IS~codename blade nine~   作:きりみや

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63:温もりに気づいて

「ったく、おっかないったらありゃしないっすね……」

 

 暗い地下道をB5は静司を背負って歩いていた。その手には端末を握り、時節そこに映し出される地図を確認しながら慎重にかつ素早く移動していく。何せつい先程まで世界最強と謳われる女から逃げていたのだ。撒きはしたものも油断は出来ない。

 千冬からの追撃を逃げ延びた方法はいたって単純だ。地下鉄の分岐路を越えた辺りでISを解除し、近くの点検用通路への扉を使って逃げ延びたのだ。詳しく調べればこちらの逃走ルートは知られるだろうが時間稼ぎには十分だ。今は一刻も早く逃げ延び、静司の治療をしなければなら無い。

 更に足を速める。静司の治療を急ぎたいのは本当だがもう一つ、恐れている事がある。それは篠ノ之束の存在だ。

 これまでは密かに静司をサポートしてきたB5やB2だが先日の学園祭。そして今回の事件では大っぴらにISの姿を現してしまっている。そしてその行動から黒翼と関係がある事は誰が見ても明らかであろう。そう、篠ノ之束にも。

 ならば何故今もこうして無事でいられるか? それは対策を施したからだ。その方法は単純かつ雑でもあり、『コア・ネットワークを切断する事』。

 ISのコアは通常は常時ネットワークに接続されており、それを介して様々な情報のやり取りを行っている。例外は黒翼位な物だ。そしてその黒翼に篠ノ之束が干渉できない事から、篠ノ之束の介入もネットワークを用いで行われる事が分かった。ならば他の機体もネットワークから切断してやればいい。

 だがこの方法には問題がある。ネットワークから切断されたISのコアは途端に脆弱になるのだ。まるで水を失った魚の様に。仲間を見つけられず戸惑う迷い子の様に。そしてコアは勝手に仲間を探しだし、やがてはネットワークを繋いでしまう。そこで苦肉の策として考えたのが、ネットワークをEXISTの保有するコアと黒翼にのみ限定的に接続するという方法だ。幸い、黒翼には限定的な対象にならネットワークを繋げれるという特徴があった。その応用だ。この方法の立案と実施は最新の注意を払いつつ進められ、そしてつい最近ようやく成功した。それによって、コアの弱体化はある程度は防ぐ事に成功したのだ。そして理論上はこれで篠ノ之束の干渉を受けないとされているが、いざ試すとなるとあの稀代の天災がどんな予想外の手を使ってくるか分から無かった為、安心しきる事は出来なかった。

 

「前回と今回。一応大丈夫っぽいですし成功って事でいいっすよね……? けどあの馬鹿達の発明も役に立つすっす」

 

 千冬から逃げ出す際に使用したあのブースターは超高速機動パッケージ《メテオ・ライン》の簡易版だ。パッケージとしてでなく、使い捨ての装備として作られたそれは、本来ならシャルロットに送った《メテオ・ラインⅡ~シャルロットちゃんVer》を作った連中がオマケとばかりに作成した物だった。おまけと言う割には馬鹿みたいな加速度で千冬から逃げる事には役だったが、使うのは二度とごめんだった。何せ使用している最中から、背後から何がか砕ける音やら、バチバチと回線的に問題がありそうな音が聞こえてくるのだから。

 

「しっかし、B9は大丈夫なんすかね?」

 

 静司の様子は把握している。B9と黒翼の状態はモニタリングされており、その異常は直ぐに知れた。だが今のB5には何もできない。合流地点に医療チームが待機している筈なのでそれに任せるしかない。

 やがて暗い地下道を越えていくと前方に人の気配がした。向こうもこちらに気づくと駆け寄ってくる。

 

「無事の様だなB5」

「私はまあ何とか。それよりもB9っすよ」

 

 駆け寄ってきたのはC1だ。その周囲にはC5の他にもCoverチームの何人かが周囲を警戒している。

 C1は静司の様子を見ると眼を細め頷いた。

 

「そうだな。治療が先か……黒翼は?」

「途中で解除されたっすよ。けど左腕は何故かこのままっす」

 

 本来、完全なエネルギー切れで黒翼が解除されたのなら左腕も消える筈だ。しかしそれがまだ展開しているといことは、まだ微量ながらエネルギーがあると言う事だろう。

 

「とにかく運ぶぞ、B9にも黒翼にも治療が必要だ」

「そりゃわかるっすけど、黒翼の治療ってどうするっすか?」

「……確証はないが、助っ人を呼んで居る」

「助っ人?」

 

 疑問に感じつつも静司を連れて地下から脱出する。そこは鉄道会社の小さな資材倉庫のようだった。今はC1達EXISTの姿しか見えない事からも、普段から職員が駐在している訳では無いのだろう。だがそれなりの広さはある。C1は即座に医療チームに指示を飛ばすと、様々な医療道具を持った者達が静司の様子を見るために集まってくる。だが不意に静司の左腕が動きだした。

 

「ぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛!?」

 

 びくん、と悶え打ちながら静司が悲鳴とも叫びとも言えない声を漏らし暴れる。その左腕はISの一部でありそれだけで凶器と成り得る。拳を叩き付けられた床がみしり、と陥没した。

 

「くそ、取り押さえろ! 左腕に注意しろよ!」

 

 全員が慌てて静司を抑え込み、B5はISを展開して左腕を抑え込む。だがこのままでは治療もままなら無い。今も静司は出血しており、このままでは命にも関わるのにだ。

 

「しゃ……ろと……斬り……お……しの……ばね……ころ……ああああああ!?」

 

 静司の眼は焦点があっておらず、別の物を見ている。そしてそれが静司の錯乱状態の原因に見えた。

 

「くそっ、鎮静剤は!?」

「い、今すぐ! ああくそ、大人しくしろ静司!」

「くそ、どうなってんだよこれは!」

「機能停止寸前まで追い込まれてシステムの浸食は弱まっている筈だ! とにかく今の内に何とかするぞ!」

 

 何とかしようするC1達だが遂には静司はその拘束を振り解き、頭を押さえながら床をのた打ち回る。

 

「麻酔でも鎮静剤でも何でもいい! とにかく静司を止めろ!」

 

 コードネームで呼ぶことも忘れてC1が叫ぶ中、その横を小柄な少女が駆け抜けた。

 

「せーじ!?」

 

 それは布仏本音。彼女がここに居るのは黒翼の状態を知ったC1が『助っ人』として呼んだからである。会場から避難していた本音だがC1からの願いに彼女が首を縦に振らない訳が無い。

 だが静司の状態はC1達が考えていた以上に深刻だった。今のまま本音を近づけては怪我をさせかねない。だから慌てて呼び止めようとしたが、彼女は臆することなく近づいていく。だが静司はそんな本音を視界に収めた途端、更に暴れ出しそしてまるで逃げ出す様に後ずさっていく。

 

「ぃ、ん……とーる……!? ぅぁ、たぃ……しょ……まっ……さっ……ちが……あぁっ!?」

「せーじ?」

 

 どん、と静司の背中が小さなコンテナにぶつかりそれ以上後ろに下がれなくなる。それでも静司は何かに怯える様に焦点の合わない眼で本音と、そして何か別の物を見て混乱している様に見えた。

 

「嬢ちゃん今はまずい! 下がれ!」

 

 ここで本音にまで何かがあればいよいよ静司の精神が危ない。連れて来たのは失敗だったかと後悔しつつC1は本音を止めようとするが、本音は小さく首を振るとゆっくりと、逃げ場の無くした静司へと近づいていく。

 一歩、二歩と近づくにつれ静司の反応が変わっていく。それはもがき苦しむ様な様子から、何かに怯える様に頭を押さえる様にだ。そして遂に本音は静司の目前まで来ると自らも腰を落しそっと口を開いた。

 

「迎えに来たよ、せーじ」

 

 

 

 

 それはまさに悪夢だった。瓦礫と炎の中、目の前で何度も死んでいく姉の姿。その背後に見える仇の姿。そして迫る敵。蹂躙される自分。ああ、死んだ。

 再び映る姉の姿。そして死んでいく姉の姿。その背後に見える敵。迫る死神。そしてまた死ぬ。死んだ途端に巻き戻すかのように生き返る姉の姿。そしてそれに襲い掛かる敵。倒すべく敵。手段はある。力は得た。知識は刻まれた。耳元で誰かが囁く。敵を殺せと。

 だから斬る。だから倒す。だから―――す。1機目。無防備な背中を斬る。その瞬間、視界にノイズが走り、瓦礫と炎の地獄が一瞬だけ文化的な街中に変わる。だがそれは直ぐに消え再び地獄へ戻る。

 2機目もそれほど時間をおかず斬り伏せる。再び走るノイズ。一瞬映る薄緑の機体。誰かの叫び声。しかしそれもまた直ぐに消えていく。そして次々と新たに現れる敵。それをひたすらに斬る。だがその度に視界にノイズが走り頭痛が増していく。嘔吐感がこみ上げ、心の奥底で何かが必死に止めようとしている。しかし体は動き続ける。全ての敵を倒す為。全ての脅威から―――を守る為。

 ふと誰かの声が聞こえた。しかし誰なのかはまったく分からない。酷くなっていく頭痛の中、目の前に現れる新たな敵、……敵?

 再びノイズ。一瞬映る金髪の少女。誰だ? いや知っている。いや知らない。知る必要は無い。全て敵。違う。敵。やめろ。敵。止まれ……っ!

 ノイズは激しくなりぶれる視界の中、金髪の少女の姿に何かを感じる。そうだ、彼女は敵では無い。彼女は……彼女は……

 

「……ッ……ト」

 

 そうだ何時も一緒に居る二人の少女。大切な仲間。大切な二人。その存在が頭に浮かんだ途端、頭痛は酷くなったが代わりに意識が少しずつ戻ってくる。そうだ、飲まれるな。システムに侵されるな。理性と浸食しようとするシステムがせめぎ合う中で必死に口を開く。

 

「シャ……ル……ロ……ト……」

 

 そうだ、彼女の名は――

 理性が浸食を押しとどめていく。彼女へとゆっくりと手を伸ばそうとした時、それは突然聞こえてきた。

 

「デュノア、無事か!?」

 

 一気にノイズが激しくなった。頭痛が限界を超え理性と意識は一斉に黒く塗りつぶされていく。この声は違う。姉じゃない。姉の様で姉で無い。オリジナル。システムの原典。そして己の敵の――――仲間?

 

「ァァァァァァァァァァァァァァッ!?」

 

 一気に世界は先程の地獄へと変わった。そうだ、ここに居るのは全て敵では無いか。ならば躊躇うな。全てを、全てを!

 ギリギリまで残っていた理性が完全に消えかけていく。それでも無意識に金髪の少女を視線が探す。だが体は意思とは関係なしに動き出す。近づくモノは全て敵だと。そして左腕がその刃を眼前の少女へと向け、振り抜いた。

 

「…………あ?」

 

 その瞬間、侵食していく悪夢も、頭痛も何もかも忘れてその光景が目に焼き付けれた。自分が彼女を切り裂く光景を。それを理解した途端、全ての感情が黒く染まった。

 

 

 

 

 それから暫くして、再び意識が浮かび上がった時は何処とも知れない空間に居た。近くで誰かが何かを叫んでいる。こちらを覗き込む人の姿。それを見た瞬間あらゆる光景がフラッシュバックし、再び頭痛とノイズが走り始めた。世界は再び地獄となり、周りのものすべてが敵に見え、暴れ狂う。だが肉体は既に限界が近く思う通りに動かない。それでももがき続ける中、目の前に現れたのは小柄な少女。その姿を見た途端、金髪の少女に牙を剥けた光景が浮かび上がり、そして心は恐怖に飲まれた。

 

「せーじ」

 

 少女が名を呼ぶ。駄目だ。やめてくれ。近づくな……!

 

 近づいてくる少女の姿が金髪の少女とだぶる。更にはそのだぶった二人の影を黒い靄が覆い隠そうとする。それは敵だと。倒すべきものだと言わんばかりに。それが恐ろしく、頭痛と吐き気、そしてノイズに襲われながらも必死に逃げる。だが直ぐに背中は何かにぶつかり逃げ道は無くなった。

 

「迎えに来たよ、せーじ」

 

 少女が再び名を呼び、そしてゆっくりと手を伸ばしてきた瞬間体が勝手に反応した。

 

「っ、……!!」

「嬢ちゃん!?」

 

 まるで怯えた獣が威嚇する様に。身を寄せてきた少女の肩口に歯を立てる。肉を切る感触と血の味が口に広がる。だが少女は少し身動ぎしたものも、大きな声を立てる事は無かった。それどころか、まるで子供をあやす様に、噛みついてきた頭を抱きしめるかのように抱え、ゆっくりと後頭部を撫でる。

 

「大丈夫だよ、せーじ」

 

 優しく、これ以上怯えさせない様に。語りかける様にゆっくりと頭を撫でる。

 

「敵はもう居ないよ。だから大丈夫~」

 

 ガクガクと、小さく震えながら体を離していく。だがその瞳の焦点は未だあっていない。

 すると本音はこちらに手を伸ばし、両頬に手を添え顔を固定すると至近距離で見つめ合う形となった。

 

「だからこっちを見て欲しいな~?」

 

 本音の制服の肩口は噛みつかれた際に破れておりそこから血を流している。しかしそんな様子はおくびも出さずに微笑む彼女の視線に射抜かれ、静司は震えながら声を漏らした。

 

「……ほ……んね……」

「うん。本音さんだよ~」

「ほん……ぁぁぁぁっ!?」

 

 再び走るノイズ。酷くなっていく頭痛が理性の復活を拒む。目の前で微笑む少女の姿が敵と重なり、耳元で誰かが斬れと叫んでいる。必死に抗うがその度に金髪の少女を斬った光景がフラッシュバックし、『おまえのせいだ』と心を追いこんでいく。駄目だ、これ以上は駄目なのだ……っ! 斬れ。傷つけたくない。殺せ。できるわけがない。その為の力だ。違う、もうそれだけじゃない。それだけじゃない筈なのに!

 そんな様子を目の前で見ていた少女だったが、不意にその顔を近づけてきた。頬に手を当て固定されているのでこちらにはどうする事も出来ない。状況が読めず、しかしこれ以上彼女までも傷つけない為にも必死に振り解こうとするが、彼女は決して離そうとせず、目と鼻の先まで顔を寄せると、うんと頷いた。

 

「大丈夫だよ~」

 

 それが何の事を指したのかは分からない。

 だが次の瞬間唇に触れた柔らかな感触が、そんな疑問も、頭痛も、ノイズも全て奪い去っていった。

 

「!? !? !?」

「んっ……」

 

 意味が分からない。何故今ここで、こんな状況になっているのかが全く分からず、しかしその柔らかな心地よさ。触れ合う温もり。そして仄かに香る彼女の香りが全てを奪っていく。唇を寄せる彼女はこちらの顔を包み込むように押さえ、目を閉じてその行為を続けた。

 時間にしては数秒で、しかし体感的には一瞬とも永遠とも思えたそれが終わり、やがて彼女が唇を離す。ぴちゃり、二人の間で小さく鳴った音と頬を染めて微笑む少女の顔に普段とは違う艶めかしさを感じてしまう。

 

「大丈夫だよ、せーじ。しゃるるんも無事だし、私もここに居る。おりむー達だって皆無事。まだ誰も失っていないから、だから大丈夫」

 

 だから、と言葉を続ける。

 

「せーじも落ち着いて、ね? 簡単にしか状況は知らないけど負けちゃ駄目。まだ何も失ってないんだから、ここで負けちゃ駄目だよ?」

 

 再び体を引き寄せられ、優しく抱きすくめられる。体温を感じさせるように。今すぐそばにいることを体に直接伝えるように。

 

「せーじが何を見せられていたのかは何となくわかるよ。だけど負けちゃ駄目。理由はなんだっていいんだよ。お姉さん達に対する想いでも、篠ノ之博士に対する感情でも。どんなものでも良いから抗う理由として、それで頑張ろう?」

 

 その理由が私達の事だったら嬉しいけどね~、と少し恥ずかしそうに呟きながら抱きしめられ、静司は自分自身も弱く抱きしめ返し、そしてそっと涙を流した。

 頭痛とノイズは、もう走らない。

 

 

 

 

「……カメラ持ってきたか?」

「無いっす」

「そうか……課長が聞いたらどう思うかね、この状況」

「きっと悔しがるっすね……ってんな事言ってる場合っすか! 治療! 治療っすよ!」

「けっ、舐めときゃ直るぜ」

「私達医療班の存在意義は……?」

「いいから早く動くっすよ!」

 

 

 

 

 暗い研究室。そこに浮かび上がった投影スクリーンには黒いISが上下逆さに映し出されていた。

 

「…………」

 

 トン、とコンソールのキーを一つ叩くとその黒いISの頭部部分がズームされていく。その頭部は装甲に覆われているが一部が破壊されそこから片目だけが露出している。その部分を更に拡大すると再びコンソールを叩きはじめる。

 ズームされた片目にスキャンをかけていく。スキャン内容は瞳の色。色素。網膜パターン等々。画像は荒いがこれは仕方がない。何せ戦闘中のISの視界を一時的にハッキングして得た情報だからだ。直視映像と呼ばれるそのシステムも、彼女の手にかかれば強制的に行うことなど容易い。

 やがて表示されたスキャンの結果。それを今度は別の画像データと照合させていく。その画像データとはここ数年でIS学園に関わった人物の画像データであり、こちらもハッキングで得たものだ。その数は膨大であるが照合作業は数十秒で終わった。該当件数は17件。やはり元のデータが荒い為にデータの精度が少々荒い。それでもただの映像からここまで調べられる事自体脅威なのだが彼女はそれを当然の様に行う。

 そして映し出された17件の該当結果。それを眺めていた彼女だが、ある人物のデータを見た途端その顔が変わった。

 

「へえ……これは確認が必要だね」

 

 少し考え、そして思いつく。携帯を取り出しコール。数秒待つと音声が繋がり、相手の不機嫌な声が耳に入る。

 

『何の様だ、束』

「ありゃー? ちーちゃんご機嫌ナナメ?」

『当然だ。状況は知っているんだろう』

 

 まあねーと明るく返すと相手は声のトーンを落とした。

 

『一応聞いておく。今回の件は――』

「私は何も関係ないよ! いやーけどど派手にやってたねえ」

『……そうか、ならいい。それで要件は何だ?』

「そうだったね! 実はそんな不機嫌なちーちゃんのお仕事を助けるお得な情報があるんだよ!」

『何……?』

 

 回線の向こうで訝しむ千冬の声。それに頷きながら束は目の前のスクリーンに浮かぶ情報を眺めながら口元を吊り上げる。

 

『ねえちーちゃん。あの黒いISが出現した時……もう一人の奇妙な男は何処に居たのかな?』

 




Q. キスして復活ってどういうことだよ! ありきたりすぎだろ!

A. 思春期の『ぴゅあ』なハートには衝撃的だったんです。(棒)


本当に迎えに来た本音さん
因みに今後シャルロットのターンもあります。

しかし立場的に主人公がヒロイン化してる様な気がしないでも無い

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