魔法少女リリカルなのはvivid~四人目の王~   作:ビスマルク

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三日連続投稿!

これで満足するしかないじゃないか!!


第十五話

「は?合宿?」

 

「はい、ノーヴェさんから誘われまして。一緒にレオンさん達も誘ったらどうだと言われたものですから」

 

クソゲーをぶちのめして実技試験満点をもらった俺はいつも通りアインハルトたちと一緒に下校していた。

するとアインハルトが昨日ノーヴェさんから合宿に一緒に行かないかと誘われたと言い、俺達も一緒に誘えということらしかった。

あの人らしくかなり強引だったが、まぁたまに息抜きをしないとアインハルトの場合いつまでも鍛錬し続けるだろうし、正しい手段だろう。

 

「ボクは構わないよ。ボクの家は放任主義でね、休みは大体暇なんだ」

 

「俺の方はちょっと無理だな。兄貴が恋人とその家族と一緒に旅行に行くらしい。そしてなぜか知らんが俺まで連れて行かれることになってる」

 

「そうですか、残念です……」

 

そう言って俯くアインハルト。

きっといつもの三人で行けると思っていただけに落ち込んでいるのだろう。

そんなアインハルトの頭にポンッと手を乗せる。

 

「大丈夫だ。またちゃんと(みんなで)旅行に行けばいいだろ」

 

「……はい、そうですね」

 

「(またレオンがいらないフラグを立ててる気がする。強敵フラグから恋愛フラグまでホントばっちこいだなぁ)とりあえず後でヴィヴィオさんの家に行けばいいんだね?」

 

「あ、はい。えっと家の場所は……」

 

「いいよ。これからヴィヴィオさんと会う予定があるからね。一緒に向かうさ」

 

そう言ってクインは走って行ってしまった。

時間に厳しいあいつだ、きっと相手を待たせるのが嫌なんだろう。

それにしても訓練合宿、しかもクラウスの資料もあるとか。俺も出来ればそっちに行きたかった。

 

「まぁ人間諦めが肝心だからな。次の機会にでも行くか」

 

「分かりました。それではレオンさん」

 

「おう、また連休明けな」

 

そう言ってアインハルトと別れた俺。

もうすぐ来る兄貴の恋人、つまりはアリシアと会うため色々と準備しておいた方がいいだろう。

その家族ってことはフェイトやプレシア、リニスとアルフにも会うかもしれないな。

まぁ合宿に行けないのは残念だがこう言うのも悪くはないだろう。

 

 

1時間後

 

 

「よう……」

 

「なんで君がこっちに来てるんだ……?」

 

「あはははははは!レオンちゃんってば勘違いしっちゃってかっわいー!」

 

「レオンの野郎……、アリシアに抱き着かれてるとか羨ましい妬ましい……!!」

 

「あんたたちもいつもは傍から見てて同じ様なもんだけどねぇ」

 

(レオンさんがあの女の人に抱き着かれてるのを見てると……なぜか悔しいという思いが)

 

どうやらヴィヴィオが行くという訓練合宿というのは俺が行くテスタロッサ一家総出の旅行と一緒だったらしい。

アリシアに後ろから抱きしめられてる俺は先ほど起きた出来事を思い出して静かにため息をついた。

 

 

***

 

 

「さっさと準備しろよ」

 

「待てって……、よし準備オーケーだ!」

 

「……たった四日間なのにアンタはどんだけ荷物を持っていくんだ」

 

「どれだけ持ってても不安なものは不安なんだから仕方ないだろ」

 

山の前に山のような荷物を創り出した実の我が兄トオル・G・トエーラは笑って答えた。

実の兄の恋人に対して思うのは失礼かもしれんが言わせてもらいたい。

アリシア、お前はこの男のどこに惚れたんだ、と。

俺は自分が戦闘が大好きな男だと自覚している。

それは兄貴だって同じだ。

兄貴は自分が機械いじりが大好きな男だということを知っている。そして余り女に興味が無いのも。

そんな男とどうしてそういった関係に慣れたのか一から教えてもらいたいと考えていたら家のチャイムが鳴った。

 

「お、どうやらアリシア達が来たみたいだ。レオン、しっかり挨拶するんだぞ。何せ俺の未来の義母は母さんとは違うベクトルで恐ろしいからな」

 

知ってるよ。

おそらくあんたより知ってるよ、仮にも殺し合った仲だぞ?

そんな心の声に反応することもなく兄貴は家のドアを開けた。

と同時に何かがこちらに飛び込んできた。

 

「キャーーーー!可っ愛いー!昔のトオルみたい!」

 

「ギャーーーー!いってぇ!昔のプレシアみたい!」

 

互いに叫ぶアリシアと俺。

どうやら現在俺を拘束してるアリシアは俺に全く気付いていないようだ。

しかし念話で話そうにも拘束がきつくてそんな余裕もない。どうすればいいか悩んでいた時に頭に声が響いた。

 

《やめなさいアリシア。レオンが痛がってるわよ》

 

《へ?レオンちゃん?ってホントだ!レオンちゃんだ!》

 

《本当にのんびりしてますね、亡くなった父親にでも似たんでしょうか……》

 

《気づいていたなら止めて欲しいんだけど!腰がミシミシいってんだけど!リニスも冷静に感想述べてないで止めて!》

 

プレシアがしてくれたフォローによってようやく俺は肋骨を守ることが出来た。

兄貴の方はいつもの事なのかニコニコしているが今すぐその顔をへこませてやりたいと思った。

暇があったら今度やってみるか。

 

「《さて、こんな形だけどまた会ったわね》初めまして、プレシア・テスタロッサよ」

 

「《おう、やっぱ別れる前にこちらの事情を話しておいてよかったぜ》初めまして、レオン・G・トエーラです。兄がお世話になってます」

 

「《相変わらず元気そうで安心しました》プレシアの使い魔であるリニスです。先程はうちのアリシアがすみませんでした」

 

「《あはははは、ごめんごめん》アリシアだよ。お兄さんにはいつも世話になってるんだ」

 

前半は念話で、後半は対面上は初めてということで自己紹介をした。

ちなみプレシアとリニスには俺が『夜王』であることは話してる。

色々と聞かれたがあの顔に対抗できる人がいたら見てみたい。

 

「今日は家族旅行に連れて行ってもらえると聞いていますけど、俺みたいな部外者も一緒でいいんですか?」

 

「いいわよ。どうせひとり部外者が一人紛れ込んでるんだし。それと敬語もやめていいわ」

 

「じゃあそうする」

 

「部外者って俺の事ですか」

 

「あなた以外に居ないでしょ。言っとくけど私はまだあなたとアリシアの事認めた覚えはないから」

 

おいおい、兄貴がアリシアと付き合いだしてもう軽く三年は経ってるはずだろうが。いい加減認めてやれよ。どんな馬鹿親だよ。

俺の呆れた顔に気付いたリニスがフォローの念話を送ってくる。

 

《プレシアの事で呆れているなら放っておいてあげてください。あれはもう末期です。治る見込みはありません》

 

《しっかり者であるお前が諦めるってどんだけだよ……》

 

《仕方ないじゃない。貴女との話であのゴミ虫がアリシアと付き合うって情報は得てたけど、それを考慮したうえでの妨害をことごとく潰していくんですもの》

 

人の兄をゴミ虫扱いすんなよとか妨害って何したんだよという突込みは我慢する。

どうせ行ったところでロクな答えは返ってこないのだから。

娘の為に狂った女、プレシア・テスタロッサはいまだ健在だった。

出来ることならばそう言う部分は消えたままでいてほしかったが無理だった。

 

「そういえばアリシアの妹さん、フェイトはどこに居るんだ?」

 

「あれ?俺その名前言ったっけ?」

 

「言ってた言ってた。自分の恋人によく似た双子の妹がいるって言ってた。聞き飽きるくらいに言ってた」

 

実際言ってたものは仕方ない。

ぶっちゃけその話題を食卓には出さないでほしいと思う位には言っていた。

 

「フェイトは自分の家で支度をしてるわ。さ、早く行きましょ」

 

あいつ確かまだ23歳だよな。もう一人暮らしなんてしてるのか?

そんな疑問を持っていた俺だが同時にあいつの優秀さを知っていたためそうであったとしても驚きはしないと思っていた。

しかしこの展開は予想していなかった。

 

「どうしたのフェイトママ!?ってあれ!?なんでレオンさんがここに!?」

 

「どうしたんだいヴィヴィオさん…、ってなんでここにレオンが?」

 

「ヴィヴィオさん?クインさん?どうしたんです……レオンさん?」

 

彼等のセリフでどんな状況だったのかは想像してください。

 

 

閑話休題

 

 

「お前がヴィヴィオの親だなんて聞いてねぇぞ」

 

「私だってレオンが無限書庫の司書先輩だって聞いてなかったよ」

 

とりあえず現在の状況を確認するために二人で話してる。

どうやらフェイトは俺の事をヴィヴィオの話で知ってはいたが名前や容姿は知らなかったらしい。

アインハルトやクインの事は紹介しておいて俺についてこの扱いとか、覚えとけよヴィヴィオォ……。

 

「つーか今思い出したけどお前とアリシアってこの前ユーノさんのデート邪魔してただろ」

 

「だ、だってなのはが一人で独身生活に終止符討とうとしてたんだもん!私だって恋人欲しいのに……」

 

「お前未だに恋人いないとか……。そういうことに疎そうだもんな、どうせ仕事が恋人状態にでもなってたんだろ。そんなに独身が嫌なら合コンにでも参加してこ……い……」

 

「どうしたの?」

 

目の前で首をかしげるフェイト。

しかしそれを意識するのが無理なくらい俺の内心は動揺に満ちていた。

しかし、ヴィヴィオがオリヴィエのクローンだというよりはこっちの方が信憑性がありそうだ……。

 

「お前、もしかして……」

 

「?」

 

「ヴィヴィオがお前とユーノさんの子供だとかいうオチじゃないよな……?」

 

「ブッ!!」

 

なんだこの反応は違いそうだ。

真っ赤になって挙動不審なこいつを見ていれば男性経験がない事くらいは分かる。

それ以前に男と恋愛関係になったこともなさそうだが。

 

「なっ、なんでそんなことを!?」

 

「いや、ヴィヴィオがオリヴィエのクローンというよりはお前とユーノさんの子供だって方が納得できそうだったからな。しかしその様子じゃお前未だに処女だろ」

 

「なぁ!れ、レオンに言われたくないよ!レオンだってそんな経験ないくせに!」

 

「残念でした。俺はそういうことを知識だけじゃなくて実践でも使ったことがあるから。喪女候補であるお前とは違うんだよ!」

 

この時俺とフェイトは気付くべきだった。

俺達がここで話し始めてもうすでに十分以上たっているという事実に。

俺達が会話している後ろでものすごい殺気が上がってることに。

 

「フェイトちゃん……?」

 

「レオンさん……?」

 

「「はっ!?」」

 

そこに居たのは魔王と覇王。

古代ベルカ時代には決して成立しなかったであろう最凶タッグがそこにはあった。

ヴィヴィオのもう一人の母親でユーノさんの恋人候補、高町なのはさんはフェイトに。

俺の親友であり、クラウスの記憶を持っている格闘家美少女、アインハルトはこっちに。

それぞれの相手の目の前に立った。

 

「フェイトちゃん、さっきのユーノ君との関係の話、本当?」

 

「ち、違うよ!レオンが勝手に言ったんだ!私は無実だよ!」

 

静かにこちらを向く高町さん。

その顔にあるのは慈悲深い笑顔、しかしその裏は燃えたぎってるマグマ。

冗談じゃねぇ!なにが悲しくってそんなものに自ら飛び込まなきゃいけねぇンだ!!

 

「騙されちゃいけない!フェイトはきっとあなたからユーノさんを奪う気だ!あんないい男をそいつみたいな男に飢えた奴が狙わないわけがないだろ!!」

 

「ふぅん、やっぱりそうなんだぁ……」

 

「なのは!?信じちゃだめだよ!!」

 

「少し、O・HA・NA・SHIしようか」

 

「い、いやああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

すさまじい悲鳴をあげて連れて行かれたフェイト。

必死に逃げようとしているがそのバインドを破壊できる気配はない。

とりあえずの危機は脱した

 

「レオンさん」

 

気になっていた。

馬鹿か俺は!

高町さんが去ったとしても俺の近くにいるアインハルトが居なくなるわけじゃねぇだろうが!

やばい!どうにかしなきゃ!

しかしどうしてこいつが怒っているのか分からなきゃ対処法が無いぞ。

どうする、どうする……!

 

「レオンさんはさっき言いましたよね。そういうのを経験で知っていると。しかしレオンさんの年齢でそれは色々と不味いような気がします。だから」

 

「だ、だから……?」

 

恐る恐る聞く。

そうしたらアインハルトはとても困ったように顔を赤らめながら言った。

 

「その、そういうことは余り言わない方がいいと思って……」

 

何だ。こいつ俺に注意しに来ただけか。

あの怒りはきっと俺があまりにデリカシーのない事を言ってたから怒ったんだろう。

律儀な奴だ。

俺はほっと溜息をついて肩を下すと同時に――――横から飛んできたピンク色の砲撃で吹っ飛んだ。

 

「ぐはぁ!」

 

「レオンさん!?」

 

こ、この痛みはあの時の、あの地獄の無限書庫勉強合宿の時の砲撃だと!?

あれを撃っていた奴は知らないがこんなところにいるわけが……!

俺が必死に意識を繋げながら見た先には、庭でボロ雑巾のように転がるフェイトとどこからどう見ても凶悪そうなデバイスを構えた高町さんが居た。

ここから分かることは―――フェイトが無事処刑されたことと俺が以前喰らっていたものは高町さんのもだということだった。

それを確認すると同時に俺の意識はシャットダウンした。

 

 

30分後

 

 

「なんで俺は気絶してたんだ?」

 

空港に向かう車の中で俺は意識を取り戻した。

気絶していたらしいが前後の記憶がないため何故気絶していたのかが分からない。

クインやアインハルトに聞いてみても教えてくれない。

ただ、とても恐ろしい物を見たような気がする。

そう、俺ですらトラウマになりそうなことが……。

 

「レオンちゃん、世の中はね、気にしちゃいけないこともあるんだよ?」

 

「そ、そうだな」

 

アリシアが言うことがとてつもなく正しい気がした俺はもう気にしないことにする。

 

「ところでこの小さいバスはだれが運転してるんだ?」

 

「ああ、起きましたか」

 

「なんだリニスか」

 

さすが万能使い魔リニス。

前からそうだったが、今では無駄に高性能なシルフィと比べてもそん色ないくらいの機能を持っていそうだ。

因みにそのシルフィだが現在魔力をためているためそれ以外の行為が出来ない。

『風力変化機能』と『魔力貯蔵機能』はかなり便利なんだが時々こういった休養期間を置かなければいけないところが欠点だ。

いずれはそれすらもどうにかして見せるがな。

 

「ところでさっきからずっと気になっていたんだが……」

 

「なんだい?」

 

「クインの横がヴィヴィオなのは良い。俺の横がアインハルトだということも認めよう。しかしなぜ俺はそのアインハルトに膝枕されているんだ?」

 

「だ、だだだだだだだダメでしたか!?」

 

「ダメじゃないダメじゃない!!気になっただけだから今にも泣きそうな顔はやめろ!!」

 

(え?今も表情変わってないよね)

 

(きっとレオン先輩たちにしか分からないんだよ)

 

ヴィヴィオの友人であるコロネとリトが何やら囁いているが今の俺に気にする余裕はなかった。

 

「コロナです!」

 

「リオです!」

 

もうコロ&リオでいいよ。

そっちの方が覚えやすいし。

それよりも俺は無表情ながらも泣きかけているアインハルトを何とかなだめなければ。

戦闘の時は精神力高いのに何でこういう所は弱いかなぁ!?

 

そんな風に騒いでたらいつの間にか空港について…い…た……。

 

「?どうしたんだいレオン?」

 

「……る」

 

「え?」

 

「帰るううううううううううううう!!」

 

「あっ!やっぱりこうなりやがったか!みんなも手伝ってくれ!!」

 

いやだあああああ!!

次元を超えるのは嫌だ!!

このくそ兄貴こうなること見越して俺に行き先を教えやがらなかったな!!

次元船で移動するのが大っ嫌いな俺に黙ってやがったな!

 

「な、なんでレオンさんはこうなってるんですか!!?」

 

「ぼ、ボクにもわから、ちょっ!ウナギみたいに動くな!!」

 

「落ち着いてくださいレオンさん!!」

 

あんな変な空間見るくらいなら戦場に行った方がましだ!

無限書庫で仕事してた方が遥かにましなんだよ!

それなら無限書庫のチキチキ大運動会~黒い提督の依頼~に参加してた方がましだあああああ!!

 

「こいつ以前第97管理外世界に行った時に次元船に乗った時にちょっと揺れただけで大騒ぎするくらいの次元船嫌いなんだ!なんでも周りの空間が歪んでるのを見るのが嫌らしい!」

 

「たすけてえええええええ!!」

 

助けてください。

今ならゴリラ先生でもいい。

誰か、俺を助けてください!!!

 

 

***

 

 

「やっと着いた……」

 

「アインハルトさんが居なかったら乗った後もずっと騒いだままだったんだろうな……」

 

「よかったですね!アインハルトさん!」

 

「…………はい……」

 

(なにこの人、まっかになっててものすっごい可愛い)

 

アレからフェイト、高町さん、クインの三人の砲撃を受けた俺は次元船に乗せられた。

途中で気絶から回復して大騒ぎになりかかったがそのたびに何人もが協力して止めてきて、大きな騒ぎは怒らなかった。

その後どうやって椅子の改造したのか知らないがアインハルトにずっと膝枕をしてもら維精神の安定をはかっていた。

なんかものすごく柔らかかった。

シャマルの膝枕を思い出して昔の夢も少し見た。

ただ帰りもあの船に乗るのかと思うと今にも鬱になりそうになる。

 

「死にたい……」

 

「物騒なことを隣で呟かないでくれよ。せっかくの自然が台無しじゃないか」

 

確かにこの自然はいい。

ガルヴァに居た時を思い出す。

あそこもここくらい静かだったしなぁ。

それで目の前にいるような武人みたいなやつらがいっぱいいて、その筆頭がシグナムで……。

 

「武人!?」

 

地球の仮面をつけたライダーとNINJAを足したようなやつが現れとっさに構える。

よく見るとアインハルトも構えていた。

 

「あー!アインハルトさんごめんなさい!大丈夫です!

 

「あの子は……」

 

言わなくても分かる。

あのたたずまいはきっと只者ではないだろう。

戦ってみたい。

 

「ちょっ!やる気にならないで!その子はわたしの召喚獣で大事な家族なの!」

 

「すみませんでした。よければお名前を」

 

「あ、あのレオンが、敬語……!?」

 

失礼だなクイン。

言っておくが俺は敬語は完璧だぞ。

クラウスに散々仕込まれたからな。

思い出したらむかついた。

ヴィータの奴、散々見て笑いやがって……!!

 

「へっ!?あっ、えと、ガリューっていうんだけど……」

 

「ガリューさん、機会があればぜひ俺と戦ってください」

 

こくっと頷いてガリューさんは去っていった。

強い、それもおそらく自分と同じタイプの強さを持った人の登場に喜びを隠せない。

これだけでもここに来た価値はあった。

 

 

そうして俺達の有意義な四日間が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ずっとここでガリューさんと戦っていてぇなぁ」

 

「きちんと帰るからね!」

 

 

 




三日連続更新。
もうすぐテストがあるのでそのストレスの発散として書きまくってます。

流石に明日は更新しないと思います。

それではまた次回!
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