鏡に映ったもの   作:*アスタリスク

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疑問に思う点や、これは違うでしょと思った点は是非感想にてお願いします。


第4話 未知との遭遇

 

前回までのあらすじ

 

・布団が一つしかなかったよ

・てことで外の散策次いでに布団を買いに行くよ

 

 

――

 

 

玄関の前にて俺とアテナは靴を履いていた

 

「準備はいいか?」

 

「大丈夫です!」

 

「何でそんなに張り切ってるんだ?買い物と散策だぞ?」

 

「だって初デートですよ!これ!」

 

意味としてはそうなるがこれからは2人で出かけることが多くなるんだけどな

 

ってそんなキラキラした目で俺を見つめないでくれよ。

殴りたくなるだろ

あと寄りかかるな

 

「分かったから離れろ。立てないだろ」

 

「もう少しだけこうしていましょうよ」

少し甘えた感じの声で訴えてくるが俺には効果は今ひとつだな

 

「却下だ。早くどけよ」

 

「えー」

 

渋々といった様子だがようやく離れてくれた

 

「んじゃあ行くか、、、ておい何してんだよ」

 

俺達は立ち上がったが直ぐに腕にしがみついてきた

 

「いいじゃないですか、初デートなんですよ?」

 

「暑苦しいから早く離れろ」

 

「いーやーでーすー」

 

全くこいつは身体を手に入れたからって調子に乗りやがって

 

「やっぱり飯はそれぞれで作った「すいませんでしたー!」最初からそうしとけよ」

 

飯の話を出すとこいつは反応が早いからな

 

「全く、ようやく家を出れる」

 

家を出るだけでどんだけ時間かかってんだよ、

 

そして俺はドアノブに手をかけて開けた

 

 

 

 

 

 

 

 

――――

 

 

 

「案外普通な住宅街が続いてるな」

 

「そうですね・・・」

 

家を出て大体5分位歩いているが住宅街が続いている

 

「スーパーかなんか無いのかね?」

 

「ないですね・・・」

 

なんか家出てからアテナのテンションが低いというかなにか言いたそうにしているというか

こんなんだと調子狂うな

 

「あのさ、アテナ」

 

「なんですか?」

 

「言いたいことあるなら言ったらどうだ?お前がそんなテンションだとこっちの調子が狂うからさ」

 

するとアテナは何かもじもじし始めた

 

「あのー・・・手、繋ぎません?」

 

はい?なに?そんなことでそんなにテンション下がるんですか?

それともなに?恥ずかしいの?さっきあんなことしてたのに恥ずかしいんですか?人前だと駄目なんですか?

 

「手を繋いだらテンション戻るのか?」

 

「戻ります。倍になってもどります」

 

「なら却下だ」

 

「ええーー!!」

 

おい。普通にテンション高いじゃないか

 

「お前、もしかして俺を騙そうとしたか?」

 

「いえ、そんな事はないですヨ?アテナちゃんの落ち込んでたら言うこと聞いてくれるかも大作戦なんてそんなの考えていませんヨ?」

 

「・・・」

 

なんていうか、その、俺の相方は嘘をつけないようです

 

「はぁ、今日だけだぞ」

 

俺の僅かな良心が働いたため左手を差し出すと、

 

「やったー!!」

 

嬉しそうに俺の左手を右手で握ってきた

 

「まったく、いつから俺はコイツにあまくなったのかねぇ」

 

「えへへ」

 

 

そしてまた俺達は歩き始めた

 

 

――

 

 

 

また少しすると商店街を見つけた

 

「お、商店街か。大体歩いて15分位で距離的にもなかなかいい場所にあるな。」

 

「凄い賑わってますね!」

 

 

確かにアテナの言う通り凄い賑わっている。

 

「そんじゃ、行きますか!」

 

「おー!」

 

そんで俺達は商店街に入っていったが入ってすぐアテナが足を止めた

 

「おい?どうしたんだアテナ?」

 

「このお店・・・」

 

この店?目の前にある喫茶店の事か?

 

「『喫茶翠屋』か、この店がどうかしたのか?」

 

「このお店から凄いのが出てる!」

 

「なん…だと…」

 

説明しよう

アテナはよく分からない第六感的なものを持っており

美味い店や良い食材を感じることができるのだ!

 

「それは本当か?」

 

「間違いないです、めっちゃきてます」

 

こんなに良い反応をしているなら迷うことは無い

 

「よし、入るぞ!」

 

「jawohl!」

 

 

――

 

 

「いらっしゃいませ~、店内でお召し上がりでしょうか?」

 

喫茶翠屋に入ると俺達と余り変わらない歳の女の子が訪ねてきた

 

「はい、店内でお願いします」

 

「2名様ですね?こちらへどうぞ」

 

俺達は席に案内され座った

 

「こちらがメニューになります。注文が決まり次第お呼びください」

 

「ここのオススメってなんですか?」

 

「当店のオススメメニューはこちらのシュークリームになります。」

 

「アテナ、これでいいか?」

 

アテナに尋ねると

 

「いいですよ」

了承した

 

「じゃあそれ2つお願いします。」

 

「かしこまりました。お飲み物は如何致しましょうか?」

 

「あ、私オレンジジュースで」

 

「じゃあ俺もオレンジジュースでお願いします」

 

「かしこまりました、少々お待ちください」

 

そういい、女の子は厨房に入っていった

 

 

「いやー、それにしても楽しみだなシュークリーム」

 

「はい、ここまで凄いのは久しぶりですからね」

 

前にあった時は前の世界だったから憶えてないんだよな

感覚として残ってるんだなきっと

 

「それでこれからだけどさ・・・」

 

「そうですね、そうしましょうか」

 

俺達がこれからのことについて話していると

 

「お待たせいたしました。シュークリーム二つととオレンジジュース二つです」

 

「ん、ありがとうございます」

 

「ごゆっくり」

 

待ちに待ったシュークリームとご対面だ!

 

 

「ゴクリ、すごい旨そうだな」

 

「これはかなり期待できますね」

 

見た目がそこらのシュークリームとは一線を凌駕している!

言葉には出来ないが!

 

「それじゃあ同時だぞ?」

 

「分かっていますよ」

 

「「せーの」」

 

パクリ

 

シュークリームを口の中に入れ、味わっていく

 

「こ、これは!こんなシュークリーム初めて食ったぞ!おい!」

 

「ふふふ風太!落ち着いてぐだざいよ!クールにですよクールに!」

 

「お前こそ落ち着けよ!」

 

この口の中に広がるカスタードクリームの香り、そしてなによりクッキー部分の絶妙な柔らかさ。

こんなのシュークリームを超えている!

 

「凄すぎるぜ翠屋のシュークリーム・・・」

 

「言葉が出ませんね」

 

 

 

 

その後会計を済ませた俺達は商店街で食材などを買い

家に帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば布団買わなくて良かったんですか?」

 

 

 

「忘れてたぁぁぁあぁあ!!」

 

 

 

 

今夜は冷えそうだな

 

 

 

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