鏡に映ったもの   作:*アスタリスク

4 / 8
第2話 そうなるよな

 

前回までのあらすじ

 

・目が覚めたよ

・五月蝿い女が出てきたよ

・身体が縮んでいたよ

 

 

 

――――

 

 

 

「これってつまりあれだろ・・・はぁ」

 

「元気出してくださいよ」

 

俺は非常に落ち込んでいる

 

「元気出せっていう方が無理なんだよな・・・」

 

「何でそんなに子供の姿が嫌なんですか?」

 

「いい思い出がないんだよ・・・」

 

主にこの髪の色のせいでな・・・

 

ほんとに小学生の時は大変だったよ

 

髪の色を馬鹿にされたらそいつの髪を赤く染める勢いでフルボッコにしたり

俺の目つきが悪いからってガン飛ばされたと勘違いして襲いかかって来たやつを返り討ちにしたり

 

お陰様で『蒼い死神』の異名が付いてそれを聞いた隣町の不良ぶった糞ガキが喧嘩売ってきてそれをフルボッコにして帰したり

 

 

今思うと俺相当やばい奴だったな

 

「だがなってしまったのは仕方ない、とりあえず現状把握が先だ」

 

「それなんですけどなんか私のポケットに手紙が入ってたんですよ」

 

「誰からだ?」

 

「勿論神様です」

 

あの野郎、またかよ

 

「それで?なんて書いてあるんだ?」

 

「えーとですね ゴホン

『この手紙を読んでいるということは無事に着いたようじゃな。とりあえずはお主らが目を覚ましたところがお主らの家になる。金の心配はいらんぞ、机の上に通帳がとおいてあるじゃろう?それを使ってくれ。それとお主らの身体は人間で言うところの9歳まで若くしておいたぞ。この方が何かと都合が良いからの。あとアテナの身体についてじゃが儂からの特別サービスじゃよ。おっと忘れる所じゃった。部屋のカレンダーを見てくれ、今は二月になっておるじゃろ、四月からお主らには学校に通ってもらう。制服は二階にある各々の部屋に準備しておる。あとお主らの聖遺物はこの世界で言うデバイスというものに変換しておいたが細かいことは気にせんでよい、いつも通り使ってくれ。それでは新しい世界をかのしんでくれ。

 

Ps.蒼い死神って臭すぎるよね』だそうです。蒼い死神ってなんですかね?風太はなにか知ってます?」

 

「イヤ、シラナイナ・・・」

 

なんであの野郎知ってやがるんだよ

というか

「やっぱり行くのか・・・学校」

 

あの名探偵よろしく身体は子供、頭脳は大人なかんじの俺らに行く必要はあるのか?

 

「学校ですか~凄く楽しみです〜!」

 

俺が疑問に思っているとアテナはとてもキラキラした目をしていた。

 

「そうか、お前は学校行ったことなかったんだっけ?」

 

「そうなんですよ~!風太は行っていたんですよね!?」

 

「一応な」

喧嘩ばっかしてたけどな

 

「どんな所なんですか?」

 

そんな期待に満ち溢れた目で見ないで欲しいな。

本音が言えなくなっちまう

 

「うん、まあ楽しいところだよ」

 

結局勝てなかった

 

「そういや机に通帳があるって言ってたな、、

いくら位入ってんのかな」

 

俺は机に向かっていき置いてある通帳をひらいた

 

そこには

 

「なん…だと…?」

 

「いくらあったんです?」

 

「300,000,000円だ」

 

「え?よく聞こえなかったです」

 

「300,000,000円だ」

 

「ゼロの数間違えてないですか?」

 

「見てみるか?」

 

アテナにも見せてやった

 

「えーと、どれどれ?いち、じゅうひゃくせんまん・・・三億ですね」

 

「・・・」

 

「・・・」

静かな沈黙があり

「「ぬうおぉぉぉぉぉぉおおとと!?」」

 

「お、落ち着けアテナ!クールにだ!冷静になろう」

 

「れ、冷静にって無理ですよ!なんですかこの金額!あそんで暮らせますよ!」

 

確かに遊んで暮らせそうな金額だが・・・

 

「よし決めたぞ、この金は月に二十万円ずつ下ろして使っていこう。そうすれば俺らが働ける頃までは使えるはずだ」

 

「そ、そうですね。計画的に使わないといけないですもんね!」

 

お金についてはこんなもんだろうあとは・・・

 

「デバイス?ってなんだろうな?」

 

「とりあえず出してみたらどうです?いつも通りに使えるって書いてありましたし」

 

そうだな、とりあえず使ってみようか

 

「じゃあいくぞ」

 

「久しぶりに見ますね!」

 

確かに久しぶりだな。

 

「ふぅ...、『形成!』」

 

すると俺の身体を光が包み、光が収まると俺の身に異変が起こっていた。

 

「これは...なんだ?軍服か?」

 

俺の服装は軍服の様なものに変わり、右手には盾が握られていた

 

「なんか、カッコイイですね!それ!」

 

「そうか?ならいいけど」

 

答えながら俺は盾・・・アイギスの鏡をいじったが・・・

 

「特に変わったところは無いな。」

 

つまり今わかったことは

 

形成をすると服装が変わる

 

事だけだな

 

「なんか詰まらないですね・・・」

 

「そうか?使い慣れたものは変わらないに越したことはないだろう?」

 

俺は形成を解除するように意識すると服装も軍服から元の格好に戻った

 

「おぉ、なんか便利そうですね!」

 

「それより、次はこの家の散策にでも取り掛かろうか」

 

「はい!」

 

にしても結構広そうな家だよなここ。

 

今俺達がいる所は恐らくリビングだろう、、

テレビと机、椅子が2つとソファーがある

奥の方にキッチンが見えるが冷蔵庫も置いてあるな

 

「よし、2階から漁っていくか」

 

「了解です!隊長!」

 

今思ったがコイツと2人で暮らしていくのか・・・はぁ

 

 

 

 

――

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。