魔法科高校の劣等生 ~四と零~   作:ブーミリオン

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始めましてブーミリオンです!
この度筆をとらせていただくことになりました!
拙い文章ですが読んでくださると幸いです!!


入学編
プロローグ


「はぁ~。会いたいなぁ…」

 

入学式を翌日に控えた少女、光井ほのかは電話の最中ふと嘆いた。

 

「誰に会いたいの?」

 

そんなほのかに静かに返すは北山雫。

ほのかの親友だ。

 

「零夜くん…」

 

雫の問いにほのかは弱々しく返事をする。

表情もなんだか悲しそうに見えた。

 

「…なるほど。ほのかの初恋の人か。でももう何年も会ってないんでしょ?今会ったとしても分かるの?」

 

雫の言うことはもっともだろう。

彼女たちは現在15歳。

そして零夜と呼ばれる少年に会ったのは5歳か6歳のときだ。

10年も顔を見ていないとなれば忘れていても仕方がないと言える。

しかしそんな雫のセリフにほのかは大きな声で返す。

 

「当たり前だよ!!私が零夜くんのこと忘れるわけないじゃん!!」

 

雫はとっさに耳に手を当てて声を遮る。

そして雫は面倒くさそうな顔をしながらほのかに告げる。

 

「分かったからそんな大きな声ださないで。ほのかがどれだけ零夜のことを好きかは分かったから」

 

雫がそう告げると、ほのかは頬を赤く染め、もじもじと体をうねり始めた。

そんなほのかに雫は溜息を一つつき彼女に告げる。

 

「でもほのかが覚えてても零夜が覚えてなかったらどうするの?覚えてなくていきなりそんなテンションで来られたら正直引くよ」

 

雫がそう告げるとほのかは顔が真っ青になる。

でも実際雫の言うことは事実なのだから仕方がない。

 

「そ、それはそうかもしれないけど……。でも零夜くんなら絶対覚えててくれてるよ!だってほら!」

 

ほのかはそう告げると雫に花で作られた指輪のようなものを見せる。

 

「あのときもらった指輪に2人で誓ったもん。大きくなったら絶対に会おうねって」

 

そう自慢げに告げるほのか。

しかし雫は取り合わない。

 

「それはよかったね…。でもいつ零夜に会えるかどうか分からないんだから、そういうところはしっかりしないと嫌われちゃうよ?」

 

「そ、それは嫌だ!」

 

「はいはい。じゃあしっかりした態度しようね」

 

「う、うん…」

 

そう告げ、落ち込んでるほのかを見ながら雫は考えを巡らす。

そして一通り整理してほのかに話し始めた。

 

「そういえば零夜って魔法得意だったよね?もしかしたら第一高校に来るんじゃない?」

 

そう。

雫の記憶が正しければ、齢6歳で魔法を使っていた記憶があるのだ。

もし魔法が得意なら魔法科高校に入学する可能性は高い。

ただ、現在どこに住んでるか分からないためどの魔法科高校に進学するかは分からないが…。

だがほのかに発破をかけるには十分な言葉だった。

 

「た、確かに!それを忘れてた!!そっか~零夜くんと同じ高校に通えるのか~。嬉しいなぁ~」

 

そう一人自分の世界に入るほのか。

そんなほのかに雫は今日2回目となる溜息をつく。

そして心の中で思考を巡らす。

明日落ち込んだほのかをどうやってなぐさめようかと…

 




プロローグなので短めです
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