錬金術の力を手に入れた少年が行く異世界物語~ハイスクールD×D~ 作:AKATUKI,N
僕は無事にハイスクールD×Dの世界に来ることができたらしい。そして一週間後するべきことだけが頭の中に入っている。
その一週間後に駒王学園というところに転校生としていくことになっているらしい。その間の一週間は何をするかと言うと自由らしい。世界を救う手伝いをしろと言うことはやはり鍛錬か?だが鍛錬をするにしてもどうすればいいんだろうか?
しばらく悩んだ結果、とりあえずザハルとクロエを呼び出す事にした。
呼ぶだけでいいと言うことは頭の中でも大丈夫なのだろうか?とりあえずやってみよう!
『来てくれ、クロエ、ザハル』
すると二つの青い光が目の前に現れて白髪の髪に漆黒の剣を持った一人の青年とブロンドの髪に白銀の剣を持った一人の少女がいた。
「あなたですか/お前か?私/俺のことを呼んだのは」
「う、うん、そうだよ」
「そうか、なんとも弱そうな感じだな」
弱そうな感じと言われても実際剣なんて一回も持ったことはないし、それは仕方がないと思う。
「それは一回も剣を持ったこともないですし・・・」
「はあ・・・そこまで平和な世界なのか?この世界は・・・」
「それで私たちのことを呼んだ理由は何でしょうか?」
「ちょっと相談したいことがあってさ・・・」
「話だけは聞いてやる」
一番怖い人から了承を取れたことにより話をすることに、まず世界を救う手助けをすること。そのほかにいろいろと話し最後に鍛錬をしたいがどうすればいいのかと聞くと・・・
「それでしたら私と一緒にしましょう!私は鍛えるのとかは好きなので、はい、どうぞ刃をつぶしてある剣です。窓から見えた光景を見るとあなたの家の敷地はかなり広いようですので、庭でしましょう!」
言われるがままに剣を持つとかなり重いまだこの剣を持つには力が足りないようだ。だったらまずは素振りからかな?
庭に移動する途中に軽い自己紹介をしておいた。そして庭についた。
「まずは素振り千本からです!」
「ちょっと待てクロエ。剣をろくに持ったことがない人間にそれをやらせるのはどうかと思うぞ」
「すっかり忘れていました。それでは駿はまずは素振り百本からですね。その次は筋肉トレーニングです!私たちの体力が完全に尽きるまで終わりませんよ。妥協は許しません!」
とのことだ。頑張るしかないか・・・
素振り中・・・・
素振り百本が終わると僕は二話に仰向けになって倒れた。
「ぜー、ぜー・・・」
「駿!だらしがないです!屋敷の周りを一周してきてください!」
「は、はい・・・」
鍛錬になるととても容赦がないクロエであった。これから僕は大丈夫なのだろうか?なんか鍛錬だけで死ねる気がしてきたぞ・・・
屋敷はかなり大きいので一周するのに十分もかかってしまった。そして戻ってくると二人は模擬戦をしていた。
しばらく休憩をしていると、突然二人とも剣を鞘に入れるとこちらに向かって歩いてきた。しかも息を切らさずに・・・あんなに激しく動いていたのにすごいな。
「それでは予定通り筋トレをしましょう!」
どうやら、まだ地獄は始まったばかりだったらしい。
それから一週間後、駒王学園に転校する日となった。その間の一週間はどうなったって?聞くな。体力が切れても何度も走らされ、何度も腕立て腹筋をやらされ・・・最終日には何度も模擬戦をやらされた。クロエが言うには、
「駿は鍛えがいがあります」
とのことだ。ああ、学校にいる時だけが天国だな・・・
「席に座れー。ホームルームを始めるぞ」
「先生!転校生が来るって本当ですか!?」
「ああ、本当だぞ」
「美少女ですよね!美少女ですよね!?」
「いや残念ながら男子?かな」
「先生!イケメンですか?」
「見てから決めてくれ。俺には判断できん」
なんとも不思議な回答だ。しかも男子?じゃないよ!僕はれっきとした男子だ!確かに小さいころは女子と間違えられていたが・・・
「入ってきてくれ、柊」
「はい」
すると今までがやがやとした雰囲気から一転、一瞬にして静かになった。
「それじゃ自己紹介をしてくれ」
「皆さん初めまして柊駿と言います。趣味は特にないです。これからよろしくお願いします」
礼をするとしばらくしてから拍手が起きる。そしてひそひそとした声も・・・
「それじゃ柊の席は一番後ろの空いている席だな」
「わかりました」
ホームルームが終わると僕は質問攻めにされていた。主に失礼な質問だったが・・・
そして家に帰るときにちょっと近道をしようと言うことで路地裏を歩いていると突然声をかけられた。
「ねえねえ、そこの坊や~ちょっと一緒についてきてくれないかしら」
そう声をかけられたので「急いでますので」といって逃げようとすると突然風景が変わった。どうやらどこかの古びた屋敷のようだ。もしかして転移したのか?
「不味そうな匂いもするしおいしそうな匂いもするわ~まずいのか甘いのか・・・あなたはどっちなんでしょうね~」
そういうと突然その女の体が変わり始めた。もはや魔物だな・・・
『ザハル、クロエこいつ倒せる?』
『問題ありません』
『こんな雑魚クロエだけで十分だろう』
『じゃあクロエ頼める?』
『お任せを』
「どうした~怖くて声も出ないのかな~」
そしてクロエを呼ぶことにした。
『来てくれ、クロエ』
いつも通り、一つの青い光が出現してクロエが現れた。
「まさか、神器持ちか!?」
「駿、もうこの変な人を殺してしまってもいいですか?」
「ああ、こっち(僕)がやられる前にやってくれ」
「そうですね・・・行きます!」
一瞬にして視界から消え去ると魔物?みたいなやつの目の前に移動していて首を落としていた。そいつが最後につぶやいた言葉は・・・
「化け物が・・・・」
だった。
「クロエ、ありがとう」
「いえ、この程度のことでお礼を言われるまでもありません」
「じゃあ、帰ろうか・・・・」
クロエには一回帰ってもらい、出口を探す事およそ十分。クロエにも一緒に探してもらえばよかった。
そしてようやく出口?を見つけるとその扉が開いたのだ。
「「え?」」
「あ、あなたどうしてこんなところにいるのかしら?」
「いえ、なんといっていいのやら・・・と言うかであなたはここに何をしに?」
「それは・・・」
むこうも何と言って説明しようかと迷っていると後ろからもぞろぞろと何名かやってきた。
「どうしたんですか、部長」
「あれ、兵藤?」
「ん?お前はたしか・・・転校生!?なんでこんな場所にいるんだ?」
「名前覚えていられてない・・・だけどなんといっていいのやら・・・」
と思わぬ会合を果たした僕は少し驚く。
「部長、彼から血の匂いがします」
と白い髪の少女が言う。猫みたいな子だなじゃなくって、血の匂い!?僕からそんな匂いするの?
「もしかしてあなたはぐれ悪魔払い!?」
すると全員が一瞬にして敵意をむき出しにして臨戦態勢を取るがいったい何が何だか・・・はぐれ悪魔払いってなんだ?
「あの、一つ聞いてもいいですか?」
「何?」
「はぐれ悪魔払いって何ですか?」
そういうと何故か驚いたような顔をする。なんか驚かれるようなことしたっけ?
「それはまた明日説明させてもらうわ。人にはこの時間帯はきついでしょうし」
「え、今何時ですか?」
「今は夜よ。時刻はだいたい12時くらいかしらね」
「そんな時間なんですか!?早く帰らなきゃ!」
僕からすればたた数分のことなのにどうしてそんな時間が立っているのだろうか?まあいいか!
「ちょっと待って頂戴。ここに変な生き物がいなかったかしら?」
「変な生き物って・・・人間っぽかったけど下半身は蜘蛛みたいな生物になっているやつのことですか?それなら僕のことを襲ってきたので僕の師匠が返り討ちにしてましたよ」
「そう・・・その師匠はとても強いのでしょうね。今度紹介してもらえるかしら」
「本人から許可をもらえれば。そういえばまだ先輩でしょうか?名前を聞いていなかったですよね?僕は柊駿と言います。そこにいる兵藤一誠のクラスメイトになった」
「私は、三年のリアス・グレモリーよ。明日遣いを出すからその人についてきて頂戴」
「わかりました。それでは」
とりあえずそんな時間だったらもう寝ないといけない時間なのでさっさと帰って行った。なんか明日は嫌な予感がするな~