戦国自衛隊 in wonderful world   作:名無し様

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平和&発見

 

 

異世界 漂流 33日目

 

 

「では、そいつは完全に我々と敵対的になっている。という事だな。」

 

 

「はい、そうなります。」

 

 

的場と与田が、机に置いてある一枚の紙を睨むように眺めている。その紙はかなり上質なのか、街で売られているやつより数倍綺麗である。

 

 

それには、どこかの領主を表すイニシャルが入った印鑑が押してあった。

 

 

それは的場がいる街、アクセルを含む地域を治める領主であるアレクセイ・バーネス・アルダープが的場達へ送った手紙である。

 

 

その内容は、かなり遠回しに言っており見たら反吐が出そうな内容でそいつ人間性が疑われる。

 

 

何回か、アルダープの部下と思われる騎士が的場達に接触をして、いくらか要求しているがいずれもそれは断られている。

 

 

恐らく、それに痺れを切らしたのか今回この手紙が送られてきた。

 

 

まぁ、的場達は現状では危険視はしているがそこまで警戒はしていない。……と言うと嘘だが、そこまで構ってはいないのである。

 

 

今現在、的場達は冒険者に出した依頼の情報を待っている状況である。簡単に言えば原油、またはそれに準ずる物の捜索である。

 

 

「そのアルダープは今は置いといて、依頼の方は何か進展はあったか?」

 

 

「はい、それらしき情報が色々と舞い込んでいます。ただ、どれが目的の物に該当するかは今のところは不明です。」

 

 

「………。」

 

 

的場は考えるように、手を顎に当て、与田の言葉について考えた。そして、数十秒考えると、与田の方を向き話出した。

 

 

「与田、調査の準備をして置いてくれ。私は少し出かける……。」

 

 

「……わかりました。出発はいつ頃ですか……?」

 

 

「昼、ちょうど1200に出発する。」

 

 

「了解です……。」

 

 

的場はそう言うと、テントから外に出て行った。それを与田は不思議そうに眺めていた。

 

 

 

 

 

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所変わって冒険者ギルド。ここはいつも賑やかであり、今日も様々な冒険者が話ながら酒を飲んで馬鹿騒ぎをしている。

 

 

外は、雪が降っているのに昼間からここは明るい。そんな中で的場は親しい冒険者の1人である和真達と話していいた。

 

 

和真の他に、軽薄そうな男のキースいかにもチンピラそうな冒険者のダストが一緒に和真と飲んでいた。

 

 

ちなみに、的場はこれからまた外に出るから酒は飲まずに水を飲んでいる。

 

 

「最近どうだ、和真……。」

 

 

「まぁ、最近はなんとか寒さを凌げる屋敷を借りられたので生活も困っていませんよ……。」

 

 

「カズマは良いよな~、美人な奴らに囲まれて。俺とダストは寂しく……。」

 

 

「待て、キース。こいつはそんなんじゃないぞ。一見、すげぇハーレムに見えるが実際は全然違う。こいつは俺達の仲間だ……。」

 

 

ダストはキースになにやら真剣に話しており、それを和真は何やら納得した表情で眺め、的場は何の事かわからずにそれを眺めていた。

 

 

それから数十分が過ぎ和真達は幾らか酒が回っており、顔が赤くなっている。

 

 

「そう言えば、的場さん。これから、どこか行くんですか?」

 

 

「あぁ。少し近場の調査に出るつもりだ。例の依頼、そう言えば君が見つけてくれたんだな……。」

 

 

「まあ、日本人どうし助け合いましょう。」

 

 

それから、的場と和真、キース、ダストは少しばかり自分達の仲間の話題で盛り上がった。その後、的場は和真達と別れて自分の拠点に戻っていった。

 

 

 

 

 

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拠点への帰り道に、的場は近道で少しばかり街の大通りから裏路地に入った。少し薄暗いが、日の光が差し込み地面を照らしている。

 

 

所々、苔が生えておりあまり人が通行していないのがわかる。

 

 

(少しばかり、この街にも裏の顔のようなものがあるのだろうか……?)

 

 

的場は歩きながら考えていた。この街には、がらの悪い冒険者がわんさかいるが、あまり殺人事件なんかの事は聞かないのだ。

 

 

この街で、少しはそんな事件を聞いても納得するがそれが全くないのだ。

 

 

それを、少しばかり的場は不思議そうに考えながら裏路地を歩いていた。

 

 

それが、街に住み着いているサキュバスと言う種族が協力しているのに気づくのはまだ、だいぶ後である。

 

 

そんな事を考えていると、的場はある事に気がついた。それは、自分の後ろから何かが近づいてくるのがわかった。

 

 

ヒタヒタヒタと、裸足で石の道を歩く音が的場の耳に入ってくる。その音は、的場と一定の距離を置き確実に着いてきている。

 

 

的場が、裏路地を曲がったりしてもその足音は一向に離れない。

 

 

(一体何なんだ……?敵か何かだろうか………?)

 

 

的場は、裏路地を曲がって振り返り腰の9mm拳銃を抜きそれをいつでも撃てるようにする。

 

 

そして、謎の足音が路地を曲がり的場の方へ来ようとする時に、的場は手に握った9mm拳銃を構えて一気に近づいた。

 

 

だがそこには何もいなく、誰もいない裏路地がただ広がっていた。

 

 

(気のせいか………?)

 

 

的場は9mm拳銃をしまって、自分の拠点を目指してまた歩き始めた。その後から謎の足音は鳴らなくなった。

 

 

 

 

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異世界 漂流 34日目

 

 

あの後、的場は与田達の15名とアクセルを出発してから日も落ちて日付が変わった辺りである。残りの隊員は拠点で居残りである。

 

 

夜になるとモンスターと度々遭遇するがこの辺りは弱いモンスターしかおらず、数人で取り囲み銃床で殴ったらすぐ倒せた。

 

 

そして、的場達は73式中型トラックに乗りながら目的の地点に到着した。

 

 

もう日が落ちてしまい月がでている。周りは木々で生い茂っている。アクセルからかなり離れており、トラックのライトが辺りを照らしている。

 

 

「的場一佐。もうそろそろ到着します。」

 

 

「ああ、わかった。」

 

 

情報があった場所を目指して大体6時間も掛かった。途中、モンスターと戦ったり道が狭い為ゆっくりとしか動けなくのろまな移動であった。

 

 

「確か、この辺りだな……。」

 

 

「 真っ暗だなぁ………。」

 

 

「モンスターはいないらしい。」

 

 

隊員達がトラックを降りて辺りを警戒しながら、口々に小声で喋っている。

 

 

「!的場一佐!」

 

 

その時、隊員の1人が何かを発見したのか声を上げた。他の隊員達もそちらの方を何事かと向いた。的場もそちらを向きかけつけた。

 

 

それは、湖のように溜まっており奥の方で滝が流れている。薄暗くあまり視界は良くないが湖のようにそれは広がっており、25mプールより大きい。

 

 

その湖のようなのの周りは木々が枯れており、土も少し変色している。

 

 

極めてつけは、的場達が最も知っている臭いで、鼻を突くような刺激臭が漂う。

 

 

これは、的場達の求めていた石油。そうこの場の誰もが確信していた。暗くてあまり見えないのが原因かもしれない。

 

 

的場達は、侮っていた。この世界は凄まじく訳の分からない現象が多発する世界だと言う事を。

 

 

 

 

 

 

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「「「「「け、軽油!!?」」」」」

 

 

「え、えぇ。そうゆう事になります。」

 

 

あの後、あの湖から石油と思われる液体をすくい上げてその場で調べると、まず黒くない事が分かった。それどころか、淡褐色の透明な色をしているのである。

 

 

まんま、軽油の色。それもちゃんと同じ臭いもしてあるのである。この時、改めてこの世界の訳の分からなさを実感した的場達であった。

 

 

「と、とりあえず軽油?を確保という事だとして他はどうする?AH-1Sの燃料はJP-4だろ?見つけるどころか存在するかも分からないだろ。」

 

 

「それを含めてもこれはかなりの発見ですよ。」

 

 

確かに、これはかなりの発見だ。少なくとも大型の車両の燃料を確保ができたのだから的場に取ってはありがたい事である。

 

 

数ある問題の中の内の一つが片付いたのだから。

 

 

その後、的場達は持っていた容器の中に軽油?を入れてトラックに積み込み街に帰っていった。

 

 

的場達が街に到着したのは日が上り始めた頃であった。

 





自分のこのすばで現在一番の謎がめぐみんの爆裂魔法何ですよ。

空想科学のように色々計算しているけどわからん…。

めぐみんの爆裂魔法ってTNT火薬何キロ分に相当するんだろうね。

多分、自分で考えたらアニメ版の第4話の時点でTNT火薬換算で約100キロ分はあるのでは?と考えられるのですが……。

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