鏡に映ったもの   作:*アスタリスク

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第6話 謎

 

 

前回までのあらすじ

・変な夢みた

・ベアとゲフンゲフン、ヴァルキュリアにあった

・フルボッコだドン

 

 

 

 

――

 

 

「・・・はぁ」

 

全く、最悪な目覚めだろこりゃ

 

このソファ寝心地悪いし

 

夢で変なやつにボコされるし

 

このソファ寝心地悪いし

 

てか今何時だよ

 

俺は壁に掛けてある時計に目を向けた

 

「6時38分か・・・起きるにはまだ早いな」

 

そう言い俺は再び横になった

 

俺は弱くなった・・・か、

 

確かに弱くなっていたな、しかもこの体だろ?

 

というかなんで鍛えられる必要があるんだか

 

この世界でくらい平和に暮らさせてくれよ

 

ならなんで聖遺物を復元させたんだってなるけどよ

 

それはまああれだよな保険だよ保険・・・

 

しかし、昨日形成した時にも、夢の中でも思ったが

 

アイギスの鏡が軽すぎる。

 

魂の重みがないんだよな・・・

 

1度壊れる訳だから軽いのは分かるんだが

 

俺の魂すら感じられなかったし

 

「『形成』」

 

ほんとにこれは俺の聖遺物なのか?

 

いや、違う。昨日の手紙に書いてあった通り

 

こいつはデバイスとかいうヤツだ

 

こいつを形成している状態でもまだ俺の中に残っている

 

だが一体どうなっているんだ?

 

形成させる感覚は一切忘れていないし

 

同じようにやっているはずだ

 

でも違う

 

しかもよくよく冷静に考えたらコイツが本当に聖遺物なら

 

俺・・・成長しなくね?

 

そいつは拙すぎるな。

 

「悩んでいても仕方ないか、少し早いけど朝飯にするか。アテナを起こさないと」

 

俺は考えるのを中断して二階に登った

 

 

 

――

 

コンコン

 

 

「アテナー起きてるかー?寝てても開けるぞー?」

 

ノックをした後に、俺は扉を開けた

 

 

「すーすー」

 

案の定寝ていた

 

「アテナ、起きろ朝飯にするぞ」

 

と、俺は叩きながら言った

 

「ご、ごめんなさいごめんなさいだから私をご飯にしないで下さい!美味しくないですから!こっちの風太の方が美味しいですから!・・・・・・あ、おはようございます」

 

おい、どんな夢かは分からないが俺を売ろうとしてやがったぞ。

 

「飯出来てるから早く降りてこいよ」

 

「あ、分かりました。すぐ行きます」

 

 

その時時間は7時12分を示していた

 

 

――

 

「ところでさ、アテナ」

 

「なんですか?」

 

俺達は朝食をとっていた

 

「お前の知り合いにヴァルキュリアって奴いないか?」

 

俺の夢に出てきた奴だ

 

「んー、いませんね。というかコッチにきてまだ二日目ですよ。いる訳ないですよ」

 

「そうだよなー」

 

やはり情報は無いな

 

「どうかしたんですか?」

 

不思議そうに俺に訪ねてくる

 

「いやな、どうにも変な夢を見てな」

 

「どんな夢ですか?」

 

「ヴァルキュリアとかいう奴にフルボッコにされる夢」

 

「ブフォ!」

 

吹き出しやがったこの野郎

 

「おま、汚いだろ!」

 

「ご、ごめんなさいwwwまさかwww風太がwwwフルボッコwww」

 

「草生やし過ぎだこの野郎」

 

「それで、よく夢なんて覚えてますね」

 

「なんかな、てかまってろ拭くもん持ってくるから」

 

まったく手のかかる奴だな

 

「ま…ベア...なん……も……メ……ライ……じゃ?」

 

なんかアテナが独り言を言っているがよく聞こえなかった

 

――

 

「さて、覚悟はいいな?」

 

「そっちこそ覚悟はできてますか?」

 

俺とアテナは睨み合っている

 

お互い譲る気は無い

 

「いくぞぉぉぉぉ!」

 

「うぉぉぉ!」

 

戦いが始まる!

 

「「叩いて被ってジャンケンポン!!」」

 

俺←グー

 

アテナ←パー

 

「貰いました!」

 

アテナはすぐさまハンマーを手に取り俺に翳していく

 

「フッ!甘いぞ!」

 

それより早く俺はヘルメットを取って被った

 

「なん…だと…?」

 

「よっしゃあ!次だ!」

 

再びジャンケンをする

 

「「叩いて被ってジャンケンポン!!」」

 

俺←グー

 

アテナ←チョキ

 

(ふっ、これで頂きだ!)

 

俺は目にも留まらぬ速さでハンマーをとり

 

「喰らえぇぇ!!」

 

「なっ!速い!」

 

アテナの頭へ思い切り振り下ろした

 

 

スパァァァン

 

 

素晴らしい程の快音が響いた

 

「よっしゃあぁぁ!俺の勝ちだ!」

 

「く、そんな馬鹿な」

 

 

なぜ俺達がこんな事をしているかと言うとついさっき

 

 

――回想

 

「ここで2人で暮らすとなると役割分担しないとな」

 

「そうですね!」

 

「とりあえずお前さんは料理が出来ないから俺が料理をするとしてあと必要なのは・・・洗濯、部屋掃除、トイレ掃除、風呂掃除、洗い物位か?」

 

「掃除系は纏めちゃいましょうよ」

 

「それもそうだな」

 

部屋掃除とトイレ掃除と風呂掃除をまとめてと

 

「そんじゃ、何がやりたい?」

 

「楽なヤツ」

 

「んじゃあ、掃除でいいか」

 

「ちょっと待ったあああ!」

 

「何か問題あるか?」

 

「問題しかないですよ!それ一番大変なやつじゃないですか!」

 

「なら洗濯にしとくか」

 

「それでよし」

 

「それじゃあ次は俺に選択権が移るから俺が洗い物で」

 

「私が掃除ってちがああああう!」

 

「何が、違うんだ?」

 

「普通ならそこで次の選択権を賭けて勝負しないと」

 

「なら叩いて被ってジャンケンポンでいいな?」

 

「いいですよ!」

 

「丁度昨日ハンマーとヘルメットを買ってきた訳だし」

 

「いざ尋常に!」

 

「「デュエル!」」

 

 

――回想終了

 

それで今に至っている。

 

「んじゃあ、俺が洗い物でお前掃除な」

 

「く、仕方ないです」

 

そんなこんなで役割分担を終えたのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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