幼子らしい普通の記憶ばかり。

 父親らしい人物は見当たらないが、母親は非常によく登場した。水商売っぽい露出の多い服装の母親だ。母親から怒られている場面が多かったが、それは日常場面のささいな出来事。魔術的な要素は見当たらない。

 ……それ以前に、こうも簡単に珊瑚の侵入を許してしまう時点で、魔術に対する耐性がないのだと推測できた。それでも、念には念を入れて、珊瑚は記憶の隅々まで検分する。

 過去の記憶に、魔術の痕跡は見当たらない。では、最近の記憶はどうだろう? ランサーのサーヴァントに追われることになった原因は――

 

「――ん?」

 

 瞬間。

 珊瑚は濃厚な殺意を肌で感じた。肌を刺すような痛い殺気。素早く周辺を見渡したが、敵の姿はない。それどころか、夜の9時――まだ人が出歩いている時間であるにもかかわらず、駅前から人の姿が消えていた。アルタの大型ディスプレイに映し出される鮮やかな広告映像だけが輝き、誰もいない世界に響き渡る。

 

 

「アーチャー!」

「分かっとるぜよ!」

 

 アーチャーが銃を引き抜くのと同時に、珊瑚たちを取り囲むように四方でなにかが爆発した。爆発したのは、どこにでもあるような捨てられた瓶や缶。しかし、飛び散ったのは瓶やら缶の破片ではない。1つ1つが炎で包まれた金属の礫だった。おびただしいまでの熱せられた赤い礫が、目にもとまらぬ速度で集中砲火。

 その威力は青銅(ブロンズ)像をも貫き、穴をあけて完膚なきまでに破壊する。人間なんて語るに及ばず。たとえ、魔術で己の肉体を強化していたとしても、その身体ごと吹っ飛ばす威力があった。

 

「……炎系統の魔術で金属を加工していたのかしら」

 

 ――しかし。魔術師、巫城珊瑚には通じない。

 砲弾が発射された直後、おそらく、珊瑚が認識すらしていない一瞬の間に、車椅子が動き出した。

 

 否、変形した(・・・・)

 

 ふっくらとした背もたれの後ろを突き破るように、2本の腕が姿を現す。2本の折り畳まれていた腕は、次々と分割しながら己を広げていく。腕の1つ1つには、鋭く研ぎ澄まされた5歩の鍵爪を生やしていた。それは腕と例えるよりも、鉄の翼に類似している。

 変形時間、わずか0.2秒。新たに生えた鋼鉄の翼は、座主を護るように羽ばたく。魔術で強化された鉄の翼は、傷一つ負うことなく炎弾を全て撃ち落とした。

 

 

 それは降霊魔術と人体工学から構築された魔術――フィオレ・フォルベッジの開発した接続強化型魔術礼装(ブロンズリンク・マニピュレーター)の一部技術を買い取り、さらに珊瑚自身が手を加えた逸品。名付けて――

 

「わたくしの完全装甲自動接続強化型魔術礼装(フルメタル・ブロンズリンク・フォーミラー)を甘くみないで下さりませ」

「いんやー、聞くと見るのとでは、ずいぶん違うんじゃのう」

 

 一方のアーチャーは、空を舞っていた。

 もちろん、彼に翼が映えたわけではない。弾丸が届かない場所まで、跳躍していた。右手は銃を握りしめ、左手ではミカを抱えている。珊瑚は不機嫌そうに眼を細めてしまった。

 

「子どもより、マスターを護りなさいよ」

「そりゃ、その車椅子のことを聞いていたからに決まっておるぜよ」

「……まぁ、構わないわ。

 それよりも、姿を見せたらどうです?」

 

 珊瑚はこの攻撃方法を知っていた。

 炎を鉄に縛り上げ、標的を炎の海に閉じ込め焼死させる。この手口を好んで使うのは――

 

「封印指定執行人、カルロ・ヴァルガス・ユグドミレニア!」

 

 不自然なまでに静まり返った夜の新宿。

 珊瑚の鋭い声が、夜の街に木霊する。しかし、カルロの返答はない。代わりに、姿を見せたのは1人の巨漢――。

 

「――!!」

 

 その男は、筋肉(マッスル)だった。

 肌を覆う布の面積は少なかったが、筋肉の鎧を纏っている。褐色の肌に怪しげに光るのは赤い双眸。見るからに不審者極まりない人物だったが、ここに魔術と関わりないコスプレイヤーが現れるとは考えにくい。

 そして、なによりも、その男の手には樹造りの巨大な槍が握りしめられていた。

 

「おー、おー、むっつりランサー! 昼間ぶりじゃのう」

 

 アーチャーは電灯の上に着地すると、ランサーを見下ろした。

 珊瑚の脳裏に、テレビの映像が蘇る。あのときは、アーチャーに視線が釘付けになって気に留めていなかったが、アーチャーたちを追いかける筋肉の男がいた。

 珊瑚は身構える。つまり、目の前にいる褐色筋肉のサーヴァントは、間違いなくランサー。そして、長門ミカを襲ったサーヴァントだ。

 

「昼間の出来事、ニュースになっとったぜよ? おんしもテレビに映っておったがや」

「……」

 

 ランサーは答えない。

 何か言いたげに口を動かしているが、口を開くことはできないようだ。やがて、絞り出すように言葉を口にする。

 

「……小娘の命、マスターが所望している。だから、おとなしく渡してもらおう」

 

 どうやら、口がきけないわけではないらしい。

 珊瑚は考える。では、なにを口にすることが禁止されているのだろうか? アーチャーのように方言や口癖を禁じられているのかもしれない。

 

「そーりゃ、従えんぜよ。

 こーんな小っこい娘の命を奪うなんざ、人でなしのすることよ」

「……大人しく渡してもらおう、アーチャー」

 

 ランサーは跳躍する。車椅子にしがみつく珊瑚を飛び越え、まっすぐアーチャーの佇む電灯へ。ランサーは槍を一振りすると、その電灯を薙ぎ払った。

 

「どわっっと、と、と! いきなり酷いぜよ!」

「っく、アーチャー! ランサーと距離を取りなさい」

 

 珊瑚は叫ぶ。

 遠距離型のアーチャーと中近距離型のランサー。あきらかに、分が悪い。無論、珊瑚の召喚したアーチャーは日本刀を使いこなすことができる。しかし、幼子を抱えたままだと、どこまで使いこなせるか分からなかった。

 そのうえ、珊瑚のアーチャーとランサーの能力値には差があり過ぎた。

 珊瑚が確認した能力値では、

 

 

 アーチャー:[ステータス]筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運D 宝具E~EX

 ランサー:[ステータス]筋力B 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具A++

 

 

 となっていた。

 何1つ、ランサーを上回っているステータスがない。宝具次第では上回る可能性がなくはないが、アーチャーの宝具発動のタイミングが難しい。少なくとも、ミカを抱きながらの発動は危険すぎた。

 

「分かっとるぜよ、マスター!」

 

 ひょい、ひょいっと、アーチャーは電灯から電灯へ飛び移る。その電灯を、ランサーが片っ端から切り裂いていく。アルタ前は、あっという間に電灯の墓場のようになっていた。

 このままでは、らちが明かない。そろろそろ、どこかで隠れているカルロも攻撃に参加してくるだろう。珊瑚は逃げ回るアーチャー、そして、アーチャーにしがみつく幼女。

 珊瑚は少し悩んだ末、とある結論に達した。

 

「アーチャー、その小娘を連れて逃げなさい」

 

 どういうわけか、ランサーのマスターであるカルロ・ヴァルガス・ユグドミレニアに命を狙われている。

 つまり、長門ミカは聖杯戦争に関わっているのだ。狙われるだけの理由があるなら、それを知らなければならない。すべては、事情を知ってから。本当ならその事情というものを、カルロおよびミカ本人から聴き出したいところだが――現状、それは難しい。

 ならば、取るべき方法は1つ。

 

「長門ミカ! あとで、じっくりと話を聴かせていただきますからね。覚悟なさい!

 アーチャー。昨日最初に訪れた場所、そこで合流しますわよ」

「了解ぜよ、マスター!」

 

 アーチャーはミカを抱えたまま、新宿通りの隣を奔るJRの線路に飛び乗った。

 珊瑚は『馬鹿、そっちは逆方向ですわ!』と念話を送りながら、車椅子を変形させる呪文を呟いた。

 

「――変形、移動形態」

 

 その呪文と共に、車輪の内側に隠れていた1組の車輪が姿を現した。

 新しく出現した車輪は音も立てずに前方に伸びると、そのまま車椅子の前輪となる。車椅子の持ち手は前方に移動し、さながらバイクのハンドルへと様変わりする。珊瑚は前かがみになると、ハンドルを握りしめた。

 

「カルロ・ヴァルガス・ユグドミレニア! 貴方、どこかで見ていらっしゃるのでして?

 でも、残念でしたわね。貴方の得物、わたくしが貰いますわ」

 

 返答なんて期待してない。

 ようは、珊瑚の意志が伝わればいい。珊瑚は一方的に話しかけると、車椅子に魔力を込めた。

 珊瑚の車椅子は唸りを上げながら、アーチャーとは逆方面――新宿通りを滑るように走り出す。

 

「さてと――『アーチャー、視覚を共有しますわ! よろしくって?』」

『了解ぜよ、マスター!』

 

 左目に魔力を込めれば、その瞬間、視界が切り替わった。 

 珊瑚の右眼に見えるのは、誰もいない夜の新宿の街。

 そして、左目が映すのは砂利だらけの線路だ。これが、アーチャーが見ている景色。珊瑚は左目の風景を確認しながら、車椅子の運転に専念する。

 

『集合場所、分かってますの?』

 

 アーチャーの視界に、駅が映し出された。

 ――駅名は新大久保。

 集合場所である東京タワーと逆方向だ。そのことを指摘すれば、アーチャーは笑い声をあげる。

 

『分かってるぜよ。でも、わしとマスターが同じ方向に逃げれば、なーんにも意味がないじゃが。つまり、わしは囮にゃ』

『……そう。それでは、囮役をお願いしますわ』

 

 加速装置(アクセル)全開。

 珊瑚は加速速度を上げる。車一台も通っていない道を爆走していると、ある地点を過ぎたところから途端に人の声や車の音が耳に飛び込んできた。どうやら、人払いの結界を抜けたらしい。それか、もしくは解かれたか。

いずれにしろ、さきほどまでの静けさが嘘のように、クラクッションが鳴り響き、排気ガスが吹き上がる空間に変わっていた。

 

「……わたくしと戦闘するつもりはなさそうですわね」

 

 珊瑚は口の中で呟くと、そのままトラックや車の隙間を縫うように走り続ける。

 幸いにして、まだ己にかけた認識疎外の魔術は続いている。変形車椅子が道を爆走していても、誰も気に留めない。

 

『そっちは大丈夫、アーチャー?』

『んー、ランサーの奴が追いかけて来ちょるが、そろそろ撒きにかかる。

 なーに。こんでも、逃走術にゃ自信があるぜよ。それよりも、マスターの方は大丈夫じゃか?』

『ご安心を』

 

 珊瑚は考える。

 単独行動が可能なアーチャーは、マスターを殺したところで、場合によっては数日間ほど現界し続ける。それに、たとえマスターである珊瑚を殺したとしても、彼はミカを連れて逃げ続けるだろう。

 その数日の間に、アーチャーが他のマスターと契約してしまったら、マスターである珊瑚を殺した意味がない。

 だから、きっとカルロは考える。『巫城珊瑚を泳がせて、アーチャーと合流したところを纏めて皆殺しにする』と。

 

『まだ、戦闘には発展していません。わたくしも、そろそろ本格的に撒くことにしますわ』

 

 おそらく、まだカルロは珊瑚を追いかけてきている。

 珊瑚自身はカルロがどこにいるか発見できない。少なくとも、珊瑚の視界には入っていないし、珊瑚の速度に生身で着いてこられるとは思えなかった。

 車やトラックの死角を利用しながら、進んではいるが、それでも追いかけて来られていた場合、すぐに見つかってしまうだろう。

 

「……炎を効率よく使えば、移動できるかもしれませんわね」

 

 カルロ・ヴァルガス・ユグドミレニアは、炎の使い手。詳しい理論や魔術は珊瑚の専門外だったが、それを使いこなし移動することもできるだろう。

 珊瑚の先輩にあたる少年魔術師(フラット)が、足から炎を吹き出して空を飛ぶロボットアニメを観て「あれは、非効率だよ。もっと効率よく実用化できるはずだ!」なんて言いながら、実際に空を飛ぼうとしてバルトロメイの領地に墜落。教授の逆鱗に触れたことは、語るまでもない。

 ……あのロボットアニメと同じ理論で追いかけてきているとは考えにくいが、実際に本体が追いかけて来なくても、使い魔が追跡を続けていることくらいはありえるだろう。

 珊瑚はハンドルを強く握ると、車椅子に高密度の魔力を流し込むことにした。

 

「――攻撃機能作動、自動索敵、自動追撃」

 

 金属の翼が何かを探るように動き始める。視る者が見れば、パラボラアンテナ、と例えただろう。そのうち、ある一点で翼が動きを止める。すると、鍵爪が花のように割かれた。花の中心には穴が空いている。穴の奥には、鉄の魔弾が待機(スタンバイ)済みだ。

 

「――発射!!」

 

 既に装填済みの魔弾が、勢いよく発射される。

 放たれた5つの弾頭は、まっすぐ夜の闇を貫いた。そのうち、3つの弾頭が新宿通りを覆うようにそびえるビル上空へ伸びていく。2つの弾頭は、ビルとビルの隙間に向けられた。

 派手な爆発音が夜の東京を震わした。耳障りな爆発音の後、ハンドルとハンドルの合間に撃墜物一覧が、ホログラムのように浮かび上がる。珊瑚は、さっと一覧を確認した。

 

「鳩1羽、蝙蝠2匹、金属の塊1つ――最後はラジコンみたいな機械かしら。

 ……え?」

 

 数が合わない。

 2+1+1で4つ。放たれた弾頭は5つ。

完全装甲接続強化魔術礼装の自動追撃が標的を外すわけがない。

考えられる理由は1つだけ。

 

「防がれた? でも、そんなことって――」

 

 ありえない。

 鳩と蝙蝠とラジコン程度で、防げるわけがない。

 

 あの弾頭を落とせる者。それは、おなじ魔術師。

 それから、もしくは――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんばんはじゃのう、魔術師」

 

 ふと、珊瑚の耳元で声がした。

 甘い甘い、堕落に誘うような声が。

 

 

 珊瑚は、ゆっくり声の方に視線を向けた。

 

 

 

 

 




 
 Apocrypha2巻の感想。
 どうして、車椅子が変形しないんだ!
 車椅子の変形は、浪漫の塊だというのに!
 薄幸の魔術師が車椅子を利用しているのだから、これはもう変形させて戦うしかないと思っていたのに……Orz
 
 まあ、それはさておき。
 今回、ランサーのサーヴァントが登場しました。
 令呪で口癖を封じなければ、高確率で真名バレしてしまうサーヴァントですね。
 
 次回もお楽しみに!




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