鏡に映ったもの   作:*アスタリスク

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第3話 え?布団ひとつしかない?

前回までのあらすじ

 

・風太の過去が少しだけ分かったよ

・神様から色々教えてもらったよ

・家がでかそうだよ

 

 

 

 

――

 

早速二階の散策をしていると

 

アテナが俺を呼んでいたので行ってみると

 

「風太、これしかないみたいですよ」

 

 

俺は、衝撃の余り口が空いてしまった

 

なぜならば

 

「布団が・・・ひとつしかない・・・だと・・・?」

 

「無いみたいですね~」

 

なんでお前はそんなに嬉しそうなんだよ

 

ちなみにここは恐らく寝室的な扱いだな。

てかドアの前に思いっきりbedroomて書いてあったし

そうなんだろう。

 

でもさ、ひとつってなに?新手のイジメですか?

 

「よしわかった。俺はここで寝るからお前はリビングのソファーで寝てくれ」

 

「いやいやいや、そこはか弱い女の子に布団を譲るべきなんじゃないんですか!?」

 

お前じゃなかったら譲ってたな

 

「お前は弱くないだろ?これで解決だ」

 

「確かに・・・、ってそうじゃないでしょう!?」

 

あーもうほんとに五月蝿いな

 

「ならジャンケンでいいか?」

 

「それもいいですけど2人でいっ「却下だ」え~」

 

「当たり前だ

知ってるか?お前相当寝相悪いんだからな?同じ布団入っても目が覚めた時には俺の分の掛け布団が無くなっとるわ!」

 

「ぶーぶー」

 

そんな顔しないでくれ、吐き気がする

 

「てことでジャンケンするぞ」

 

「仕方ないなー」

 

「「じゃーんけん・・・ぽん」」

 

俺・・・グー

 

アテナ・・・謎の形

 

「お前、ジャンケンも分からなくなったのか?」

 

「馬鹿にしてるんですか!?」

 

いやだってさ ジャンケンってグーかチョキかパーでしょ

なんだこいつが出しているのは親指と人差し指と中指が開いていて残りが閉じている形なんてジャンケンにはないぞ?

 

「これはですね・・・最強の形なんですよ!」

 

出たよ、小学生がよく考えるヤツ

 

「何処が最強なんだ?」

 

アテナは人差し指と中指を指して

 

「この部分がチョキになって・・・」

 

次に小指と薬指を指して

 

「この部分がグーで・・・」

 

親指と人差し指と中指を指して

 

「この部分がパーなんです!」

 

「でもそれ1人であいこじゃね?」

 

「はっ!そう言われてみれば!」

 

やっぱり、ただの馬鹿だな

 

「まあいいや、あとで外出る時に布団買ってくるか」

 

「そうですね、そうしましょう」

 

そう、このあとの予定としては

・俺達が通うことになる学校『聖祥大付属小学校』の周辺探索

・近所に何があるかを見て回る

・布団屋を探す

 

となっている。

 

「そういやアテナ、冷蔵庫になんか入っていたか?」

 

「はい 結構色んな種類の食材が沢山有りましたよ」

 

「そうか」

 

ちなみにアテナは料理が全くできないため我が家の料理長は俺になっている。

アテナには洗い物とか洗濯とか掃除とかやってもらうからな

 

 

「そんじゃ、そろそろ外行くから準備しとけよ」

 

「はーい!」

 

 

そうしてアテナと俺はそれぞれの個室に帰っていった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個室にベッド置いてくれよ・・・

 

 

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