かなり短いですが勘弁してください
「きゃあああぁぁぁぁぁ!!??」
上空4000mからの強制紐なしバンジージャンプ
手紙を開いて目の前が真っ白になった直後に起きたそれは一瞬でも死を感じさせるのには十分だった。空中にあった水の膜で落下の勢いが弱められて水場に着水したと言っても
「大丈夫?」「ニャー」
だが、
「し、信じられないわ!問答無用で引きずり込んで空に放り出すなんて!」
ここにいるのは
「右に同じだクソッタレ!これなら石の中に呼び出された方がまだ親切だ!」
その身に超常の力を宿した子供たち
「本当ですよ!いきなりだったからビックリしたじゃないですか!」
普通という言葉が裸足で逃げ出すような子供たち
「……………いえ、石の中に呼び出されては動けないでしょう?」
「俺は問題ない」
「右に同じです」
「そう。身勝手ね」
「一応確認しておくがお前らのところにも変な手紙が?」
水に濡れた服を絞りながら4人の中で唯一の少年が話しかける
「そうだけど、オマエっていう呼び方を訂正して。私は久遠 飛鳥よ。以後は気をつけて。それで、猫を抱えているあなたは?」
「………春日部 耀。以下同文」
「そう。よろしく春日部さん。それで、巫女服のあなたは?」
「私は東風谷 早苗です。それと、私は巫女ではなく風祝なので以後は気をつけてくださいね?」
「…そう。よろしく東風谷さん。それで、最後に残った見るからに野蛮で凶暴そうなあなたは?」
「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴そうな逆廻 十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子揃ったダメ人間なので用法を守って適切な態度で接してくれよお嬢様?」
「そう。取扱説明書を用意してくれたら考えてあげるわ。十六夜くん」
「ハハ、今度作っておくから覚悟しとけお嬢様?」
草陰からこの様子を眺めているウサギが1羽
(うわぁ、問題児ばっかりみたいですねぇ)
草陰から自己紹介をしている彼らを見つめながら黒ウサギは考える。自分たちが呼んだ彼らは本当に自分たちに協力してくれるのか、力になってくれるのか。一人で考えても埒があかないと結論を出した黒ウサギは残り二人の同行者に声をかけようと振り返る
「お二方はどう考え、………あれ?」
「ん?どうしたんだい黒ウサギ?」
「あの~神奈子様?諏訪子様はどちらに?」
黒ウサギの振り返った先には一緒に来たはずの三人のうち一人の姿がなかった
「ああ、諏訪子ならあっち」
「へ?」
神奈子の指が黒ウサギの背後を指す。それと同時に、
「会いたかったよ早苗~~~!!!」
腕を横に大きく広げながら突撃する
「な、何をなさっているんですかーー!!??」
「どれ、私も行くかね」
絶叫する黒ウサギには反応せずに久しぶりに会う自分の愛娘の元へと歩み始める神奈子様。その顔には嬉しさが溢れていた
黒ウサギは不憫な子だけど原作もそんなんだし問題ないよね!
5割ぐらい不憫な目にあってもどうせ、黒ウサギだし…