思いつきで書き始めたので続くかすら未定です
最新話を期待してた人はスミマセン
続きは来週までにきっと……!
プロローグ
「暇だなぁ」
箒で神社の境内を掃除しながら天を見つめて溜息を零す少女がいる
神社には他に人影はなく、鳥の鳴く声や木のざわめきだけが響いていた
「……何処に行っちゃったんだろう」
彼女を除いて誰もいない光景、しかしこれはいつも通りの事だった
いくら過去に遡っても、彼女が誰かと神社にいたことは既に亡くなった祖母を抜けば片手で足りるほどしかない
その中の誰もが数回顔を見せれば来なくなるので基本彼女は神社の境内で一人だった
「もう半年もたつのに」
彼女は一人で境内にいた。それは間違いない
しかし、そこで彼女はずっと誰かと喋りながら過ごしていた
誰もいない空間に向かって、話しかけていた
「神奈子様…、諏訪子様…。何処に行っちゃったんだろう」
彼女の名前は東風谷早苗。何処にでもいる一般的な高校生……ではない
『東風谷早苗には幽霊が見える』
早苗の周りの人は彼女の事をそう認識している
絶対に彼女が知らないはずの情報を知っていた、一人で誰もいないところに向かって話しかけていた
だが、ある日を境に早苗の奇行はプッツリとなくなる
そしてそれと並行していくら蔭口を叩かれようとも暗い顔を見せなかった彼女の顔に影がさし始める
それは時間が経つごとに頻度を、暗さを増していき今では半年前と比べると別人の様になっている
「…掃除も終わったしご飯の支度しなきゃ」
テキパキと手だけはちゃんと動かしながら集めたゴミを捨て、箒を片し始める
だが、何処か動きは機械的でまるで必要な燃料が切れているかのように見える
それはトントントンと包丁で野菜を切って料理している間もそうだったし食事を食べている間も、食器をかたずける時も変わらなかった
だが、
「……て…がみ……?」
早苗の部屋の机の上、何もなかったはずのその場所に一通の封筒があった
「…まさか!!」
ガバッとそれまでの機械じみた動きが嘘のように早苗は封筒を確認する。
表面に書かれているのは『東風谷早苗殿へ』
その中には、一通の手紙
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
その才能を試すことを望むのならば、
己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、
我らの"箱庭"に来られたし』
そこまで読んだところで早苗の目の前は真っ白になった
「わっ!?」
「うえっ!?」
「嘘でしょう!?」
「ヤハハハハ!!」
気づいたときは遥か空の彼方
下を見ると巨大な天幕に覆われた謎の都市
地平の彼方には断崖絶壁がそびえ立つ
まさしく、異世界
そんな場所に早苗は跳ばされた。数人の男女とともに
そんな彼らを見つめる人影は、三体
「さて、一体どのような方が呼び出されたのでしょうか」
「呼び出されたのは人類最高クラスの
「それなら、一人は確定してるね!」
「……本当に、そこまで断言できる程のギフト保持者なのですか?」
「うん。だって、」
「そりゃあ、」
「「自力で神格を持つほどだよ?(だぞ?)」」
「……は、はああああぁぁぁぁぁ!!??」
空に悲鳴と疑問の声が響き渡る
唯一良かった点と言えば自分の叫びでどちらも相手の声が聞こえていなかったことだろうか
というわけで問題児に守谷一家をぶち込む話です。
……あれ?この終わり方って続き書く流れでね?
イヤイヤ、今日はエイプリルフール!この終わり方でも続き書かなくても許されるはず……!