カズマ、アクアアクセルの街へ
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めぐみん、ダクネスパーティに加入
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キャベツ狩り
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魔王軍の幹部が来たせいでクエストが無くなる。
カズマ、めぐみんは爆裂魔法を廃城に打ちまくる
っといった感じです。
ウィズとの出会いが、まだ起こっておらず、カズマは装備を新しくしてないのでジャージのままの状態です。
ただ、カズマは初級魔法はすでに取得済みです。
比企谷八幡が、冒険者になるために受付に向かった後めぐみんが俺に向かって話しかけてくる。
「カズマが、人を無償で助けるなんてどんな風の吹き回しですか?」
こいつ、俺をなんだと思ってるんだ。
「いいかめぐみんこのパーティの現状をよく見てみろ」
1日に一度しか魔法が使えないアークウィザードに、攻撃が全く当たらないクルセイダー、今の所全く役に立っていないというかむしろ邪魔ばかりしているアークプリースト、こんな欠陥だらけのパーティーは、アクセルの街を探してもこのパーティだけだろう。
「ふむ、紅魔族随一のアークウィザードの私がいる時点で完璧ですね!」
こいつ…
「いいか、お前らが変なことばかりしているせいでこのパーティに入ろうというやつなんてこのギルドを探しても1人もいない、あぁ、誰 1 人 も だ 」
目の前の変態クルセイダーが今の言葉で興奮しているのはもうスルーしてもいいだろう。
「すなわち、今日ギルドに来たばかりでなおかつ冒険者になりたてのためパーティも決まっていない今が引き入れるチャンスなんだよ」
「しかしカズマ、彼はまだレベル1だろ?そんなすぐに戦力になる様には思えないが」
そこは心配いらないだろう。俺と違って女神からチート武器かチート能力を貰ってきているはずだ。むしろその辺の冒険者よりも強いだろう。これはチャンスだ、俺たちのパーティが少しでもまともになるための最後のチャンスかもしれない。これを逃す手はない。
「ダクネス、心配するな、大船に乗った気でいろよ、あいつを引き入れて魔王の幹部なんてかるーく倒せるぐらいのパーティにしてやるよ」
いけるこれは運がついてきている。めぐみんからのダクネス加入でどうなることかと思ったがこれは俺に運が回ってきたな。
「しかし、あそこまで自信満々だとむしろ嫌な予感がしてきますね。」
「うむ、なんだかとても残念になる未来が見える」
「カズマさん、カズマさんその船は大船じゃなくて泥舟の間違いなんじゃないの?」
こいつら自分のことは棚に上げやがって…
ハチマン視点
とりあえず、冒険者になった俺は、再びお礼をするために佐藤達がいるテーブルに戻った。
すると待ってましたと言わんばかりに佐藤が席を空けてここに座れというジェスチャーを送ってくる。
なんというかフレンドリーだなてっきり友達かと思っちゃうんでやめてもらいたい。
「登録料ありがとな、とりあえず冒険者になることができた。」
「あぁ、気にすんなよ、そういえばこいつらとは自己紹介がまだだったろ?とりあえず飯でも食って、それから自己紹介から始めようぜ」
飯か…そういえば朝から何も食べていなかったな、流石に腹が減ってきた。なんか今日は自分の信条を何度も破っているがまぁ仕方あるまい緊急事態だし、ありがたく頂戴しよう。しかし、自己紹介か…嫌な響きだ。中学の頃少しでも目立とうと変な自己紹介をしたせいで一か月ほどあだ名がヲタ企谷くんだったのは、忘れることができない。
とりあえず佐藤を筆頭にみんなが思い思いに料理を注文していく、その数分後早速料理が到着した。
ある程度食べ終わった頃に自己紹介を始める。
「あー、比企谷八幡だ、よろしく」
ここはシンプルにあまりひねりを入れずに行くべきだと判断した俺は簡潔に自己紹介をしたのだがロリっ子が、何をお気に召したのか、興奮した様に話しかけてきた。
「は、ハチマン!?なかなかカッコイイ名前を持っているじゃないか!」
八幡がかっこいいなんて言われたの初めてだよ、なんかちょっと嬉しいな。
そしてロリっ子は急に椅子の上に立ちマントをバサッと翻し
「我が名は、めぐみん!紅魔族随一の魔法の使い手にして、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操るもの…!」
「…急にどうした。頭でもぶつけたのか?」
「ち、ちがわい!」
あれか、この子もしかして中二病なのか、ちょっと頭が緩い子なのか、いやそれにしてもめぐみんってなんだよ、俺こんな名前のやつに自分の名前褒められて喜んでたのか…
とりあえず、そのめぐみんって名前が本物なのかだけ気になるな、聞いてみるか。
「その、めぐみんってのは本名なのか?二つ名とかじゃなくて?」
「本名ですが?ちなみに私の二つ名は絶対破壊神です。」
「…」
「おい、私の名前に文句あるなら聞こうじゃないか」
「まぁ、そんな変な名前でも強く生きようとする心意気は俺はすごいと思うぞ。」
切れためぐみんを佐藤が、取り押さえつつ隣にいた金髪女騎士が俺に自己紹介をしてくる。
「では、次は私だな。名はダクネス。職業はクルセイダーだ。よろしく。」
やだ、この女騎士頼れる大人感が出てこの中で一番真面目に見える。先ほどの奇行が嘘の様だ。
「よろしく、ダクネスでいいのか?」
「あぁ、構わんダクネスでも雌ブタでも、なんと呼んでもらっても構わない。むしろ、むしろその腐った目で雌ブタと罵ってくれ。ハァハァハァ…」
…ちょっとこの方も頭が緩いみたいですね。
どうなってんのこのパーティ。
「それじゃあ、最後は私ね。私は女神アクア!アークプリーストよ!とりあえずその美味しそうな唐揚げを私に捧げてもいいのよ!」
取りあえず、欲しいと言われたのでお兄ちゃんスキル(オート)が、発動する。
「ん、ほらよ」
「カズマさん!カズマさん!この人いい人だわ!文句も言わずに唐揚げをくれるなんて!」
唐揚げ一つでここまで喜ばれるとむしろ心配になるな、女神ってのはみんなこんななのだろうか…?いや、エリスは全然まともそうだったし、このアクアだけだろう。そう信じとかないと俺の女神像崩れちゃいそうだよ…
佐藤は呆れた様に
「お前一応女神なんだからさ、餌付けされてんじゃねぇよ…」
そしてめぐみんを押さえつけた佐藤がこちらを向いて再び自己紹介をしてくる
「じゃあ、まぁ改めて俺は佐藤和真、カズマって呼んでくれて構わない。クラスは冒険者。よろしくな。
ところで、ハチマンはまだパーティは決まってないんだろう?それなら俺たちのパーティに入らないか?」
やっぱりそうきたか、まぁ、パーティに誘われるのではないかとは思ってはいた。登録料を貸してくれたり、飯をおごってくれたりしたりとただの他人なのにやりすぎだ。
「断る」
もし俺が異世界にいなかったら上の一言でバッサリっと切り捨てていただろう。だが現状はそうもいかないこの世界は、モンスターや、魔王がいる世界だ。どう考えても1人でなんで生きてはいけない。元の世界とは違うのだ。冒険者として生きるのなら、パーティに入ることは必須だろう。
俺が悩んでることを不安に思ったのかカズマが心配そうにこちらを見てくる。それはもうすがる様な目だ。
まぁ、わからなくもないこのパーティは正直、いやちょっと個性が強いやつが多すぎる、カズマもこいつらをまとめるのが大変なんだろう。
「…はぁ、まぁレベル1の冒険者なんて誰もパーティに入れてくれないだろうしな。ありがたく入らせてもらう。」
とりあえず異世界に来て1日目、冒険者になりパーティに加入というなかなか順調なスタートを切ることに成功した。