俺が次に目を覚ました時は何処かの家のようだった
お約束を守るべきか守らないべきか葛藤したが結局俺は
「知らない天じ「あっ、風太。目、覚めたの?」・・・」
お約束は邪魔されたようだ、、いつの間にか目の前にいた女に
「おう、久しぶりだな・・・アテナ」
「全く、久しぶりだなじゃないですよ!何処なんですかここは!?なんか急に呼び出されたかと思ったら記憶を消されるし、これから違う世界に行ってもらうとか言われるし!どうなってるんですか!?説明を要求します!」
この五月蝿い女はアテナ、俺の聖遺物に引っ付いていた魂だ。
「説明しろって言われてもさ、俺も同じ感じだったからよく分からんよ」
「じゃあなんでそんなに落ち着いているんですか!?」
「寧ろなんで騒いでんの?」
「なんでって!・・・何ででしょうね?」
「そうだ、もっとクールになれよ。
お前が騒ぐと周りの気温が暑くなる」
「そうですよね、もっと冷静にならないと……ってなんですか最後の方!私が暑苦しいって言うんですか!?」
「そう言っている」
ほんとに五月蝿い奴だな
というかこいつたしか...
「てかなんで実体化してるんだ?俺が形成してないと実体化できないんじゃなかったのか?」
「フッフッフッ、聞いて驚かないでくださいね?」
「驚かない驚かない」
いいから早く言えっての
「実は私、肉体を手に入れちゃったんですよ!ブイブイ!」
「へー、ソイツハスゴイナ、オドロイタナー」
「もっと驚いてくださいよ!」
頬を膨らませながら言ってきた。
ほんと、顔だけはいいんだからもっと静かになりゃいいのに
「大丈夫、結構驚いてるから」
態度に出ないだけだ
そう、俺はクールだ
でもこいつが肉体を手に入れたのは神のおかげだろ
「で、なんで肉体を手に入れたんだ?」
「実はですね「あー神か」・・・何故それを?」
何故ってこいつ、人の話聞いてないな
「さっきも言っただろ、俺も同じ感じっていったろ?だから神が何かしらやったんだとおもったんだよ。
てかお前さ、もっと俺に感謝していいんだぞ?
俺が神に頼んだからお前はいまここにいれてるんだからな」
するとアテナは少しニヤリとして聞いてきた
「なんで私を〜?もしかして私の力が必要だからかな~?私の有用性に気づいちゃったかな~?」
「そうだ、お前が必要なんだ」
俺の暇つぶしとしてな
少し間が空きアテナは急に頬を赤くした
「ほ、ほんとに私が必要なんですか?」
「ほんとだよ」
俺の暇つぶしとしてな
「ほ、ほんとにほんとですか?」
「何度も言わせんな、あと身体をクネらせるな」
「えへへー、うふふー」
ダメだ頭がお花畑になってる
まあこいつが俺を好いているのは分かってるんだけどな
前までは魂だけだったから俺が形成してないと何もできなかったし
少しくらいいい思いをさせてもいいよな
「ともかく、今は現状把握が優先だろ」
「えへへー、今なら結婚とか出来ちゃうなー、しちゃう?しちゃってみる~?」
まだ帰ってきてないな
いやまてよ、なんかこいつちっちゃくないか?
「お前、なんかちっちゃくない?縮んだ?」
「違いますよ!それより聞いてないんですか?」
「なにを?」
「子供からやり直せって神様が「聞いてねぇよぉぉ!!!!」言ってないんですか?」
俺の叫びは虚しく部屋に響いた